物理の参考書をリストアップしています。

大学入試対策~独学用参考書の選び方

有名どころ

物理の参考書には

が書いた参考書のいずれかを利用するのが一般的のようです。

橋本淳一郎さんを除き、解説書(基本書)だけでなく問題集も出しています。

仮に浜島清利さんの基本書を使うとすれば、問題集も浜島さんのものを使うのがベターだと思います。

上のリンクはアマゾンにつながっています。

それをたどれば、下で紹介している参考書もすぐにみつかるはずです。

中身を確認しないままアマゾンで買うのは絶対にやめてください(アマゾンではなく本屋で買うことを勧めます)。

橋本淳一郎

  • 橋元の物理基礎をはじめからていねいに
  • 橋元淳一郎の物理橋元流解法の大原則―試験で点がとれる

「橋元の物理基礎をはじめからていねいに」は物理が苦手・超初学者が導入に使うといい。

漆原晃

  • 大学入試漆原晃の物理が面白いほどわかる本
  • 漆原の物理 明快解法講座
  • 漆原の物理 最強の88題
  • 難関大入試 漆原晃の物理 解法研究

「面白いほどわかる本」は解法暗記に向いている、使いやすいと思ったのならこれが最良の基本書になるかもしれません。

為近和彦

  • 為近の物理基礎&物理 合格へ導く解法の発想とルール[パワーアップ版]
  • 為近の物理ノート 基本編 (解法の必然性を学ぶ)
  • 為近の物理ノート 必修編 (最頻出問題53)
  • 為近の物理ノート 難関理工医系対策編 (必然性で解く)

問題集は初学者にはなかなか難しく、物理に苦手意識を持っている人には向かないかもしれません。

浜島清利

  • 浜島清利物理講義の実況中継
  • 物理のエッセンス
  • 良問の風物理頻出・標準入試問題集
  • 名問の森物理

ある程度物理に自信を持っている人が九大・九工大を目指すなら浜島がいいかもしれません。

「浜島清利物理講義の実況中継」は他の解説書と異なり1冊にまとまっています。

1冊にまとまっているので他の解説書よりもページ数が少ないのでその点では楽なのかもしれません。

難関大受験は素直に「エッセンス」「良問の風」「名問の森」を選んでいいと思います。

その他の参考書

基本書(解説書)として「宇宙一わかりやすい高校物理」をに使う人も多いみたいです。

九工大受験の基本書として使うかどうかは悩みどころです。

問題集は「実戦物理重要問題集」「物理入門(基礎・標準)問題精講」「物理の良問問題集」「国公立標準問題集CanPass」もよく使われているみたいです。

物理が苦手な人

物理が苦手な人は「橋元はじめから」か「宇宙一」のいずれかを導入に使い、

次に漆原か浜島ルートのいずれかを選ぶのがいいかもしれません。

問題集はルートを軸にしつつも、自分が受験する大学のレベルを超えているものはやらず、代わりに「実践物理重要問題集」などを使ってください。

個人的なルート

私が物理が苦手な現役生で九州工業大学レベルの大学を目指しているなら2年の夏休み頃から本格的に勉強を始め

  • 宇宙一わかりやすい
  • 浜島清利物理講義の実況中継
  • エッセンス
  • 良問の風
  • 名問の森
  • センター過去問
  • 2次過去問

をします。

九工大は物理の配点が高いので、最低限の点数を取れるように、かなり力を入れます。

そこそこ自信があるなら「宇宙一」は不要で「エッセンス」or「実況中継」、「良問の風」「名問の森」で十分だと思います。

現役生は自分が受験する大学の配点や自分が置かれている状況を考え必要なものだけを購入して勉強してください。

※ 浜島の問題集は難しく感じる場合は「漆原88」を問題集の1冊目にしてみる。