センター英語で100点にも届かない人が短期間で点数を伸ばす方法・・・
目次
80点から150点
残念ですが、80点くらいしか取れない実力から
1日10時間の勉強を英語にそそぐことが出来るなら可能かもしれませんが
一気に150点を取れるようになる方法・裏技・テクニックなどありません。
そんな方法があるならみんながやっています。
点数を伸ばしたいなら時間をかけて勉強してください。
1・2か月前に合格ラインに達していなくても本番までの努力次第で合格できることは普通にありますが、
それまで努力をほとんどせず、志望校に合格する力がゼロに近い
例えばセンターで150点前後が合格ラインなのに、現時点で80点しかとれないような実力
では、どうあがいても1か月ではどうにもなりません。
短期間で点数を上げる方法
すでに書いた通り
そんなものはないので、普段から英文を読み込むしかありません。
で
いつもなら終わらせるのですが、
そんなことは分かっているから、それでも短期間で何とかならないかということなので・・・
センターで点数を取れない大きな原因は「80分という制限時間」です。
ゆっくり読んでいたら制限時間内に間に合わない
スピードを上げて読んだら内容をつかめない
あと20分あればもっと点数が取れるはずのに・・・
時間が足りないから100点以上取ったことがない
そのように悩んでいるのなら、配点と問題難易度を考えて何に力を入れるかを考えてください。
そうすれば、点数が伸びる可能性がないとも言えません。
※ 無制限で解いても100点未満の実力しかない場合は1か月では本当にどうにもなりません。
第1問(発音)
第1問:発音(7問×2点=14点)
仮に模試などで発音問題が7問中2・3問しかあっていないのなら、時間をかけて解くのはやめるべきです。
正解する可能性が低い発音問題に20秒も30秒も掛けて時間を無駄にするくらいなら、さっと眺めて、「なんとなく」で答えてください。
仮に全部間違えてももともと2・3問しか正解しないのだから全く痛くありません。
それに、「なんとなく」で答えても2・3問は合うはずです。
初めから間違えてもいいと割り切って7問を1分以内で終わらせる方がいいです(そもそも発音は時間をかけて解く問題ではなく7問で1分で終わらせるのが当たり前なのですが)
第問2(文法)
第2問A:文法(10問×2点=20点)
第2問Aも発音と同じです。
文法が苦手で1問に1分以上かけて5問前後しか合わないのなら
1問20秒×10問=200秒(約3分)で終わらせた方がいいです。
文法は悩んだ時点で正解に達する可能性が低いです。
そのような問題を2・3分かけて仮に正解だったとしても、わずか2点しかプラスになりません。
2点のため、100%正解になるか分からない問題にそんなに時間をかけるのはもったいないです。
第2問B:並び替え(3問×4点=12点)
30秒ほど考えて答えが出ないと思ったら適当にマークをして次の問題。
出来そうと思った問題でも2分以上はかけない(時間を使ったのに解けそうにないと思った場合も潔く適当にマーク)
3問で5分以内に終わらせる。
並び替え問題を1問解くのに3分くらいかけている人がいるかもしれませんが、そんなことをやっては時間が足りません。
配点が高いのに結構解きやすい問題が後半に出てくるのでそれに時間を回すべきです。
並び替えに苦手意識があり、模試でも正答率が極端に低い場合は問題を見ずに初めから捨てても構いません。
第2問C:応答完成文(3問×5点=15点)
これも文法が苦手な人は時間をかけても正解に達さないことが多いです。
できないと思ったら割り切って第3問に移ってください。
要は、大問1・2で30分かけようが10分で終わらせようが、点数に大きな違いがないと思うのなら、配点が低い大問1・2を割り切って解き、大問3以降の読解に時間を回せというわけです。
これによって点数が確実に上がるとは言えませんが、
今まで受けてきた模試の大問1・2の正答率が5割に達していないのなら、点数が伸びる可能性はあるはずです(下がる可能性がないとは言えないので、どうするかは自分次第)
第3問以降(読解)
問題4のBはTOEICのような問題で情報の処理がすぐにできなければ、時間をかけたのに正解に達さないということになります。
なので、英語が苦手な人は捨てたほうがいい問題だと思います(問題を見ずに適当にマーク)。
残りは問題を見て解きやすそうな問題から手を付けてください。
いつもというわけではありませんが、第3問のB(3問×6点=18点)と第5問(5問×6点=30点)は英語がそこまで得意ではない高校生でも解きやすい問題が出されることが多いです。
次に解きやすいのが第3問のA(3問×5点=15点)
その次に解きやすいのは第4問のA(4問×5点=20点)
さらにその次が第6問(6問×6点=36点)
これらに時間をたっぷりかけ80点くらいを確実に取れるようになれば、100点を超える可能性も出てくるはずです。
演習に最適の問題集
間違いなく河合塾のマーク式総合問題集です。
解説が詳しいので復習がしやすいです(詳しいとは言っても読解用の参考書ではありません、他のマーク問題集と比べてのことです)。
他にもセンター対策用として出されている参考書がありますが、複数を買うのではなく河合1冊を繰り返すべきです。