西南学院大学受験対策

西南学院大学の受験対策について、以下の順で書いています。

  • 英語
  • 現代文
  • 古文
  • 選択科目

西南学院大学の情報は以下のページも参考にしてください。

英語

西南英語は英検2級に合格できる人なら8割以上を取ることができます。それくらい簡単です。

しかし、英検2級に合格している人であっても6割以下の人が現実的に多くいると思います。英検2級に合格しているのに西南英語が難しいと感じるのは暗記が不十分だからです。

英検はなんとなく理解していれば、すべて4択問題なので簡単に解けます。西南は記述などがあり中途半端な理解と暗記では解けない問題が多くあります。それが西南英語を難しく感じる原因です。

 英検2級に合格できる実力がすでにある人は英検準1級の勉強をするのではなく西南に合格するために今まで覚えてきた知識を定着させることを心がけてください。英検2級に合格する実力がない人は英検2級に合格できる実力になりましょう。

出題形式に大きな変化はないので20年前の過去問も利用できます。以下2014年度の過去問をもとに書いています。

入試問題

西南学院大学の文法・語法・語彙問題はセンターレベルの基本・標準的な問題がほとんどです。

出題のされ方が異なり難しく感じるかもしれませんが、ネクステなど学校で購入している文法・語法問題集を1冊仕上げれば確実に解けるようになります。できないからと言っていろいろな参考書に手を出さないように注意してください。

なお、西南英語は頻繁に入試問題が変わります。変わると言っても大きな変化はないので対策の仕方を変える必要はありません。

大問1(長文)

西南の合否を左右する問題だと思ってください。内容合致、下線部の意味内容に近いもの選ぶ問題が出されます。

内容合致問題は他の問題を解いてから最後にやるのことを勧めます。

内容合致問題は本文のどこに書かれているのか分かりませんが、他の問題は下線部の前後を見れば答を出せます。それらを先に解けば文の内容をつかむことができます。

内容をつかんだあとに合致問題を解く方が混乱がなくなり落ち着いて問題を解くことができるようになります。

「そんなことをしていては時間が足りない」と思う人もいるかもしれません。しかし、西南くらいの問題で時間が足りないと言っている時点で西南に合格するだけの英語力がないことを証明しています。

西南英語で時間が足りないと言っている人は文法・語法・語彙を暗記し、精読をしてください。問題をひたすら解くだけの多読をしている人もいますが、お勧めできません。長文用の参考書は1・2冊しか必要ありません。参考書を使うより過去問を使うのが基本です。

内容合致問題は選択肢から見るか、問題から見るか、人によって違うと思います。問題によってどちらを先に見ればいいのかが異なります。

西南に限れば、上に書いている通り、すべての問題を解いてから正誤問題に取り掛かるほうがときやすいことは間違いないです。一段落読んだら選択肢、一段落読んだら選択肢というパターンが最も点が取りやすい解き方です。

大問2(長文空所補充)

文法・語彙力を聞いているだけです。長文問題のように思えても実際は文法・語彙問題です。文法よりも語彙を聞いている問題のほうが多いので語彙力を増やせば大方の問題が解けるようになるはずです。

大問3(空所に適切なものを入れる4択問題)

熟語と語法が問われることがほとんどです。難しい問題が出されることはほぼないと思って構いません。1問でも間違えると痛いです。

大問4(並び替え)

空所に適切な語句を入れさせる並び替え問題です。

文法・構文・慣用表現の暗記ができていることに加え、問題を確実に解くには文の構造の理解が必要になります。難しい問題も出されます。1問くらいのミスは気にする必要はありません。仮に半分以上間違えても長文で点数を稼げれば問題ないです。

大問5

大問5は不足する1語を補う問題、文法・語法上の誤りを正す問題、日本語と英文がほぼ同じ意味になるように空所に1語を補う問題が出されます。

並び替え問題は構文の暗記ができていれば解ける問題が多いです。ただし、文の構造を理解していなければてこずるはずです。

誤りを正す問題は文法・構文に加え、文の構造の理解がなければ解けないです。比較的簡単に誤りが分かりますが、中途半端な知識しかない人には難しく感じると思います。

日本文と英文がほぼ同じ意味になるように英文の空所にそれぞれ最も適当な1語を入れよ。という問題は文法・語法・語彙をやるだけで特に対策をする必要はありません。

参考:高校英語が難しく感じる原因
参考:2014年商学部・国際文化学部解説

現代文

西南学院大学は現代文65点です。西南の現代文で高得点を取るには語彙力を付けることが一番大切です。空欄補充問題が最近減ってしまいましたが、それでも語彙力が大切なことに変わりはありません。

文学史の問題は基本的なことは押さえておいてもいいかもしれませんが、私が受験生だったら完全に捨てます。文学史に勉強時間を費やすくらいなら英語の長文や選択科目の暗記をします。

西南の現代文は問題文が短く、読みやすいものばかりです。西南の問題が解けない原因は、語彙力不足の可能性が高いです。

なお、センター試験に似せた模試で点数が取れなくても気にしないでください。センターはスピード(情報処理能力)が物を言うので、西南の現代文とは必要とされる能力が異なります。

市販されている「論理で解く」みたいな本は西南受験にはほとんど意味がないです。

国立や関東・関西の難関私立大学を受験しない、西南が第一志望の人は現代文の勉強時間の9割は語彙力増強にあててもよいくらいです。残りの1割は過去問です。

1学期から過去問を解き始めてください。西南の現代文は①語彙力を増やす、②問題に慣れる、この2点で合格点を取れるようになります。

現代文は過去問中心の勉強をしてください。

文学史の問題が必ず出ますが、覚えないと不安な人以外は捨てても構わないと思います。文学史はたとえ覚えたところで出ない可能性も高いです。

⇒ 現代文の参考書

古文

西南の古文は福大と比べると難しいです。古文単語の暗記だけでは対応できません。ある程度本気で勉強する必要があります。

ですので、古文が苦手で見たくもないという人や、1・2年の頃勉強をさぼっていたため、英語と選択科目の勉強をするだけでいっぱいいっぱいという場合、思い切って捨てるのも作戦の一つです。

ただし、英語・選択科目で150点以上を取る自信のない人は、古文を捨てるのは危険です。

ちなみに、私は古文の勉強を一応していました。しかし、西南の簡単な古文の問題すら最後までまともに解けませんでした。なので、仮に勉強時間をゼロにしていたとしても、西南には合格していたと思います。

文学史は日本史を選択している人にかなり有利になります。日本史を選択していれば勉強しなくても簡単に解けてしまう問題がたくさん出てきます。

逆に日本史以外を選択科目にしている人は全くできないはずです。現代文の文学史は捨てるかどうかは迷いますが、古文は完全に捨てて構わないです。

西南の合格最低点は高いので古文を捨てるというのはかなり冒険になりますが、無謀とまでは言えません。

正答率

西南の古文は合格者でも7割以上取れる人はそこまで多くないはずです。6割(20点)くらいとれれば十分です。適当に解答したとしても10点くらいは取れるはず(運が悪ければゼロ点)です。

それなりに勉強をして20点以上を目指すか、単語や簡単な文法知識だけを覚える程度に10点を目指すか、全く勉強をしないで100%運任せで10点取れることを期待するか。

どうするかは自分で決めてください。

⇒ 古文の参考書

選択科目

日本史・世界史・政治経済はどれをとっても福大と同レベルだと思います。出題のされ方から福大よりも簡単だと思っている人も多くいるはずです。はっきり言って簡単すぎます。

西南の選択科目は数学を抜かせば暗記をすればするほど点数が伸びる可能性が高くなります。過去問で6割取れて喜んでいる人がいるかもしれませんが、西南に確実に合格したいのであれば8割以上取れるくらいになってください。

合格者の大半が7割以上をとれるので6割では合格が微妙になります。

一番お勧めな科目は政治経済ですが、高校2年までに日本史・世界史を本気で勉強した人や、政治経済に全く興味がない人は日本史・世界史を選択しましょう。地理は勧めません。

数学

「数学を選択する人は少ないし、平均点も極端に低いけれど数学を選択しても大丈夫なの?」と不安に思う受験生が少なからずいると思います。しかし、数学が得意な人は数学で受験することを勧めます。

数学を選択する人が少ないのは、文系学部を受験する人が数学を勉強している割合が少ないからです。

平均点が低いのは「とりあえず国立を目指して数学の勉強をしてきたけれど西南も受けてみよう。しかし、日本史・世界史など暗記をたくさんしなければならない科目は勉強したくない」と言った理由で数学を選んでいる人が多いからだと思います。

過去問を解いてみて、「簡単なんじゃないかな?」と思えるくらいの実力があるなら日本史・世界史を選ぶよりも絶対に点数が取れます。

地理

地理が得意(好き)な人が地理を選択すれば高得点を取れるはずです。重箱の隅をつつくような問題が仮に出たとしても、そんなのは解けなくても構いません。受験者の平均点をみても地理が不利になるとは到底思えません。

ただし、「地理大好き」という人でない限り、世界史・日本史を選択するほうが無難だと思います。

地理は最初は面白く勉強ができ、それなりに点数も取れます。しかし、勉強を続けていくと、何を勉強すればいいのか分からなくなる時期がきます。周りの友達が日本史・世界史で偏差値60以上を取っているのに自分は偏差値50台。そのような状況になってしまったら、「地理なんか選択しなければよかった」と後悔と不安が襲ってきます。

なんとなく地理を選択している人は高校3年の6月くらいまでなら間に合うので、日本史・世界史に変更しましょう。

政治経済

西南学院大がの入試はいまだに知識偏重型の入試を行っています。

センター試験のように理解をしていなければ解けないような問題は出題されないと思って構いません。

問題が簡単で日本史・世界史よりも暗記をする量が少ないので点数が取りやすいです。

政治経済に全く関心のない人は日本史・世界史を選んだほうがいいかもしれません。本屋で参考書を立ち読みして「ま、苦にはならないだろう」と思えたら政治経済を選択することも視野に入れましょう。

地理と同じで何が出題されるか分からなくて焦ることがないとは言えませんが、市販参考書と過去問利用の勉強をすれば地理より不安に思うことはないはずです。

政治経済は論述問題があります。論述といっても150字程度の文を書くことしか要求されていないので、特に対策をとる必要はありません。他の選択科目と同様暗記を徹底的にしてください。暗記がある程度終わったら過去問をたくさん解いて問題になれればそれなりの文章が書けるようになるはずです。

⇒ 選択科目の参考書