期待通りの結果が出せた人は最後まで頑張って勉強を続けてください。

思うような結果を出せなかった人は、センターの配点があまり高くない大学を受験するなら2次試験で十分挽回できます。

センター試験

 

私立専願でセンターで失敗した人へ

私立専願の人でセンターで失敗してしまった人は、まったく気にする必要はないと思います。

自分が受験する大学の過去問を受けて、合格最低点の9割近くを取れていたら、合格の可能性は高いと思いましょう。

8割くらいでも合格の可能性は十分残されているはずです。

合格最低点が70点の大学を受けるなら、過去問で56点くらいとれるなら諦める必要はないんです。

60点が最低点なら48点でいいです。

とにかく、諦めたらそこで終わりです。

模試でD判定だろうがE判定だろうが、過去問がとれるのであれば問題ありません。

合格最低点が取れないと合格できない?

合格最低点を一度も取れていない人がたくさんいると思います。

でも、合格最低点は取れなくてもいいです。

私が受験生だった時は一度も合格最低点を取ったことがありません。

しかも、過去問研究を一切せず、入試直前期になって慌てて過去問を解くという次第です。

もし、あなたがしっかりと過去問研究をして、過去問でそれなりの点数を取れているのであれば合格の可能性はあります。

不安になって当たり前

本気に勉強をしてきた人は不安になるのは当然です。

不安にならないのは、勉強をさぼって合格の可能性がほぼない人です。

もしくは、東大に合格できると言われている人が、MARCH・関関同立を滑り止めにしていたり、早稲田に絶対合格できるといわれている人が、日東駒専・産近甲龍・西南・福大などの中堅大学を受ける場合です。

緊張している時点で、まだまだ合格の可能性があります。

誰もが一発勝負の大学入試では緊張するんです。

100%合格ができる保証がないのですから当然ですよ。

入試直前2週間なのに焦りがない

緊張するのは当然

不安で緊張するのは当然です。

緊張をするのは当たり前だと開き直ってください。

不合格になったらなど、考えてはいけません。

入試まで残り2~3週間ですが、極度の緊張と不安な状態になると、現実から逃げるために「もうあきらめた~勉強なんかしね~よ」と放り投げだしてしまうこともあります。

ダメです。

とにかく、最後まで頑張ってください。

今、中途半端なことをしていたら、後悔しても後悔しきれなくなるはずです。

「なんであのとき最後まで必死にやらなかったんだ」「不安と緊張で勉強に手がつかなかったのが原因だけれど、あそこでもうひと踏ん張りしておけば」

そうならないためにも、きつくても、やる気がなくなったとしても、とにかく「俺、私は最後までやる」と頑張ってください。

受験する前から不合格になることを考えていては何もできません。

E判定だけど合格できるの?

合格の可能性はゼロではありません。

これは、「受験をすれば何が起こるか分からないから0.0001%くらいの可能性は残されている」といった意味ではありあせん。

塾講師をしていると模試でE判定(合格の可能性5%以下)でも、「この子は合格の可能性が高い」と思うことが普通にあります。

どのようにそのような判断をするかというと、過去問の得点率です。

私の塾は西南・福大英語に特化した指導をしているので、センターでは点が取れないのに西南・福大の問題なら安定して6~7割を取れるという子がでてきます。

このような子は模試で判定が厳しかったとしても、合格することが多いです。

そう思える子は、成績が伸び悩んでいるときも言われたことを素直にする傾向があります。

入試直前期なのに1日2・3時間の勉強しかしないようなE判定の人と、本気で努力をしている人のE判定は全く別物と思ってください。

あなたが本気で努力をして、過去問を中心に勉強をしてきたのであれば、センターで5割くらいしか取れなくても志望校に合格できるはずです。

最後まであきらめずに頑張ってください。

過去問を解く意味(合格最低点が全く取れない)