福翔の特色化選抜だけとびぬけて倍率が高くなったので書いておきます。
目次
基準が低い
筑紫中央高校は定員が88名だったのに対し、志願者が49人、合格者45人
人気校であるにもかかわらず志願者数が定員に満たない状況になりました。
これは、志願する条件が厳しいから起こった現象です。
一方、人気校であるにもかかわらず条件が甘かった福翔に志願者がたくさん集まりました。
これは志願条件かなり低かったことが影響していると思われます。
推薦入試だった去年までは、校内推薦があったので受験者が100人ちょいしかいないということもあり受験すればほぼ合格できました。
しかし、今年は、今までなら校内推薦で不合格になっていたであろう子たちも志願できたので
志願者277名というとんでもない状況に・・・。
どれくらい合格者がでるかかなり気になっていたのですが、結果110名合格。
今までと同じくらいの合格者数しか出さなかったので倍率が2.5倍となり
公立高校入試ではあまり考えられないような倍率になってしまいました。
高校としてもここまで多くの志願者が出てくるとは思っていなかったはずなので、来年からは筑紫中央のように受験条件を厳しくしてくるはずです。
ただ、スポーツができる子を発掘したいという理由で今回のような条件にしているのなら今回と変わらないかもしれませんかね・・・?
277人という数も、もしかしたら高校側としてもそこまで負担はないのかもしれないし・・・。
しぼるとすれば「市大会出場」とかか、何らかの大会で個人的に一定の記録を出しているとか?そういうものにするんでしょうかね?
来年の条件がどうなるか、少し楽しみです。
志願者全員合格
今までの推薦入試で受験したらほぼ全員が合格できていた高校は特色化選抜になっても全員が合格できているところが多いですが
中には、推薦入試のときよりも志願者が大幅に増え、倍率が高くなっているところもありました。
ただ、後者の場合であっても、合格難易度は依然とあまり変わっていないと思います。
今までは校内推薦に合格した子だけが受験をしていたので、志願者数が絞られていたということもあり受験した全員が合格していただけで
実質誰でも受験できることができる特色化選抜は、校内推薦のふるいにかけられず
受験する前から合格の可能性が相当低い子がかなりの数を占めていたはずだからです。
来年特色化選抜で受験を考えている子は
合格したらラッキー
不合格になっても気にしない
くらいな感じで考えておきましょう。
内定者が出る前に書いた内容
福翔高校の特色化選抜だけ以上に倍率が高くなってしまいました。
不安に思う子もいるみたいです。
残念ですが福翔の定員は320名です。
さすがに特色化選抜だけで200名を超す合格者を出す可能性は考えにくいです。
仮に例年一般受験で倍率が1倍を下回る高校だったら、大幅に定員を上回る合格者を出すかもしれませんが
福翔は一定の人気がある高校です。
定員を大幅に上回る200名の合格者を出すことはまず考えられません。
仮に特色化で200名以上の合格者を出してしまうと
一般入試で120人くらいの合格できなくなるからです(学力の高い子を入学させなければ、実績を出せなくなるから。特色化選抜だと定期テストはできても実力テストが全くダメ、という子かどうか判断できない)
福翔の推薦入試は今まで受験すれば不合格になるほうが難しかったですが
今年は逆に、特色化選抜の中ではとびぬけて合格するのが難しくなりました。
福翔に特色化で合格をしようと考えていた子は
一般入試での受験を視野に入れておいた方がいいかもしれません。
結果はふたを開けてみないと分かりませんが
277名中、合格できるのは半数くらいになるんじゃないかと思います。