集団塾か個別塾かで迷われている場合は参考にしてください。

塾に通う必要性

 

中学生で個別を利用したほうが良い場合

塾を利用するなら「集団授業塾」を利用したほうがいいと思うのですが、

個別指導塾を選んだほうがいい場合もあります。

学校の授業についていけない

必死に勉強をしているのに学校の授業についていけない場合、塾を利用するなら、個別指導塾の方がいいです。

学校の授業についていけないのであれば、塾で集団授業を受けても同じです。

かえって負担が増えるだけで、成績が劇的に伸びることはないと思います。

 

では、個別指導塾を利用するとして、どんな種類の塾を選んだほうがいいのでしょうか?

勉強が苦手な子は

テキストを与えられそれを解いて答え合わせで終わり

ではなく

できなくなったところまで戻ってやり直しをしてくれる塾を探してください。

必死に勉強をしているのに学校の授業についていけないのは基本の基本が身に付いていない可能性が高いので

自分の学年の勉強をするのではなく、できないところまでさかのぼって勉強をする必要があるからです。

時間的都合が合わない

塾に通いたいけれど集団授業だと時間帯が合わない。

この場合は、ある程度自分の都合で時間を決められる個別指導塾を選ぶのはありだと思います。

しかし、時間的理由でフランチャイズの個別指導塾に通うくらいなら(通うなら評判のいい個人経営の個別指導塾)

独学で勉強をできるようになった方がいいと思います。

「独学ができないから塾に通うんじゃ!!」

と言われてしまうかもしれませんが、

最終的には勉強は一人でできるようにならなくてはいけません。

公立中学で習う内容はそこまで難しくないので

市販の参考書を利用すれば定期テストで高得点は取れます。

本当に塾に通う必要があるかないか、しっかりと考えてから決めてください。

周りに人がいると集中できない

人がそばにいると集中できないという子もいます。

わざわざここに書く必要もないと思いますが、

このような子は集団塾には向きません。

個別を利用するのもありな場合

無理に個別を利用する必要はないが、利用する価値がある場合があります。

自習室を利用する

週1コマとっていれば自習室を自由に使えるところもあるはずです。

そんな塾を探して勉強する環境を手にするのはありだと思います。

難関私立高校を受験する

中学生で偏差値が60台後半以上でトップ校を目指している子は集団授業の塾に通っていると思います。

もし、公立高校が第一志望であるなら特に個別指導塾を選ぶ必要はありませんが

第一志望が全国的に見ても難関な私立高校を目指しているなら個別指導塾を利用してもいいかもしれません。

 

難関私立高校の問題の中にはどうしても納得できないものが出てくるはずです。

そういう問題をストックしておき一週間に一回、まとめて教えてもらうんです。

 

フランチャイズ塾には難関私立高校の問題を教えられる講師がいない場合もあるので

評判のいい個人経営の個別指導塾

プロ講師が個別対応をしてくれる塾・予備校

プロ家庭教師

などを利用するほうがいいと思います。

高校生の個別指導

学校の授業についていけないから個別指導塾で教えてもらう。

安易にそうする前に、しっかりと考えてください。

学校の授業についていけない理由は何ですか?

中学の時と同じようなことをしていませんか?

 

中学の授業内容は簡単でした。

授業を真剣に受けなくても少し勉強をすればそこそこの結果を出せます。

しかし高校は違います。

高校の学習内容は量も難しさも公立中学と比になりません。

授業に集中しその場である程度理解し、家に帰ってからはしっかり復習する必要があります。

そうしなければ、すぐに授業についていけなくなります。

まともに勉強していないことが原因でできなくなっただけなら

「個別指導塾に通う」

なんて選択をするのは間違いです。

仮に塾に通ったとしても学校の授業をしっかり聞かず、家で復習をしなければ

塾に通っても意味なしです。

もちろん今までやってこなかった勉強を塾で強制的にさせられることで

定期テストの点数は少しくらいは上がるかもしれません。

しかし、それで大学に合格できると思いますか?

自分の意志で勉強ができなければ大学には合格できません。

文系科目に関しては参考書を利用して自分で理解する力がなければ大学には合格できません。

「塾に通えばいい」

という安易な考えはやめましょう。

まずは、自分の力でやってください。

ただし、家では集中できないから自習室を利用するために週に1コマだけ授業を入れる、という利用法はありだと思います。

高校で個別指導