高校数学の参考書はたくさんあるのでどれを選べばいいか迷うという人もいると思いますが

基本的に学校で配布されているものを使うだけでいいと思います。

もし学校で使っているものが難しい(もしくは簡単すぎる)というのであれば

学校の先生に自分の実力に合っているものを教えてもらってください。

 

なお

レベル別に参考書の紹介をしているサイトもありますが

本当にすべての参考書を解いたの?

と思うようなものもあるので

そういう情報はあまり信用をしないほうがいいです。

 

数学に関しては参考書を利用しても解けない場合があるので、

自分で解いていて分からない問題があったらしっかりとチェックしておき、

放課後先生に聞くようにしてください。

 

なお、

基礎問題精講】(新高校1・2年生は新版が出ているのでそちらを)

はかなり基本的な内容になっていますが

白チャートよりは確実に難しく黄チャートと同じくらいの難しさになっています。

数学が得意でない人が独学でやると、解説を読んでもなんでそうなるの?と分からない部分もそこそこ出てくるはずです。

なので基礎問題精講を利用してもいいのは学校の授業についていける人(授業を難しく感じたとしても、解説を聞けばなんとなくわかるというのなら使えると思います)で

授業で何をやっているのか分からなくなってしまったという人は黄チャートを利用したほうがいいと思います(それに問題数が少なく、時間的余裕がない高校3年生が使うことを想定している部分が強いので、高校1・2年生は学校で配布されているものを使うのが基本で、それに難しさを感じるなら「黄チャート」を使う。そんな感じがいいかもしれません)。

なお

白チャートは簡単なので余裕で独学ができますが

教科書レベルより難しい問題が解けるようにはならないので

受験用として利用するのはやめたほうがいいです(完璧にしたとしても入試問題を解けるようにはおそらくならない)。

 

なお、白チャートを読んで自分で勉強をすることができないという人は

中学レベルからやり直す必要があります(ただ、白チャートを読んでも全く分からないレベルだと、他の科目もやりつつ大学入試レベルの問題が解けるようになるとは思えません。少なくとも現役で国立を目指すのあまりにも無謀すぎるので(もちろん1日5時間の勉強を続けられればいいですが、苦手な状態で高校に入った時点で勉強習慣がついていない可能性が高いので、私大に絞ったほうがいいかもしれません)。

 

 

 

なお、高校数学ができない原因は数学そのものが難しいからというだけでなく

文章読解力が不足していることも原因の一つかもしれません。

読解力が原因の場合、ひたすら数学をやり続けたとしても、思うようにできるようにはならず

数学を捨てて私立文系学部に絞らざるを得なくなるのですが

そうならないためにも中学を出るまでに読解力は身に着けておくことを勧めます(読解力を身につけるには授業を受けるよりも要約の訓練が効果的だと思います)

 

高校数学については塾のHPでも簡単に書いているので

気になる人は参考にしてください

高校数学