さっき、うちの塾で勉強をしていた高校1年生と話をしたのですが
高1から本気で勉強をするなら国立を目指したほうがいいし(英語・数学・国語に力を入れろ、ということ)
私立に的を絞るなら早稲田くらいを目標にするべきだと思います。
早稲田なんか・・・と思うかもしれませんが
福岡から出る予定がないなら仕方がありませんが、関東に出てもいいというなら、西南・福大を第一志望にするなんてもったいなさすぎます。
だって高1からまじめに勉強をすれば福大どころか西南だって不合格になるような大学ではないんですから・・・(中には高1から必死に勉強をしても福大に合格できない子もいるとはおもいますが、少なくとも中学のときに偏差値が50以上あったのであれば、個人差はあるにしても勉強が極端に苦手ということはまず考えられないので高1からまじめに勉強をすれば西南に不合格になるわけがない)。
1年で合格できるのになぜ3年も勉強するのか・・・
それなら高校1・2年のときは学校の勉強だけ真面目にして、勉強以外のことにもたくさん時間をかけたほうがいいに決まっています(高校の1年がどれだけの価値があるかは人によって異なると思いますが、個人的には、少なくとも30以上の人の3・4年分の価値はあるんじゃないかと思います)。
10代という貴重な時間を受験勉強に掛けるんだったら、それに見合うだけの大学(大学の良し悪しは偏差値では決まらないといっても、なんだかんだ言って、世の中はどの大学を卒業したかに関心がある)に進学しないとあまりにも時間がもったいなさすぎます。
西南と比べたら早稲田はあり得ないほど難しいですが、やるべきことさえやれば、普通に勉強ができるのなら合格は誰でもできるはずです(早稲田に合格できなかった自分がこんなことをいう資格はないのは分かっていますが、早稲田には「天才」と思える人もいましたが(私はサークルが早稲田だったので明治よりも早稲田の学生の方が知り合いが多かった)、そういう人ばかりではありませんでした(と私が感じているだけで実際はみんな天才だったかもしれませんが)。天才より努力の結果合格している人の割合の方が多かったように思えます。なので努力の方向さえ間違えなければ、天才でなくても高校1年から受験勉強を始めれば誰にでも早稲田に合格できる可能性はあるはずです。たとえ、私のように超超超底辺から勉強を始めたとしてもです。ならば中学のときにある程度勉強をしてきた人なら3年間本気で受験勉強をするなら早稲田にだって十分合格できるはずです)
なので、どうせ勉強をするなら、早稲田を志望校にしちゃったほうがいいかと・・・
ただ、これが高校入試になると話は変わります。
努力型の子が公立トップ校に通うとなると、かなりの確率で学校の勉強についていいけなくなるはずです。
必死に頑張っても偏差値60台前半を取るのがやっと、というのであれば
トップ校は目指すのはいいですが、実際に受験する高校はトップの次か次のところにしたほうがいいと思います。
努力さえすれば学年上位を目指せる高校に入ることでモチベーションが維持できはずだからです。