九州産業大学のスカラシップに関心のある人が多いのでできる限り詳しく書きました。

合格後の注意点は九産大だけでなく、学力特待で合格したすべてのほぼすべての大学同様の条件があるはずなの

スカラシップ合格の難易度

スカラシップ合格を目指している人の最低目標は8割です。

8割以上取れば合格の可能性が出てきます。

九産大の入試問題は簡単です。

しかし、8割を狙うのは意外と難しいです。「九産のスカラシップなんか簡単だ」と思っている人もいると思いますが、そんなに甘いものではありません。

模試で西南学院大学B判定以上を取れる実力が必要だと思います。

偶然B判定を取れたという程度ではなく、毎回B判定以上を取れるくらいの実力です。

西南にぎりぎり合格するくらいの実力ではスカラシップ合格は無理だと思ってください。

スカラシップで合格したければ、かなりの努力が必要になることは間違いないです。

合格通知

スカラシップ合格者は合格通知にスカラシップ合格の通知も同封されます。

同封されていなければスカラシップでは合格できなかったことを意味します。

卒業までにかかる費用

初年度は入学金・教育充実費・委託徴収金併せて40万円弱必要になります。

翌年度以降は教育充実費・委託徴収金で16万円程度支払う必要があります。

これに教科書代・通学費用などを含めても実家通いなら、90万~200万(住んでいる場所による)くらいで卒業ができるはずです。

推薦合格者でも狙える

全国的に珍しく、推薦入試で合格した人もスカラシップ合格に挑戦することができます。

狙うには推薦で合格した後、さらに一般入試を受ける必要があります。

一般入試で合格の基準に達したらスカラシップ生になれます。

入学後にスカラシップを取れるか

無理です。入学後に奨学金をもらいたいなら、「学校法人中村産業学園創立50周年記念給付奨学金制度」を取るしかありません。

奨学金を貰うには私が記憶する限り、「経済的に修学が困難」且つ「成績上位2名(GPAで判断)」に該当する必要があります。

また、上記内容にスカラシップ生が該当した場合、誰も奨学金がもらえなかったはずです。

成績上位者はほぼスカラシップで合格した人が占めます。これを考えると、入学後に返還不要の奨学金をもらうのはかなり難しいです。

なお、スカラシップ生は上記内容に該当したとしても「50周年記念給付奨学金」はもらえません。

スカラシップの授業料免除に加え大学独自の奨学金をもらうということはできないです。

ここに書かれてあることは間違っている可能性もあるので、詳しくは大学に確認してください。

入学割合

始めからスカラシップを狙っていた人を除き、西南・福大に合格したら九産を蹴る人が大半です。

スカラシップで合格した生徒の3割くらいしか九産に入学しないと思います。

合格後の注意点

スカラシップ生は合格してからも注意が必要です。

進級時にGPAで上位4分の1以上にならなければスカラシップが停止される可能性がでてきます。

例えば、1年次に学年でGPA3.8、2年次に3.5、3年次に2.5をとったとします。

成績は学年ごとにみられるので、3年で2.5を取った時点でほぼ確実にスカラシップは停止されます。

1・2年の成績を含めてGPAが3.5以上でも、3年で2.5になればアウトになるということを絶対に覚えておいてください。

すべての科目でSかAを取れるよう、授業を欠席しないようにしましょう。

特に3年次は授業数が少なくなります。1つでもCを取ったらすぐにGPA3を下回るので注意してください。