「中学1年で定期テストの点数が悪ければ学習障害なのか?」

心理士でも医者でもないので私にはわかりません。

ただ、1年の定期テストの結果だけを見て「暗記ができない、計算ができない」と

それだけで勝手に判断するのは危険です。

英単語の暗記は英語に慣れていないことが原因で覚えるのが苦手なだけの可能性があります。

興味がないことは勉強をしていても左から右に流れて頭に何も残らないことも普通にあります。

何百回教えても理解できない、ただそれだけをもって学習障害とも言えません(可能性は否定できませんが)。

ひょんなことから興味を持ち出し急にできるようになることもあります。

多動傾向があり注意散漫、文章を読んでいないのに勝手に設問を解釈して問題を解く子は、あり得ないミスを頻発し、理解が出来ているのに努力が結果に出ないこともあります。

この場合は年を取るにつれ落ち着き始めたときに勉強ができるようになるかもしれません。

また、同じ間違いを繰り返すことでそれを回避するために落ち着いて問題を解くことが大切だと気づいてから急にできるようになることも考えられます。

ただ単に定期テストの結果が出せないというだけで勝手に「勉強ができない」と決められないのです。

 

字が読めないくらい汚い、bとdをいつまでたっても書き間違える、kとyの見分けがつかない、文章を読むときにたどたどしい(区切る場所が分からない)、「なんとなくこう読むだろう」と推測して読む、繰上り繰り下がりが苦手、計算をするときに指を折り数える、などは気になるところですが、もちろんそれだけで勝手に学習障害だなんて素人が判断できるものではありません。

 

逆に、定期テストで平均点以上取れていても、学習障害の可能性を否定できるわけではありません。

意味を理解してなくても暗記さえすればある程度点数を取れてしまうのが定期テストだからです。

設問の意味を理解し解答を出すことが要求される(もちろん暗記さえできていれば解ける問題は多いが)実力テストで極点に点数が悪い場合はなぜ点数が取れないのか注意してみてあげる必要があります。

特定の科目だけがどれだけやってもできないという場合もあるでしょう(特に数学・英語)。

ただ、これもできないと思っていたのに努力を積み重ねることによりできるようになることもあります(何年もやり続けても努力ではどうにもならない場合も当然あるでしょう)。

 

学習障害以外の発達障害は何でもかんでも発達障害としようとする傾向がみられますが、テストの点数は数字で見えるのである程度客観的にとらえられるので

本当に気になるのであれば、検査を受けることも考えていいと思います。

学校や大手塾は大人数の生徒を一度に指導しているので個々の学力状況をつかめていない場合もあるので相談をしても意味がないかもしれません(特に塾講師は点数だけしか見ていないはずなので勝手なレッテルを張られる可能性もあるはずです)。

 

ちなみに、塾講師の中にも自分では気づいていないだけで、実は特定の分野が極端に苦手である可能性を否定できるわけではありません(苦手な部分を他の能力で無意識に補っている、そして苦手な部分が学校の勉強に影響していないだけかもしれない)。

学校の勉強は暗記さえすれば高得点が取れるますし、

実力テストであっても暗記に加え文章を読んで内容を理解できるのであれば、私立大学に合格できる程度は点数が取れます(私立大学には、たとえ早稲田大学にでさえも、特定の科目が苦手で学習障害と診断される人はいるはずです)。