昨年度の入試で元教え子が看護専門学校を受験するということで数学を教えた

ということを塾の方のHPに書いたら

教えてくださいと言うコメントがあったので書いておきます。

結論から言うと

私は高校数学を、たとえ専門学校の入試問題レベルだとしても、教えるだけの知識と技術はないので教える予定はありません。

元教え子にも「高校数学を教えることはできない」と一度断らせてもらっています。

どうしてもということだったので、最終的に受け入れさせてもらっただけです(その子は体験で2週間ほど家庭教師にお願いしていたみたいなのですが?????だったらしく、だったらうちの塾で、となったみたいです。でも、家庭教師ではなくはなく、結果私の方を選ぶなんて…。私より教えられない人がどうして家庭教師として高校の数学を教えられるのか‥‥不思議ですね)。

 

基本は独学

専門学校受験に私はそこまで関心がなかったのでよくわからなかったのですが(今でもよくわかっているわけではありませんが)

これをきっかけに少しだけ調べることになりました(複数の専門学校の過去問を確認したり、専門学校受験の数学・国語の本を10冊近く買ってどのくらいのレベルの問題が出されるかを調べた)。

 

専門学校の一般入試は大学のそれと比べるとかなり簡単です。

なのでわざわざ塾や家庭教師を利用してまで受験する必要はないと思います。

高校1年の時に数学Ⅰ・Aでやっても全く分からなかった・・・

ということがないのなら、間違いなく独学で何とかなります。

困るのは専門学校受験用の参考書が少なく、それをやったとしても、自分が受験する学校の問題傾向に合わせた勉強ができているかどうか分からないことだと思います。

だから

あ~、一人ではできない

だから塾に・・・となるのだと思いますが

おそらく専門学校に合わせた指導をしてくれる家庭教師や個別指導塾はほぼないと思います。

 

私は元教え子が私を頼ってくれたので、教えるために専門学校の受験がどういうものなのかをある程度時間を使って研究しましたが、個別塾の担当講師や家庭教師が時給が発生しない授業時間外に何時間もかけて授業準備をしてくれるとは思えないので、うわべだけの指導をする可能性は高いと思います(専門学校の受験のことを全く知らない人が受験がどういうものなのかを知り志望校に合わせた指導をできるようになるには1・2時間くらいの事前準備では不可能です。私の場合は、実際にどれくらい準備をしたかは分かりませんが、最初の授業前の1週間はその準備ばかりしていたので、少なくとも20時間以上は準備に時間を使ったはずです。高校生に数学を教えたことがない私がこの程度の準備では本来は生徒に対して失礼になりますが、時間が限られていたので可能な範囲で準備をしました)。

だから、体験した家庭教師の授業を受けても????になったんだと思います(高校生に数学を教えるのだから、どう考えても私より数学はできるに決まっているはずなのに、私よりもダメだと思われたのは、相性の問題か事前準備不足くらいしか考えられません、後あるとすれば単純に教え方が下手くらい)

なので、仮に専門学校受験の対策のために塾・予備校を利用するのなら、看護専門学校の研究をちゃんとしているところを選ぶようにしましょう(そこらへんのフランチャイズ個別指導塾や家庭教師では対策といいながら対策になっていないことをさせられる可能性が十分考えられます)。

推薦入試を考える

専門学校は早い時期から推薦入試を実施しているので、専門学校に行くことが確定しているのなら一般入試ではなく推薦で受験したほうが絶対にいいです(一般入試より推薦の方が合格しやすいです。というより推薦なら入学後にやっていけないと思われない限り、ほぼ合格できるはずです)。

看護専門学校の一般入試を受ける人はおそらく、大学の看護科を第一志望にしている子が滑り止めに利用するものだと思います。

 

 

看護大学受験の英語なら時間に余裕が持てるようになれば教えるようになるかもしれません(中学生の数学の授業を私以外の講師にお願いすることができれば、そのときは平日に高校生の英語の授業ができるようになるので、そのときは)。