福大特有の問題
目次
できない原因は?
正誤問題はある程度解けるのに
穴埋め問題になると解けない・・・
このような状況にいるとすれば
原因は読解力にあるわけではありません。
単に問題の解き方を知らないだけです。
穴埋め問題は文脈で解くか文法で解くかのいずれかです。
読解ができるのであれば文脈で解くパターンの穴埋めはできると思うので
できない原因は文法
文法を無視している
可能性が高いです。
あの問題は、文法的に絶対に入らない選択肢が6・7個あることもあります(ごくまれに文法的に1つしか入らないときがあります)。
それが分かれば、2・3個の選択肢の中から文脈に合うものを選べばいいだけになるので
簡単に解けてしまいます。
文法軽視の勉強を止め
品詞・文型の理解に勤め普段勉強していれば
かなりの確率で満点が取れるようになります。
読解が苦手
読解が苦手で確信をもって正解の選択肢を選べるものが1・2個しかない
という場合は
読解にも文法にも問題があるので
両方とも頑張れ
としか言えません。
読解ができるようになるには文法の理解が絶対に必要なので
まずは文法の勉強をし、ある程度理解が進んでから読解の対策をしてください。
解き方
自分があの問題を解くときは
空欄の前後だけを見るのではなく
すべて読んで文の内容を把握します。
空欄に差し掛かったら、意味的に入りそうな選択肢を探す前に
文法的に入るか入らないかを確認し
絶対に入らない選択肢を排除します。
残った選択肢を見て文脈で正しいものを選ぶ。
そうすれば、あの問題で点を落とすことはまずありません。
ある程度の読解が出来ているなら
あとは文の構造を確認するだけで、あの問題で点を落とすなんてことはまずありません。
単に訳から解こうとするのではなく
文の構造を捉えるようにしてください。
そうすれば、本当に簡単に解けるようになりますよ。
※ ある程度読解が出来ているのなら文の構造を把握できているに決まっているので、穴埋め問題で文の構造を把握できないのであれば、読解はできている、と勘違いしているだけです。
空欄穴埋め問題は簡単
上に書いた通り、この問題は実質文法を問われていることも多くあります。
読解力があり文法も分かっていたら、満点を取れて当たり前の問題です。
波があるなんてことはありません。
波があるとすれば、それは実力がないことを意味するだけです。
文章の内容に合うものを選ぶ問題も
10個の選択肢の中から4つを選ぶわけなんだから、適当にやっても2個正解してしまうなんてことは頻繁に起こります。
西南と異なり、明らかに正解・不正解が分かる選択肢が大半なので、実力があればあの問題も満点を取れて当然です。
過去問を解くときは、単に○×を付けて終わらせるのではなく
なぜ○なのか、なぜ×なのか
そこまで考え、説明できるようになる
そういう訓練をせずに、ただ説くだけに終わっている人は合格が運に左右されるわけです。
来年の受験生は
合格したければ、合格するために何が必要なのかを考えてください。