「偏差値30・40台の高校からでも西南学院大学に合格できますか?」
というような検索をされることがあります。
あなたが高校1年生であれば、在籍している高校に関係なく、西南どころかそれ以上の難関大学にだって合格できる可能性があります。
目次
在籍校は関係ない
試験で合格最低点を取れば、だれでも自分が行きたいと思っている大学に合格できます。
在籍している高校の偏差値はあくまでも高校の偏差値で、あなたの偏差値ではありません。
偏差値30台の高校に在籍していても、あなたが努力をすれば偏差値60以上にだってなれます。
在籍校は関係ないんです。
もちろん、「普通科じゃないから合格が出来ない」ということもありません。
工業・商業・農業その他の学科に入っていたとしても難関大学をを目指しても構いません。
大学入試は独学ができるかどうかでほぼ決まるので、学校の授業など受けなくても合格できます。
くり返しこのサイトでも触れていますが(「私の偏差値推移」)、私は小中学校のときに勉強をほとんどせず、中学1年の知識もない状態で高校に進学しました。
当然ながら公立高校には不合格です(柏陵高校)。
名前を書けばだれでも合格できる私立に進学しています(私の母校は当時「福岡大学2名合格」を横断幕にして生徒募集をしていました。そのレベルの高校からでも現役で明治・中央・西南学院に合格しています)。
少なくとも私はそのような実力からでも大学に合格できたんですから、意志さえあれば、勉強をやりさえすれば、勉強が極端に苦手でない限り、あなただって合格できます。
ただ、勉強をさぼってきた子の多くは「合格したい」という気持ちだけはあるけど、やれないんです。
やらなければ大学に合格するなんて無理です。
「やる」の程度も公立高校入試とは次元が違います。
偏差値55くらいの公立高校になんとか合格できたくらいだったら、おそらくそ、西南・福大に合格するだけでもその3~5倍くらいの努力をしなければならないはずです。
私くらいの実力から九大レベルの大学を目指したいなら、しっかりとした指導者を見つけて高校1・2年の時から1日3時間くらいの勉強は最低でもしなければ無理です。
高校3年で偏差値30台・・・
それでも西南・福大を目指したいという人がいれば「偏差値30台から西南・福大に1年で合格」を参考にしてください。
高校の勉強だけでは無理
偏差値30・40台の高校(クラス)に在籍していたら、学校の授業を消化するだけでは100%合格できません。
各高校でどのような授業が行われているか見て回ったわけではないので何とも言えませんが、
普通に想像すれば、修猷館・筑紫丘・福岡高校などのトップ校と偏差値50前後の公立高校では学習内容が違うに決まっていますよね。
偏差値30・40台のクラスの定期テストで学年で上位に入っていたとしても、西南・福大の問題でさえ全く手が付けられないはずです。
学年上位10分の1くらいなるまでは学校の勉強だけでいいかもしれませんが(偏差値30台の上位にすら慣れなければ難関大学はそもそも無理)、それ以降は学校の勉強に加え大学受験のための勉強を始めてください。
周りに流されない
周りに遊んでばかりいる人しかいない状況で勉強を継続するのは普通の人には難しいはずです。
特進・準特・普通科と学力に応じてクラス編成がされているので、普通科に入ってしまうとなかなか「勉強をして大学に行く」という気持ちの子を探すのは難しいかもしれませんが、ゼロではないはずです。
勉強仲間を見つけ、切磋琢磨しあってください。
偏差値の低い普通科高校に通う意義
「偏差値低い 普通科高校 意義」
という検索があったので追記しておきます。
これは、なんといっても
私のように超底辺レベルから勉強を始めても必死になれば半年くらいで学年上位になれる
且つ、一定以上のレベルの大学に合格できる可能性がでてくる
ということにつきます。
個人的に
勉強をしない子が普通科に進学するのはやめたほうがいいと思っていますが(1か月も持たずに勉強をやめてしまう可能性がものすごく高いので)
中学時代ほとんど勉強をしていなかったが高校進学後、本気で心機一転頑張ろうとしている子なら
偏差値が低い普通科へ進学する意義はあります。
勉強をしないのであれば大学に行く意味がほとんどないですし
就職においても
福大よりも偏差値が低い文系私立大学であれば専門学校に通うのと差がない
というより専門学校に通ったほうが(学ぶ内容にもよりますが)
大学に通うよりも就職に困ることはないはずです。
というのは
本来なら大学卒の方が就職の幅が広がりますが
偏差値の低い文系私立大学に通う子は努力の経験が少ないので4年間ダラダラ過ごすだけになりがちなので
専門学校で就職を意識した指導を受けたほうが就職しやすくなるからです。