暗記しなければできるようになりません。

成績を伸ばしたいのであれば暗記をすることが前提です。

暗記は人から教えてもらうことができないことです。

この当たり前のことができていない、やっていないのに

「勉強してもできません」

なんて言う子がいたらもう大変です。

 

勉強ができていない子の大半がこれが原因なので

勉強ができていないならまずは暗記をする必要があります。

英単語・漢字・英文法・国文法・理科社会の用語・算数の計算手順

これらすべて暗記なので教えてもらうのではなく暗記をする必要があります(ただし、英文法・国文法は暗記しにくい部分もあるので教えてもらったほうが頭に残りやすい)

定期テストで平均以下から一気に100点以上伸ばして平均点を上回ることがうちの塾に入ってきた子の中には意外と多く出てきますが

これが原因なんです。

勉強をやってない子に暗記をさせる

そうすれば200点台中盤から300点台中盤くらいにはすぐになります。

だから、平均以下の子が勉強ができないからと言って個別指導塾に通うことに意味を感じません(暗記が原因なのになぜ個別指導塾に通わせるのか?)。

平均以下の場合は勉強をしていないだけなので

別に塾に通う必要までもなく勉強をやりさえすればいいわけです。

勉強の環境がないからできないというのであれば

自習ができる場所を探してそこで一人で勉強をすればいいだけなので無理に塾に通う必要はありません。

個別指導塾に通っていると

週1では伸びないから最低でも週2は通ってくれといわれると思いますが(ツイッターの個別指導塾の講師のつぶやきを見たら個別指導塾に通わせたいと思わなくなるかもしれません。必死に個別指導塾で教えている講師がかわいそうになります)

コマ数を増やすよりも勉強時間を増やせば成績は伸びます(伸びない原因は勉強不足なだけで個別指導の量を増やしたところで勉強をする気がない子にとってほぼ意味がありません)

 

繰り返します

平均以下ならとにかく暗記をする。

暗記をしていなければ平均以下になるのは当然。

個別指導塾に通っても暗記をするわけではないので(個別指導塾で暗記をさせるところもあると思いますが、それ個別指導塾でやる必要ありますか?)

やる気がない子はただ授業を受けるだけで終わるので成績が伸びるなんてことはありません。

勉強をすることが当たり前の環境を子供たちに感じさせる塾であれば

集団授業であっても成績は絶対に伸びます(うちの塾の中学1年生は個別指導塾に通っていないのに学年上位に位置しています)

 

ただ、平均以下から一気に平均点を上回ったからといって急激に実力が上がったという分けではないので

勘違いをしてはいけません。

暗記量が増えたから最低限の結果が出せるようになっただけで、上を目指す場合は暗記中心の勉強から脱出し演習中心の勉強ができるようになる必要があります。

それができて初めて偏差値60前後になります(暗記はできるのに偏差値60を超えられない場合は、推論力が低い可能性があるので、できるようになるにはかなりの時間が必要になるかもしれませんし、場合によっては国立大学の二次試験の問題を解けるようにならないこともあるかもしれません。初めから「できない」と諦めるのはダメですが、相当必死になって勉強をしているのに1年たっても偏差値60を超えられない場合は(私のように中学1年の内容が分かっていない子が高校から本気で勉強を始めたような場合を除き)おそらく、その後必死に頑張ったとしても自分が期待するような結果を出すのは難しいはずです。もちろん絶対ではないですが、できてしまう子は1年必死に勉強をすれば60以下になることはほぼ起こり得ません。なので、そういう場合は自分のできる範囲で頑張り、不得意なところを伸ばそうとするのではなくやれば出来る部分を伸ばすほうがいいと思います)。

 

 

1年以上必死になって暗記をしても公立中学の定期テストで平均点以下になってしまう場合は学習に何らかの困難さを抱えている可能性があります。

この場合は個別・集団どちらに通ったとしても思うように成績を伸ばすせないことがあるかもしれません。