もうこの時期になったら模試の偏差値は気にする必要はありません。

合格するために何が必要かを考えましょう。

英語

ターゲット1400を完璧に覚える

文型を理解したうえで文法を覚える

ネクステなどの文法書に書いてある熟語・構文などを覚える

ゆっくりとでもいいから一文を丁寧に訳せる

これらができれば、

少なくとも英語は

たとえ進研模試で偏差値50~55くらいでも

西南・福大の問題なら8割くらい取れるようになります。

模試の偏差値は一つの指標になることは確かですが

情報処理能力が求められる模試・共通テストと私大の一般選抜入試は全くの別物です。

 

 

共通テストの試行調査と西南・福大の英語の文字数を比較してください。

どんだけ文字数に差がありますか?

ネットで

「長文の正誤問題は一文を読み直す必要のないよう、選択肢と該当箇所を照らし合わせながらすぐに答えを選べ」

というようなことを書いてあるものを見ましたが

完全に間違いです。

西南の大問1の空欄穴埋めは一問ずつ解いたほうがいいですが

それ以外の西南・福大の英語の長文問題は一通り文章を全部読み、流れをつかんでから問題を解いたほうが結果的に早く解けるようになります。

2回3回と英文を読んでも時間不足になることなんてないのに、なんで時間を気にして「一文を読み直す必要がないように」一つずつ問題を処理しなければいけないのか。

あれを書いた人は

文字数が多い模試やセンター対策としてどこかの誰かがいっていたことを

何も考えずに西南に当てはめているんだと思います。

西南・福大(特に福大)は時間不足で問題が解けないなんてことは普通は起こりません。

「時間が足りない」

なんてことが起こっているのなら基本が出来ていないだけなので、そもそも合格は無理です。

国語・選択科目も

英語だけでなく、国語も選択科目も同じです。

問題が全く違うじゃないですか・・・

それなのになぜ一般選抜で私大を受ける人が模試の結果をいつまでも気にするのか・・・

基本が出来ているなら

やるべきは志望校の過去問を軸にした勉強です。

受験する大学の過去問を解いて、穴があったらそれを参考書で埋めていく。

そうやっていけば

模試の偏差値で60なかったとしても、

A・B判定を取れていなくても

対策次第で西南も福大も合格できる可能性はあります。

合格したいのなら合格するための勉強をしましょう。

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B判定で合格できる?

少なくともD・E判定の人よりも受かる可能性は高いと思います。

しかし、

A判定でも不合格になる人もいます。

一方

E判定でも合格する人がいます。

だから、合否は実際に受けてみて結果が出るまで分かりません。

合格できるかどうか不安なら

模試の判定を気にするのではなく、過去問を見て自分が合格ラインにいるかどうかを確認するほうがいいです。

入試まで残り1か月、合格ラインは300満点中230点程度、

にもかかわらず100点しか取れない

そのような場合は合格できる可能性はゼロに近いです(明らかに実力不足なので、そのレベルで受験しようと思っていること自体が間違っている)

180~200点くらい取れているのなら合格の可能性はあります。

合格ラインが230点なら100点だろうが180点だろうがどちらもEになると思いますが

前者は合格の可能性がゼロに近いE判定

後者は合格の可能性が十分考えられるE判定

です。

模試の判定は本当にあてにならないので、合格の可能性があるなら最後まで頑張ってください。

判定を気にするのではなく

何をやれば合格に近づくか

自分で考えてください

入試まで残り3カ月あるなら努力次第で信じられないくらい成績は伸びるはずです。

たとえ残り1か月だったとしても可能性はゼロではありません。

最後まであきらめずにやるかやらないか。

それが合否に大きな影響を与えます。

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