大学受験は高校受験ほど甘くありません。
後で後悔したくなければ1・2年の時に勉強をしておくことを勧めます。
目次
低偏差値の大学から就職
私が3回目に通った大学は当時は偏差値50以下(今は河合の偏差値でも50になる学部がでてきた)でしたが、入学前の印象と入学後の印象は全く異なりました。
想像に反して
こんなにいい大学なんだ
偏差値だけでは大学の良しあしは決まらないな
と実感したものです。
ただし、明治大学と比べると努力が出来ない子がとんでもなく多くいることに驚いたのも事実です。
偏差値が高い大学の方が、人間として良いか悪いか、コミュニケーション能力があるかないかは別にして、
勉強ができる子が集まっている(学ぶ能力がある)子が集まっていることは間違いありません。
低偏差値の大学で周りから「すごいな~」と思われる子はいるのはいるのですが
高偏差値の大学に通っている人たちと比べたら、彼らは「普通」でしかありません。
就職をするときに低偏差値の大学よりも高偏差値の大学に通っている子の方が世間的に見て良いと思われているところに採用される率が高いのは(実際に高いかどうか調べていないので、これに関しては私のイメージでしかありませんが、少なくとも明治・早稲田(私は早稲田のサークルに入っていたので早稲田の知り合いの方が多かった)と3回目の大学の知り合いの目指す就職先、そして実際に採用される会社は全然違いました)、高偏差値の大学です。
「学歴フィルター」はあると思いますが
高偏差値の大学のほうが就職先がいい理由はそれだけでなく
やるべき時にやることが出来る、そして勉強する能力が高い子が多く集まっているからででもあります。
高偏差値の大学だから
という理由だけで世間的にみて良いと思われるところに就職できているわけでは
間違いなく
ありません。
努力が出来ず勉強もできないがコミュニケーション能力が高い子
と
努力が出来、勉強もでき、且つ、コミュニケーション能力も高い子
仮にこの基準だけで採否を考えるとして
自分が採用する側に回ったときにどちらを欲しいと思うか?
おそらくすべての人が後者のはずです。
偏差値で大学の良し悪しは判断できないが…
偏差値だけでその大学の良い悪いは決まらない
のは3回目の大学に入ることで実感しました。
ただ、その大学が自分にとって良い大学かどうかは実際に入学して見なければ分からないことです。
だから、偏差値以外で大学を選ぶのは難しく
実際にに多くの子ができるだけ偏差値の高い大学を目指しています。
また、現実的に、多くの子(受験生だけでなく)が偏差値の高低で大学を評価します。
○○教授がいるから
とか
この大学でしか学べないから
という理由で大学を選ぶ人は多くないなはずです。
自分が将来何をしたいのか、何ができるのか
高校生くらいの年齢の子の大多数が分かっていないはずです。
そういう状況で大学を選ぶとしたら
やはり
偏差値しか基準になるものがありません。
偏差値で大学の良しあしは決まらないけど、偏差値しか基準に大学を選ばざる負えない。
だから
偏差値で大学を選ぶことは仕方がないと思います。
中学のときに偏差値60以上あった子
中学のときに偏差値が60以上あって
周りから結構頭がいいと思われていたにもかかわらず
高校1・2年のときにまともに勉強をせず
3年進級時に国立を目指すことがもはや夢物語
仕方なく3教科で受験ができる私立大学(西南・福大)を目指すことにしたけど
勉強をさぼったツケが大きく
結果
久留米大学・九州産業大学・福岡工業大学にしか合格できなかった・・・(これらの大学が悪い大学と言っているわけではありません)
という子はかなりいると思います。
逆に、中学のときにそこまで勉強をせず偏差値も50~55くらいしかなかったけど
高校1・2年の時に定期テストの勉強はしっかりとやり
高校3年から受験勉強を始めた子が
西南・福大に合格というパターンも意外とあります。
修猷館・筑紫丘・福岡を除けば卒業した高校がどこであろうが
最終学歴しか一般的には見られないことを考えれば
中学のときにそこまで勉強ができなくても
高校進学後地道に勉強をし、西南・福大に合格できたほうが
中学のときに自分が勉強ができると勘違いして
何とかなるだろうと余裕をかましていたら中学時代バカにしていた友達よりも偏差値が低い大学にしか合格できなかった…
となるよりも、断然良いはずです。
中学のときに偏差値30台で、進学した高校も30台、しかし最終学歴は偏差値60台
中学・高校の偏差値や学校名など誰もみません。
最終学歴しか見られないのが分かっているのなら
高校で遊びまくるなんてことをしてはもったいないです。
世間的にあまり勉強ができると思われていない大学に進学後
中学のときは偏差値60以上あったんだけどね~
俺はやればできるから
なんて恥ずかしいことを言いたくないのなら
高校卒業後に後悔したくないなら
社会人になったときに学歴コンプレックスを抱えたくないのであれば
最低限の勉強はやっておきましょう。