西南・福大を受験する子なら
これくらいの勉強時間を確保してもらいたい
という目安を書いています。
目次
現代文
使う参考書
- 生きる漢字・語彙力:30時間
- 基礎からのジャンプアップノート現代文重要キーワード書き込みドリル:20時間
- 現代文キーワード読解:50時間
- 無敵の現代文記述攻略メソッド:10時間
西南・福大対策になるピンポイントな現代文読解対策の参考書はあまりないように思えます。
「無敵」を利用して文章を読み込む力をつけ、その力を利用して過去問演習に取り組むのがベスト
どうしても読解対策の参考書をやっておきたいという人は「基礎問題精講」を利用してください(しっかりとやり込むには30時間くらい必要)
時間に余裕がある場合「生きる漢字・語彙力」の前に「語彙力をつける入試漢字2600」をしてください。
「2600」は他の漢字の参考書と比べ、倍くらい時間を掛けなければ終わらせることができないかもしれませんが(漢字一つひとつを丁寧に覚える必要がある)、その価値はあります。
現代文がある程度できるようになるには過去問を利用した演習にどれだけ時間をかけるかによりますが、最低でも150時間くらいは必要になるはずです。
しかし、国語は勉強をしても確実に点数を稼げるようになるかは英語・日本史に比べたら個人差が大きいと思います。
150時間の勉強である程度できるようになる場合もあれば300時間やっても大して成績が伸びない可能性も十分考えられます(「無敵」に書かれてあるやり方を実践できればかなり伸びるとは思いますが、誰かの助けなしには実践できない子も多くいるはずです)。
なので、国語の成績を伸ばす自信がない、時間もない、という人は、読解は過去問演習+漢字の暗記に絞るのもありだと思います(夏休み以降に受験勉強を始め現代文がボロボロという場合は、そうするしかないかもしれません)。
※ 実際は現代文の勉強に時間を割く人はそこまで多くないと思います。ただ、現代文はちゃんと取り組めば確実に成績を伸ばせる科目です。受験期になって急にやり始めても英語・日本史の勉強に時間を取られて現代文はおろそかになるはずなので、苦手意識を持っている人は1・2年次にしっかりと現代文の勉強をしておくことを勧めます。
古文
使う参考書
- 望月光の古文教室古文読解編:10時間~
- 望月光の古文教室古典文法編:30時間~
- 基礎からのジャンプアップノート 古典文法・演習ドリル:10~20時間
- 学校で使っている古文単語帳:50時間~
- 大学入試 古文単語速読マスター500:50時間~
読解対策をどうするかは迷うところですが、個人的に西南・福大受験は読解対策をするよりも「マスター500」を読み込むことが最良の対策になるはずです。
それでも、読解対策の参考書をやりたいという場合は「古文入門 読解と演習23」をお勧めします。
ただ、おそらくこの参考書を手にしたら「読みにくい」と思って手を付けられない子が多いはずです。
その場合は「元井太郎の古文読解が面白いほどできる本」か「岡本梨奈の1冊読むだけで古文の読み方&解き方が面白いほど身につく本」を利用してください。
これらに過去問演習を加えて200時間くらいが古文に必要な勉強時間が必要になると思います。
高校1・2年で文法や単語をしっかりと覚えていれば受験期には必要最低限の努力でそこそこの点数は取れるように
古文の勉強が間に合わないという場合は「マスター500」を省いてください。
それプラス過去問演習である程度点が取れるようになるはずです。
「古文は文章を読むだけで苦痛、勉強をしたくない。」と言う場合、西南受験の場合は他の科目でカバーできるなら、思い切って単語の暗記だけにしてもいいかもしれません(お勧めはできないが、やる気がないのならそうせざるを得ない)。
ただ、古文は勉強をすれば英語と同じように確実に点数が取れるようになる科目です。
やらず嫌いで捨てるのはもったいないです。
まずは「望月光の古文教室」を読んで見てください。
読んだら古文を面白く感じられる可能性大です。