親の間違った対応

 何が正しくて何が間違っているかは、考え方によって異なります。

私が正しいと思っていることを、間違っていると思う人は当然いますし、私が間違っていることを正しいと思う人も絶対にいます。

ここでは、私が「違うんじゃないかな?」と思うことを書いていますが、どのように捉えるかは自分次第です。

参考にできると思うことは参考にし、そうでないと思うところは流してください。

  1. 一般的なことが自分の子に通ずるわけではない
  2. 無理をさせすぎる
  3. 親の感情をそのまま口にしない
  4. 一度に多くを求めない

一般的なことが自分の子に通ずるわけではない

世間で耳にする情報を何も考えずに鵜呑みにすることは危険だと思います。

一般的に良いと言われていることが、自分の子供にプラスに働くかどうかを親が自分で考える必要があります。

例えば、塾に入れるかどうか迷う理由が

「周りの子が塾に行っているから自分の子も入れないと不安」

「勉強しないから塾に入れる」

「高校・大学に合格するには絶対に塾に入らなくてはいけない」

というものなら、もう少し考えるべきです。

塾に入らないからといって成績が悪くなるわけではありません、勉強しないのに塾に通わせても無駄です、塾に入らなくても合格はできます。

「成績を伸ばすには塾に入れる必要がある」という勝手な思い込みがあるから上のような考えになるのです。

塾に入れる前に「塾に入れる前に何かするべきことがあるかもしれない」と考えることが先だと思います。

無理をさせすぎる

休憩することなくずっと勉強をし続けることを要求し、少しでも休むと「勉強しなさい」「なんで勉強しないの」という親がいるかもしれません。

自分は何もしないのに口だけは挟む典型だと思います。

休憩ゼロで勉強をするなど普通の人間には不可能です。

「だったら、自分も子供と同じように勉強をしてみてください」と言いたくなってしまいます。

そもそも、休憩なしで勉強をしたら集中力がなくなり、かえって勉強ができなくなる可能性が高まります。

自由に使える時間が5時間あるのであれば、多くても、そのうち3時間くらいしか勉強はできないと思ってください。

「勉強をしろ」というよりも、早寝早起きの手助けをするなど時間管理をしてあげ、自由に使える時間を増やしてあげるほうが良いと思います。

親の感情をそのまま口にしない

勉強を子供にさせたい親は「勉強をしなさい」と口にします。

「勉強をしなさい」と言われて素直に勉強をする子ならそもそも勉強をしています。

「勉強をしなさい」と言わないとしない状況になっている時点で「勉強をしなさい」という言葉は子どものやる気をそぐだけのマイナスな言葉にしかなりません。

ですので、親が思ったことをそのまま口に出すのは止めてください。

頑張っている子に「頑張れ」はダメ?

一度に多くを求めない

まずは勉強の取っ掛かりを作ることが大切です。

「勉強は面白くないし、やりたいことがあるのは分かるけれど、英単語5つか漢字5つをお母さんが用意した。これを覚えるだけなら少しで終わると思うんだけどどっちをやりたい?」と聞くだけで状況は一変します。

2択にすることで今まで何を言っても勉強をしなかった子でも、ほぼ確実に勉強をするようになります。

しかも選択権を子供に与えることで子どもは自分から進んで勉強をしたように思えます。

多くを求めるとやらないので、5分もかからずに終わるような内容でかまわない。

勉強時間がほぼゼロの状況から1分でも勉強をするようになれば本人の中でも変化が起こる可能性がある。

英単語を覚えるだけでも、今まで英語で20点だったものが40点くらいは取れるようになる。そうなれば、「やればできるかも」という気持ちが起こる。

子どもは受験勉強をすることに意味がないと感じている反面やらなければいけないという気持ちもある。

勉強を少しでもやれば、いずれ習慣化される可能性がある。