予備校って勉強ができない人ができるようになる場所じゃなく、勉強ができる人が得点力を上げる場所
というツイッターのつぶやきを見た。
「勉強ができる人」というのが「そこそこ成績が良い」という意味なのか「必死に勉強ができる人」のどちらの意味で使っているのかはわからないが
後者の意味で言っているのなら、その通りだと思う。
私は現役の時に河合塾のグリーンコースを利用していたが(今の私なら、現代文の授業を除き、絶対に通わないが、当時は予備校に通わないと合格できないと思っていた。予備校はあくまでも何をやればいいかわからない受験生が利用するもの。定期テストレベルの内容が分からないような人は予備校だろうが個別指導塾だろうが、通ったところでほぼ何も変わらないので、塾に行く前に勉強習慣をつけるべき)
私についていたチューターはレベルの低い子しか受け持たせてもらえていなかったらしく(お金を払えば受講できるクラスに入った子だけを受け持っていたので、選抜クラスの子の担当になることはないとのこと)
私以外の受講生は誰一人福大にすら合格できないレベルだということを聞いた(私は高校3年4月のときしばらく模試を受けていなかったので自分の実力がどの程度なのか知らなかったので。誰でも受講できるクラスに入っていた)
私だけは成績が高く、結果を楽しみにしてくれていると・・・
事実私が明治・中央・西南に合格したと報告したとき、私以外は誰一人福大にすら合格できていないと聞いた(こんな情報漏洩今やったらまちがいなく問題になる)。
私が母校のカバンを持ち制服を着て河合塾の廊下を歩いていたら
私に聞こえるような声で
「えっ、あれ○○高校だよね?なんでここにいるの?」とチューター数名とすれ違ったときに言われた(なお、当時うちの母校で河合に通っていたのは私を含め4名だけだったと記憶している。全員福大以上には合格した)
私の母校は当時はそれほどひどかった(ちなみに南区にある私立高校ではない)。
何が言いたいかというと
私が通っていた超底辺校よりは少なくともレベルの高い高校に通っている受験生ですら
福大にすら合格できなかったということ(何のために予備校に通っているのか意味が分からない状態)
予備校に通うだけで合格できるのなら、だれも苦労しない
こんなの当たり前なのに
1日1・2時間程度の勉強では福大ですら合格できないのは当然なのに
1日まったく勉強をしない、受験直前数カ月だけ3・4時間勉強した程度で
「かなり努力したのに合格できなかった」と抜かす受験生
全く理解できません。
合格したかったらやれよ!!
高校生を対象にした授業をしている塾講師はほぼ全員このように思っているはずです。
大学受験がどういうものなのか知らない受験生があまりにも多すぎるんじゃないかと思います。