高校入試用の参考書も大学入試用の参考書も
自分に合うものを選んだほうがいいです。
目次
レイアウトや色
長年出版され続けている参考書
や
多くの人がお勧めする参考書
は
基本、ハズレはありません。
ただ、
使う人によって
レイアウトが気に入らなかったり
カラフル過ぎて集中できない
というようなことも当然起こり得ます。
その場合は、どれだけ良い参考書だと言われていても
自分には合わないと判断し
他の参考書を選んだほうがいいです。
もちろん、我慢して使い続けることで、
最初は使いにくいな~と思っていたものが徐々に使いやすくなることもあるので
多少辛抱して使ってみるのはありです。
いずれにせよ
自分には合わない
と思った参考書を無理に使う必要はありません。
私の時代と異なり
良い参考書がたくさん出されているので
本屋に行って
自分にしっくりくる参考書を選んでください。
ちなみに
私が否定している「ターゲット1900」も
中堅私大を受ける子にとっては意味がないだけであり
難関大学を受験する子にとっては使う価値が十分あります。
ちなみのちなみに
購入してしまった後「自分に合わない」
と思った参考書はメルカリで売るなり、友達にあげるなりして
新しい参考書を購入してください。
買ったから最後までやらないともったいない
なんて思っちゃうかもしれませんが
それで不合格になってしまったほうがもったいないです。
実力に合ったものを選ぶ
英検3級を受験するのに
英検2級の参考書を使って勉強をするなんてことはありませんよね?
それと同じように
難しい問題がでる難関大学を受けるのに、中堅私大レベルの参考書で勉強を続ける(高校受験であれば公立高校が第一志望なのに私立向けの難しい参考書を利用する)
逆に
中堅私大しか受けないのに、難関大学レベルの参考書で勉強をする
なんてことはしてはいけません。
中学レベルの復習から始めるなら
高校入試用の参考書からスタートし
それが終わったら高校基礎
高校基礎が終わったら
その時の自分の状況に合わせて自分に必要な参考書を選んでください。
受験生が自分の実力に合わせて参考書を選ぶのは難しいかもしれないので
その場合は学校の先生に相談してください。
つい最近出された英文解釈の本に
という結構よい参考書があるのですが
英文読解入門
なんてタイトルにありますし
帯にある対象大学を見ると
標準レベルの私立・国立大学向けで、難関私立国立向けではない感じになっていますが
むしろ難関大学を受験する子が複雑な英文を読むための基盤を作るために利用すべき参考書だと思います(この参考書を読めるのは文法をしっかりと勉強してきた偏差値60以上の子くらいだと思います)。
入門
と書いてあるからといって
中堅私立大学・地方国立大学が最終目標の子が手を出してしまうと
1ページ目から何を書いているのか理解できないはずです。
西南・福大を目標にしている子でこの本を頑張って読もうとしている子がいるとしたらすぐに別の参考書に変えてください。
西南・福大が第一志望なら
西きょうじの「英文読解入門基本はここだ」
これをやっておけば必要十分の読解力が身に付きます。
もちろん、英語力をもっと高めたいという子はテオリアを使ってもOK(1ページ目を読んで何が書いてあるのかある程度わかるくらいの実力があることが前提です)。
問題を解いて終わりにしない
問題集は問題を解いた後
回答の解説を丁寧に読んだり
間違えた問題や苦手な分野だと感じたものについては
教科書や解説中心の参考書、用語集などを利用してすぐに復習してください。
解きっぱなしで、マル付けして終わり
なんて子が多くいますが
ダメです。
当たり前のことですが
成績を伸ばすためにはできないところをできるようにしなければなりません。
問題を解いて
〇×
付けて終わり
なんてことだけでは成績はなかなか伸びるわけがありません。
1周で終わらせない
多くの子に共通することなのですが
一度やったらそれで終わらせてはだめです。
参考書は最低でも3周する
分からなければ4回5回と何度も読み続けます。
一周終わったら
別の参考書を購入するなんてことは決してしてはいけません。
一冊を完璧に仕上げた後
演習をしたい
という場合に
問題集を購入する
ということはありですが
たとえば
ネクステが終わったらヴィンテージ
なんてことをしては絶対にダメです。