中間発表が2022年2月21日に出されました。

福岡県公立高校入試の合格最低点

 

中間発表時点での実質倍率

例年は徹夜で更新作業をしていたのですが、今年はやることが他にあるので更新作業が遅れます。

 

実質倍率を確認したい場合は

(中間志願者数ー合格内定者)÷(入学定員ー合格内定者)=実質倍率

で倍率を出せるので計算してみてください。

 

例えば

中間志願者200名

合格内定者30名

入学定員100名であれば

200ー30=170

100ー30=70

170÷70=2.42857

実質倍率が2.43倍になります。

どうすれば合格できる

第四学区

第四学区の中間発表後の倍率を書いています。

福岡高校

中間発表時点で昨年の受験者数よりも60人以上多い人が志願しています。

実質倍率も1.81倍となり私が確認しうるここ10年の中で最も倍率が高くなっています。

とはいってもトップ校は倍率が高くなったとしても、

今までなら偏差値60台前半で運よく合格できてしまった子が合格できる可能性がほぼなくなるだけで

そこまで合格難易度が変わるわけではありません。

当然昨年よりも60人以上多く不合格者がでるので、難しくなることは間違いないですが、そこまで極端に合格するのが難しくなるという訳ではなく

本番でいかにミスをしないか

が合否を分けることになります

第五学区

第五学区の中間発表後の倍率を書いています。

高校名   学科(コース) 入学定員  中間志願者数内定者数  一般合格枠 一般受験予定者数一般不合格予想数中間時点倍率推薦募集人員推薦志願者数推薦志願率 推薦合格倍率
筑紫丘440人714人54人386人660人274人1.71倍47人142人3.02倍2.63倍(38%)
普通科400人619人46人354人573人219人1.62倍40人127人3.18倍2.76倍(36%)
理数科40人95人8人32人87人55人2.72倍7人15人2.14倍1.88倍(53%)
春日普通科440人580人85人355人495人140人1.39倍66人117人1.38倍1.22倍(73%)
福岡中央普通科360人522人65人295人457人162人1.55倍50人84人1.68倍1.29倍(77%)
筑紫普通科400人412人104人296人308人12人1.04倍80人111人1.39倍1.06倍(94%)
筑紫中央普通科440人590人128人312人462人150人1.48倍55人87人1.58倍1.04倍(97%)
福翔総合学科320人425人110人210人315人105人1.50倍100人277人2.77倍2.51倍(38%)
武蔵台普通科400人443人316人84人127人43人1.51倍280人317人1.13倍1.00倍(100%)
柏陵320人338人210人110人122人12人1.11倍270人223人1.21倍1.06倍(94%)
普通科280人306人188人92人118人26人1.28倍238人200人0.84倍1.06倍(94%)
環境科学40人32人22人18人4人0人0.22倍32人23人0.71倍1.05倍(96%)
太宰府280人260人151人129人109人0人0.84倍----
普通科240人199人115人125人84人0人0.67倍180人115人0.63倍1.00倍(100%)
芸術40人61人36人4人25人21人6.25倍25人47人1.88倍1.31倍(77%)

筑紫丘高校

名目倍率が1.62倍

この10数年で一番倍率が高いです。

実質倍率を計算したら1.71倍

274人が不合格になります。

 

推薦で受験した子も多く、例年は50人を超す合格者が出ることはないのに今年は54人も推薦合格者がでています。

校舎が新しくなったり制服が変わると倍率は高くなるのはどこでも同じですが、筑紫丘も例外ではありませんでした。

今年は例年よりも偏差値60前半の子が合格するのは確実に難しくなると思われます。

春日高校

受験者数は昨年度よりも数十名多くなりましたが定員が昨年より40名増えたので、合格の難易度は昨年と変わらないと思われます。

福岡中央高校

昨年度よりも少し受験予定者数が増えていますが、

合格難易度は昨年度とほとんど変わらないと思われます。

筑紫高校

倍率が1倍に近いので

偏差値50台前半の子でも合格の可能性は十分出てくると思われます。

筑紫中央高校

誰もが人気が爆発すると予想したので受験を控えたのか

昨年の中間志願者687名が影響したのかはわかりませんが

定員が40名増えたのに受験予定者が590名になりました。

昨年より100名近く減り、枠が40増えたので推薦・特色で内定者が多く出ていますが、

かなり合格しやすくなることが予想されます。

福翔高校

昨年度急激に倍率が下がったこと

また、筑紫中央の受験を控え福翔にした子が一定数いたこと

これらから倍率が昨年よりも大幅に増えました。

制服が変わったときに1.6倍を超したことがありますが、それと比べると楽かもしれませんが、

偏差値50台前半で合格するのは難しいと思います。

武蔵台

昨年度から中間志願者が1名減りました

定員が40名増えたので、昨年は倍率が2倍を超しましたが、今年は1.5倍くらいになりそうなので

かなり合格しやすくなると思います。

昨年度は偏差値40台後半でも不合格者になっていた子が一定数いるみたいですが

本年度は40台後半あれば倍率は1.5倍と高いですが、合格できる可能性の方が高くなることが予測されます。

柏陵高校

昨年よりも倍率が高くなりましたが、難易度はそこまで変わらないと思います。

大宰府高校

年々も連続で倍率が1を下回っていましたが

芸術科が一般の倍率が6倍になっています。

公立高校でここまで高い倍率を見たことがないのでかなり驚きです。

大宰府の芸術科がここまで志願者数が多いのは記憶する限りないです。

推薦で36名が合格しているので一般の枠が4名しか残っておらず、21人も不合格者が出る計算になります。

第六学区

第六学区の中間発表後の倍率を書いています。

高校名   学科(コース) 入学定員  中間志願者数内定者数  一般合格枠 一般受験予定者数一般不合格予想数中間時点倍率推薦募集人員推薦志願者数推薦志願率 推薦合格倍率
修猷館普通科440人731人38人402人693人291人1.72倍30人69人2.30倍2.16倍(46%)
城南440人590人58人382人532人150人1.39倍46人111人2.41倍1.91倍(52%)
普通科400人541人52人348人489人141人1.41倍40人105人2.63倍2.02倍(50%)
理数コース40人49人6人34人43人9人1.26倍6人6人1.00倍1.00倍(100%)
筑前普通科400人462人78人322人384人62人1.19倍45人83人1.84倍1.43倍(70%)
西陵普通科320人356人88人232人268人36人1.16倍80人185人2.31倍2.10倍(48%)
糸島普通科360人349人134人226人215人0人0.95倍108人134人1.24倍1.00倍(100%)
講倫館総合学科360人446人140人220人306人86人1.39倍96人134人1.40倍1.08倍(93%)
福岡女子320人316人178人142人138人0人0.97倍180人120人1.50倍1.22倍(82%)
普通科120人134人66人54人68人14人1.25倍60人130人2.17倍1.97倍(51%)
生活情報40人40人22人18人18人0人1.00倍くくり80名164人2.05倍1.86倍(55%)
食物調理40人37人22人18人15人0人0.83倍
服飾デザイン40人34人22人18人12人0人0.67倍
保育福祉40人41人22人18人19人1人1.06倍
国際教養40人30人24人16人6人0人0.38倍20人27人2.00倍1.14倍(88%)
早良160人109人66人94人43人0人0.46倍126人75人0.60倍1.11倍(81%)
普通科120人85人52人68人33人0人0.49倍96人58人0.60倍1.11倍(90%)
スポーツ40人24人14人26人10人0人0.38倍30人17人0.57倍1.21倍(82%)
玄洋普通科240人193人105人135人88人0人0.65倍192人118人0.61倍1.12倍(89%)

修猷館高校

受験予定者が昨年の657名(中間時点では662名)よりも74名増えて731名になりましたが

定員が40名増えたこともあるので、このままいけば実質倍率は昨年とほぼ変わらないので、

難易度も昨年と同じくらいになると思います(実質倍率が1.8倍だろうが1.7倍だろうがトップ校は倍率が多少変わっても難易度は変わりません)

城南高校

定員が40名増えましたが中間発表時点で昨年の受験者608よりも18名少ない590名が志願しています。

このままいけば間違いなく昨年よりも合格するのが簡単になると思います。

ただ、多くの子が同じことを考えるはずなので志望校変更後は600名以上になる可能性が高いと思います。

さすがに50名以上志願者が増えるとは思えないので(可能性はゼロではありませんが)

昨年度よりも合格が楽になると思われます。

それにしても、城南高校の理数科の推薦倍率が1.00倍になること、これってどういうことなのか知っている人はたくさんいると思うけど誰も言わないですよね。

それをやっちゃーいけないよ・・・

筑前高校

志願者数は増えましたが、定員が40名増えたので、このままいけば昨年度留まったくおなじ倍率になるので

合格難易度は昨年と変わらないことが予想されます。

西陵高校

ほんの少し倍率が高くなる可能性が高いですが、昨年と難易度はたいして変わらない可能性が高いと思います。

糸島高校

倍率が1倍を下回ってしまったので、偏差値40台前半の子でも残りの期間の努力で合格の可能性が十分あるんじゃないかと思います。

講倫館高校

志願者数が増えましたが、定員も増えたので、このままいけば昨年度よりも実質倍率が低くなります。

福岡女子高校

志願予定者数が昨年よりも昨年よりも合格しやすくなることが予想されます。

早良高校・玄洋高校

倍率が1倍を下回っているので、よほどのことがない限り不合格になることはないと思われます。