ありあけ新世高校についての詳細情報をまとめています。

偏差値・内申点

受験生は、偏差値40~50までが多くを占めます。

偏差値43以上あればほぼ確実に合格できています。

内申点は25以上あれば問題ないです。

2016年3月に実施された入試から定員が40人減りました。逆に受験者数は前年より増えました。

それにより、倍率が1.41倍(実質倍率は1.7倍近く)になり、かなり合格が難しくなったはずです。

2018年度は2016年度よりも難しくなりました。

参考:福岡県高校入試情報
参考:筑後地区の公立高校偏差値一覧
参考:偏差値は参考程度
参考:通知表・内申点の仕組み
参考:公立高校志願倍率の仕組み
参考:第10学区の過去の倍率

平成31年度の定員・実質倍率

平成31年度の志願状況は以下の通りです。カッコ内は昨年度。

  • 入学定員  :160(160)人
  • 合格内定  :74(78)人
  • 一般合格枠 :86(82)人
  • 一般受験者 :89(144)人
  • 一般倍率  :1.03(1.76)倍
  • 難易度   :かなり易化

定員160名に対し78名の内定者がいるので一般入試では86名が合格できます。

中間発表後、志願者が3人減り163名になりました。

一般入試は志願者163名から内定者を引いた89名が受験予定なので、実質倍率は1.03倍(不合格になるのは3名)です。

昨年度は名目倍率が1.39倍でしたが、推薦合格者が多いので一般入試の実質倍率が1.76倍と合格するのが相当難しくなったようですが、今年は名目1.02倍、実質1.03倍とよほどのことがない限り合格できるようになりました。

昨年度は偏差値40台中盤でも相当数が不合格になっていましたが、本年度は40台前半でも大丈夫なはずです。

合格最低点・ボーダー目安

2019年度は

倍率が低いので何点取れれば合格なのかは予想がしにくいです。

偏差値30台後半(平均点が160点であれば110点前後)になるとさすがに「絶対に合格できる」と自信を持って言えませんが、110点くらいとれていれば、内申書に問題がなければ合格の可能性はものすごく高いと思います。

学校情報

平成30年から制服が新しくなったようです。

科目

普通科(国語・数学など)と専門学科(工業・商業・農業・福祉など)115の分野の選択科目の中から授業が選択できます。

パンフレットに面白そうな学科が紹介されていたのでここにあげておきます。

パンの製造を中心とした食品加工の言率方法について学習する、パン職人の技科目。

陶芸の文化伝統について学び、実際に自分で作品を制作する、陶芸教室

「介護職員初任者研修」の資格取得も可能な、介護福祉基礎。

動物病院の獣医師の先生がペット動物の接し方や病気について学ぶ、ペット入門。

漫画の基礎知識・技術を身につける、漫画入門。

こんな授業を受けられるなんて魅力的ですよね。

てっぱん部

お好み焼き(ダゴ)で地域おこしをしている部活(日本で唯一)があります。こんな部活があることはすべての高校を調べなければ分からなかったでしょう。

てっぱん部特性オリジナルお好み焼きには「こんダゴ(角切り味付けこんにゃく入り)」、「のりオコ(生地に有明海産の海苔が入っている)」、「麺inブラック(石炭をイメージした食用竹炭で生地が黒い)」があるみたいです。

出店も定期的に行っているようで、みやま市のイベント「鯉恋来」、「くらなが祭」、「帝京大学祭」などに参加しているみたいです。

部活

  • 硬式野球
  • ソフトボール
  • バスケットボール
  • サッカー
  • 陸上
  • バレーボール
  • バドミントン
  • 硬式テニス
  • ソフトテニス
  • 弓道
  • 卓球
  • ダンス
  • 茶華道
  • 書道
  • 美術
  • 演劇
  • 放送
  • 写真
  • 手芸
  • 農業・エコクラブ
  • てっぱん
  • ESS
  • 吹奏楽
  • ライセンス研究
  • 漫画研究
  • 軽音楽同好会
  • 韓国文化研究会

所在場所

ありあけ新世高校」は福岡県大牟田市大字吉野1389−1にあります。「JR鹿児島本線吉野駅から徒歩4分、大牟田線倉永駅から徒歩7分なので、電車通学も比較的楽だと思います。

在校生数

H30年5月現在の在籍生徒数(左男子・右女子)は以下の通りです。

  • 1年:27名・133名
  • 2年:27名・127名
  • 3年:29名・130名
  • 合計:83名・390

H29年は以下

  • 1年:29名・131名
  • 2年:29名・131名
  • 3年:48名・143名
  • 合計:106名・405

※H28年4月入学(現3年生)の生徒から定員が40名減り160人になりました。

合格実績

生徒の3分の1前後が大学に進学しているみたいです。

総合学科でありながら大学進学を目指す「進学強化クラス」が設置されているので、個人的には筑後地区で一番気になる公立高校です(高校や通っている生徒を見たことがないので何とも言えませんが)。

勉強をするかしないかは本人次第なので、総合学科で学びながら大学に進学したいと思えば大学進学を目指してください。

専門学校で自分の興味のあることを学びたければそちらに進めばよいと思います。もちろん、就職でも構いません。

受験勉強をするのが苦手なら勉強以外の道を探して努力をすればいいだけです。