実力テストについて思ったことをさらっと書いていきます。
※中途半端な状態です。
目次
何回受ければいいか
実力テストをどれだけ受けるかは個人の自由です。
ただ、受ければ受けるほど良いというものではありません。
受験勉強に必死になり、毎日毎日勉強に明け暮れている子であれば、月に1回のペースで受けても無駄になることはないと思いますが、それは少数派だと思います。
必要な時期に適度な回数を受ければ十分ですし、そうしたほうが成績を伸ばせます。
私の塾でも生徒に実力テストを受けさせようと思えば、中学3年生なら最低でも年に10回は受けてもらうことができます。
しかし、そんな無駄なことはさせていません。
もし、あなたが何も考えずに実力テストが開催されるたびに受けようとしているのならば、「何のために受けているのか」「受けて意味があるのか」を考えてください。
仮に実力テストを受けっぱなしで、復習を一切しない、したとしても1時間程度、そんな状況ならほぼ確実に受験をすることが無駄になっています。
公立高校受験のために年に10回も実力テストを受けさせるようなことは、受験を熟知している塾講師ならしません。
実力テストの利用法を自分なりに考えてください。
復習しないなら受ける必要なし
福岡県には「フクト」と呼ばれる福岡県内の公立高校を受験する子たちが受ける模試があります。
上でも簡単に書きましたが、そんなに頻繁に受ける必要性はありません。
学校でも実力テスト(フクト)が複数回が行われ、塾でも実力テストを受る。
そんなことをしてどれだけ復習ができるのでしょうか。
偏差値60以上を超える子でも、その大半が実力テストの結果だけを見て復習をまともにしません。
ましてや、偏差値50前後の子が模試を頻繁に受けても、結果に一喜一憂するだけで終わるはずです。
事前に対策をして今まで習ったことを復習したり、テスト終了後に時間をかけて復習をするなら受けても構いません。
受験直前期で日常の時間を、ほぼ勉強時間に充てられるなら受けてもいいですが、少なくとも中学生の9割は10月の時点ではまだまだ受験へ本気モードに入りきれていないはずです。
実力テストは受けっぱなしになるのが落ちです。
受けっぱなしになるだけなら、実力テストを受けることはプラスどころかマイナスです。
「実力を知りたい」と思う子もいるかもしれませんが、そんな頻繁に実力を測っても意味がありません。
実力テストを受ける意味を履き違えないように。
親も無理に「テストを受けに行きなさい」などと言わない方がいいです。
復習にかける時間
科目にもよりますが1科目1時間~3時間は必要になります。
状況によっては5時間以上必要になることもあるはずです。
30分程度でさら~っと問題を読み返したり、答えを確認するだけで「復習した」という子は多いですが、それは復習ではありません。
ただの答え合わせです。
実力テストで点数を取るには
簡単に書いておきます。
演習をしなさい
暗記だけでは実力テストで点数を取れるようにはなりません。
読み飛ばしをしてはだめ
多くの子は設問を読み飛ばししています。
「しっかりと読んでいる」という子でも読んでないことが多いです。
読み飛ばしをなくすために、設問を読むときは読んでいる部分をペンで追って下さい。
それだけで、かなり変わるはずです。
受けたテストの復習をしなさい
復習しなければ受けるだけ時間の無駄です。
間違えた問題はなぜ間違えたのか確認しなさい
復習をするのは当然
復習は知識が足りないと思ったら知識の暗記
間違えた問題はなぜ間違えたのかを確認