現代文を本気でどうにかしたいと思ったら

小池陽慈」先生を勧めます。

noteを全部隅々まで読んでください。

スピーディーに読めるようになるには

「速読国語の文章を読むのが遅い」

とのことですが

個人的に

普段から丁寧に文章を読むことで

次第にスピーディーに読むことが出来るようになるものだと思っています。

なので、速読法など身に付けても国語の文章読解が得意にならないはずです。

お勧めなのは

無敵の現代文記述攻略メソッド

略してムテメソ

小池陽慈の現代文読解が面白いほどできる基礎ドリル

略して基礎ドリ

 

ムテメソで文章を読めるようになるためにどうすればいいのかを知り

基礎ドリで実践する

平行して

マンガで学ぶ〈国語力〉 ―大学入試に役立つ〈読む・書く・考える〉力を鍛えよう―

を読み

現代文の解き方を知る

なぜ勉強をするのかを知る

すべて小池陽慈先生の本ですが

本当の国語力(文章を理解し、読んだ内容を自分の中に取り入れ、受験のためだけでなく社会人になってからも活用できるようにする)を身に付けるには小池先生の本が最適。

 

人にもよって異なると思いますが

「国語ができるようになった」と簡単に実感できるようにはならないと思うので

国語力を高めた~~~い

と思っているなら

高校1年からは上の参考書を繰り返し読むことを勧めます。

できれば新書も読んだ方がいいです(現代文が本当に得意な子は背景知識がある)。

国語の勉強に早すぎる

なんてことはないので

中学生」、いや「小学生」からでも国語の勉強はしても大丈夫(うちの塾の小学国語クラスは要約をメインでやっていますが、小学生でこんなすごい要約ができるの!?と驚くこともあります。中学になってからはやることが多くなり国語の勉強になかなか時間がかけられなくなるので、小学生のうちに国語の勉強の仕方を覚えておくことが大切)

というより、

小学校から国語の勉強をやったほうがいい

 

国語はすべての科目の基礎

国語が出来れば基本的にどの科目でも参考書を利用すれば一人で勉強ができるようになります。

 

 

国語の勉強で学ぶことの大切さを知れば

大学に進学したときに

何もしないでただ大学生活を送る

なんてことはなくなるので

自分からいろいろな情報を発信できる力もどんどん身に付き

就職に困ることもなくなるはずです。

 

また

将来

国家公務員の試験

比較的簡単に合格できる宅建・行政書士・FPなどの国家資格

を受験する人も多いと思いますが

少なくともこれらの資格は

私の経験上

資格予備校に通わなくても合格できるようになるはずです(効率的に合格するために予備校に通ったほうがいい、なんていう人もいますが、確かにそうではあるんですが、そういう人って予備校関係者かそれとつながりのある職に就いている人ばかりで、勉強のやり方を知っていれば独学でも合格できる)。

実際はこれらの試験に国語力が問われているかと言えば微妙なのですが(これらの資格に合格したときに私は国語ができる方ではなかったので)

国語力を身に付けることで、文章を読むことが苦にならなくなるはずですし、法律用語の理解も国語力がないよりあったほうが早くなるはずです。

なぜ小池先生の本を勧めるのか

通常の国語の参考書は問題の解き方が上手に説明されているものは多くありますが

それを読んですぐに成績が伸びる人は、伸びる下地があるからで

本当に国語が苦手な人が読んだとしても

書かれてあることはなんとなく分かるけど

かといって

問題が解けるようはならないんですよね。

 

なので、結局はどうすれば国語の成績を伸ばせるかわからない・・・・

 

小池先生が書かれている本の多くは

文章が本当に読めている人(先生本人は自分が読めているとは絶対に言わないし思っていないと思いますが、私からは読めているとしか思えない)が、頭の中でどのように文章を読み理解しているか

その過程を具体的に言葉で示してあります。

 

通常の参考書を読んでも成績が伸びない人に

「国語ができる人ってこういうことを知っているからできるんだよ」

ということを教えてくれるものなんです。

特に【“深読み”の技法: 世界と自分に近づくための14章】はそのことを教えてくれます。

受験用の参考書ではないので、問題の解き方ではなく「文章の読み方」に焦点を当てて書かれてあるので、本当に国語力を高めたいと思っている人に有用になると思います。

 

ただ、これを描くために改めて第1章だけを読み直したのですが、

自分は普通に読んでいたけど国語を苦手としている高校生が読むには相当キツイかも・・・

お勧めしていいものか・・・と悩みましたが‥‥読んでおいた方がいいと思います。

 

最初の数ページを読んだだけで頭が混乱して本を閉じたくなるかもしれません。

しかし、そこを何とか1章だけは読んでみてください。

1章を読み終わるのに何時間かけても大丈夫です。

一つ一つ何を伝えようとしているのかを理解し読み進めてください。

 

そうすれば、自分がやらなければならないことが見えてくるはずです。

 

一朝一夕で国語ができるようになることはないと気づいたところからスタートです。

頑張ってください。

できれば高校1・2年生も読んでもらいたいですし、高校生だけでなく大人にも読んでもらいたいです。

難解な哲学書に素人がどう挑むか?

小池先生がnoteに

難解な哲学書に素人がどう挑むか?

をUPされていました。

是非どうぞ。

ちなみに、先生が紹介している本はすべて塾に置いてあるので

興味のある子は是非読んで見てください。

ただ、池田晶子著の

14歳からの哲学

大学入試漫画で倫理が面白いほどわかる本

意外は中高生が読むのは難しいかもしれません。