大学入試だと多くの大学が合格最低点を公表していますが

公立高校入試では公表されているんでしょうか?

公立高校入試のために何をすべきかを知っていたい中学1・2年生は「高校受験対策」を参考にしてください。

合格最低点は分からない

合格最低点は合否結果が出るまで不明」に書いてある通り

合格最低点は受験が終わって合格発表がされるまで分かりません。

だから

受験が終わった後

今年の合格最低点はどれくらいですか?

なんて聞いても、誰にもわかりません。

合格最低点はあくまでも

受験前に合格の可能性があるかないかを確認するために利用するものだと思ってください。

 

ところが福岡県の公立高校入試の合格最低点は公表されていないので

過去問を利用して自分が合格できるかどうかを確認しようにも無理なんですよね・・・。

入試本番の結果だけでなく

不透明な内申点の制度があるので

公表しようにも出来ないのが現状というわけです。

こんな状況なので

何点取れば合格するかなんて誰にも分からないのですが

それでも

何点取れれば合格の可能性があるのか

ある程度の目安が欲しいという子は多いはずです。

そのような子は以下の内容を参考にして下さい。

モチベーションをあげる

直近5~7年分くらいの過去問を入手できると思います。

まずは一番古い年度の問題を解いてみてください。

解き終わったら自分の点数と平均点との差を確認です。

平均点は「福岡県公立高校入試」で確認してください。

仮に

平成28年度の問題を解いて自己採点をすると140点だったとします。

あなたが偏差値50の公立高校を受験するとしたら

平成28年の平均点は168点なので

あと30点くらい点数を伸ばさなくては合格できないことが分かります。

そんなこと把握して何か意味あるの?

と思うかもしれませんが

自分があと何点くらい点数を伸ばすことが出来れば合格できるかを知ることで

モチベーションが確実にUPします。

合格の目安を知ることで

よ~し、

30点上げれば合格できるかもしれないんだ

頑張るぞ!!

ってな感じに確実になります。

でも

あと何点取れれば合格の可能性があるかを把握したくても

あなたの志望校が偏差値60だったら

何点を目標にすればいいかわかりませんよね・・・

 

 

 

安心してください。

ある程度の目安は立てられます。

合格ラインの目安を知る方法

例えば、平成28年度の過去問であれば

偏差値1ごとに×4点をしてください(修猷館・筑紫丘などのトップ校は×4.5点)。

例えば偏差値55であれば、偏差値50よりも5高いので

5×4点=20点

これを平均点の168点にプラスして

188点

これが目標点になります。

もしあなたが過去問を解いて190点くらい取れていれば合格の可能性が高いことが分かるんです。

逆に170点しか取れていなければ合格まで18点足りないので

残りの期間で点数を18点あげるために何をすればいいかを考えられるようになります。

具体的な数字があるだけで確実にモチベーションは上がるので

何点取ればいいのか分からず不安な子は試しに計算してみてください。

 

倍率がものすごく低い高校や偏差値が40台前半の高校は、目安よりもかなり低くても合格できる可能性があります。

平均点が150~165点前後のときは×3.5にしてください。

⇒ 北九州地区(第1~3学区)
⇒ 福岡地区(第4~6学区)
⇒ 筑後地区(第7~10学区)
⇒ 筑豊地区(第11~13学区)
福岡県公立高校の偏差値一覧

あくまでも目安

上で出した数字は単なる目安です

その点数を超えれば必ず合格できる

というものではありません。

また、入試本番の点数だけでなく、内申点が合否に大きな影響を与えます。

あくまでも

目標点が取れれば

その高校を受験するだけの実力がある

ということがわかるだけの指標に過ぎません。

この点は注意してください。

直前期にやるべきこと

直前期になると

あれもしなくちゃいけないこれもしなくちゃいけない

けど何をすればいいかわからない

と迷っていては時間がもったいないです。

合格を近づけるために何をすべきか

落ち着いて考え

今やるべきことをやりましょう。

公立高校入試直前期の勉強法