高校生が志望校を決める時期はいつごろなのでしょうか(中学生は「中学生が受験校を決める時期」を参考にしてください)。

決める時期

本気で大学受験をするつもりの人は高校3年の4月の時点で決定するべきだと思います。

この時期に決める志望校は、高校2年までの成績など無視してかまいません。

今の自分の成績をもとに受かる大学を選んでしまうと、「なんとかなるでしょ」と勉強に集中できず、結果として合格できるであろうと思っていた大学にさえ合格できなくなるかもしれません。

ただし、声を大にして言いたいのは、中堅以上を目指すのであれば大学入試は高校入試のように甘くないということです。

「高校入試の時は夏休みから本気でやったらすぐに偏差値が60近くになったし、大学でもそうなるだろう」などと思っていては、入試直前2か月ころには4月の自分の考えを後悔することになるでしょう。

直前期どころか、夏休みになる前に「無理だ」と後悔することになるはずです。

上を目指す

英語・数学がそれなりにできるのであれば、他の科目の偏差値が50前後でも東大・京大以外であれば合格の可能性が十分残されているはずです。

中堅私立大学受験」を考えているなら、英語がよほど苦手(英検3級レベルしかない)でない限り1年間でどうにでもなります。

中学の時にトップレベルだったのに高校に入ってから成績が激下がりをした偏差値の高い進学校に在籍している人であれば、偏差値50以下からでも「早稲田・慶應」に合格できるかもしれません。

自分の志望校を設定し、早い段階で目標をもって努力を始めてください。

遅くなればなるほど合格が遠のきます。

ただ、ここ数年の私大難化が影響しているのか、「「明治に落ちて東大合格」すら普通という大異変」(プレジデントオンライン)に書かれてあるように大学ランクのヒエラルキーがよくわからなくなってきているみたいです(もちろん、これは超例外てきなことですが、日大に不合格になって明治に合格するということは意外とあるかも?)。

「ブランドで選ぶな」 「教授で選べ」と言われても、受験生には難しいと思いますが貴重な記事です。

私は3つの大学(うち一つは通信)に通ったことがありますが、最後に通った大学は私が現役生だったら先生から進められても受験することはなかったと思います。

それに教授の移動がないという分けでもないですし、そもそもどの大学にどういう教授がいてその人がどういう研究でどれだけすごいのか、という情報をどのように入手するのか…、少なくとも偏差値で大学を選ぶ現状、高校生が自らの関心をもとに自分で教授を探すしか方法がない…、偏差値以外で大学を選べというのは現状、現実的ではないと思います。

大学のブランドが今後変わる可能性があるとしても、少なくとも現時点で早稲田に合格したのに、日東駒専を選ぶことは、そこで学びたい教授がいたとしても相当悩むはずです。

大学は偏差値で選ぶのは仕方がない

特に学びたいことが決まっていないなら、偏差値で大学を決めるのは仕方がないと思います。

偏差値で選ぶのではなく自分の興味関心に基づいて大学を選べという人がいるかもしれませんが、私の考えは全く別です(そもそも、自分の興味関心が何かに気づいている高校生は少ない)。

仮に偏差値60超の人が、自分がやりたいと思える学科が偏差値40台の大学にしかないと思い(込み)、その大学に進学したとします。

実際に入学してみると、

「自分のやりたいことをしようと思って何ランクも上の大学に合格できる実力があったのに今の大学を選んだ。しかし、周りは、入れる大学がここしかないからという理由で選んでいて目標も何もない。」

と、周りの多くが努力をした経験がなく何事にもやる気がない学生であることに苛立ち、「なんでこんな大学を選んだんだ」と後悔するかもしれません。

また、偏差値の高い大学に進学した人で「偏差値ではなくやりたいことをもとに選ぶべきだった。完全に失敗。後悔しかない」という人もいるでしょう。

しかし、そのような人が仮に低偏差値の大学に進学していたとしたら

  • 大学名で自分を判断される
  • イメージとかけ離れている大学だった
  • 結局やりたいことができなかった
  • やっぱり偏差値で大学を選んでおけばよかった
  • 学歴社会のせいで思うような就職ができなかった

となるのではないでしょうか。

なので、特にやりたいことがないのであれば、できるだけ高い偏差値の大学中から全く興味のない学科を選択肢から削除するという消去法で学部・学科を決めればよいと思います。

低偏差値の大学へ進学するか、専門学校に進学するか迷っている人もいるはずなので、ついでに書いておきます。

努力をしないでも入れる大学に4年間400万円以上のお金を投資するのはもったいないです(借金(奨学金)を考えているならなおさら)。

努力をしないでも入れる大学に入っても努力をしない人が集まっているだけで、得るものが少ないです(成長する気がないなら大学進学は無駄でしかない)。

少なくとも4年・400万以上の投資をする価値はありません。

時間とお金を無駄にするくらいなら専門学校に入って職業に直結することを学ぶべきだと思います。

 高校の教育課程が自分の興味関心を見つけられるようなものになれば「偏差値ではなくやりたいことで大学を選べ」となるのですが、そうなるのはまだまだ先になると思います。

志望校の決め方

一発逆転したいなら思い立った時から始める

私が高校に入学する前に福岡大学に合格することを目標にしました。

当時、私の母校には「福岡大学2名合格」という横断幕が高校に大きく掲げられていたのですが、

体験授業や入試当日にそれを見て「この高校からでも頑張れば福大に合格できるんだ」と必死に勉強をするようになりました。

この時の私の成績は「私の偏差値推移」に書いている通り、偏差値38です。

「福大を受験する」と口にしたところで、高校の先生からも「お前のような馬鹿が何言っているの?」と思われるほどです。

実際に、高校1年のときに「本気で勉強をするから特進の放課後課外を受けさせてください」と担任の先生にお願いしましたが

「無理」

の一言で終了しました(翌年強制的に特進に入りましたが、このころは自分で勉強をする方が成績が伸びると確信していたので普通科に残してくれと頼みましたが、勝手に特進に移動させられました)。

バカ高校と言われている母校の入試でさえ1問も分からず、適当に記号を埋めて(名前を書くだけで)合格をしたレベルだから、先生たちが相手にしてくれないのも当然です。

そのような状況でも、授業終了後学校が閉まる夜の7時まで残って勉強をし、家に帰ってからもずっと勉強をしていました(1日5時間はしていたはずです)。

3年に進級するころは志望校が「早稲田」「慶応」「明治」「中央」「西南」の5つに絞りました。

入学当時「福大に絶対に合格する」という気持ちはゼロになり「福大など絶対に受けない」という気持ちになっていたのです。

もし、このときに「福大を滑り止めで受ける」という気持ちが少しでもあれば、あそこまで勉強はできていなかったはずです。

「福大など眼中にない。絶対に早稲田に合格してやる」と決めたことが、偏差値38から現役で明治・中央・西南学院大学合格するという滅多なことでは起こりえないことを現実にしたのだと思います。

なので、自分の実力以上の大学に進学したいと本気で思っているのなら、私のように高校1年で思い切って志望校を決めたほうがいいと思います。

中学時代成績悪かった高1が早稲田・明治・法政・立命・近畿大等受験