「勉強をしない子に響く言葉」という検索がされました。

    確かに

    「これを言えば子供たちが急に勉強を始める」

    なんて魔法の言葉があれば助かりますね。

    勉強しない子にイライラ

    勉強をしない子を見るとイライラしてどうしようもなくなることがあると思います。

    そして「勉強しろ」と口を出すが、親が期待する反応を子がしてくれることもなく、さらにイライラが増幅するという悪循環に・・・。

    「放っておいたら勝手に勉強するようになる方法はないの?」

    と思う方もいるかもしれません。

    あれば最高なんですが・・・

    あるわけないです。

    子どもが勉強をするようになるには親の働きかけが必要です。

    「勉強するのが当たり前」となるように

    イライラしないで済むように

    小学生のときから時間をかけて勉強習慣をつけていきましょう。

    勉強嫌いになっている中学生が変わる

    勉強しない中学生に響く言葉

    中学生になっても全く勉強をしない子に

    「これを言ったら心に響いて勉強をやり始める」

    というような言葉は多分ありません。

    そんな簡単に子どもが勉強をし始めるのなら楽なんですけど・・・ないんです。

    市販本やネットで検索した言葉を参考に何かを語ったとしても

    子供がその言葉に反応して気持ちを入れ替えることは・・・ないんですよね。

    でも、

    「どうにかして子供に勉強はさせたい」

    という場合は

    響く言葉を考えるよりも勉強できる環境を作ってあげるほうがいいかもしれません。

    環境が大切

    「リビングで勉強する子は頭がいい」ということをテレビ・雑誌などでみて、

    「じゃあうちの子も」というようではダメなんです。

    仮にリビングで勉強をしている子がそうでない子よりも成績が良いとするなら、

    それはリビングで勉強をしているからではなく、勉強をしているからです。

     

    「『勉強をしなさい』と言わなければ、子供は勝手に勉強を始め成績が伸びる」

    そういう言葉を鵜呑みにして、勉強しない子を放置しても勉強をするようになるわけがありません。

    遊びまくるだけです。

    「勉強をしなさい」と言わないで勉強をする子は、そのような環境が整っているからです。

    勉強することが当たり前だと思い、事実勉強をしている子に対して、「勉強をしなさい」と言う必要がないから言わないだけです。

    勉強を自ら進んでやる子にする

    言うことを聞くのは小学校中学年くらいまで

    小学生の中学年くらいまでは「勉強をしろ」と言われれば、

    素直に勉強をするかもしれません。

    しかし、それは小学校中学年くらいまでです。

    それ以降は少しずつ親の言うことを聞かなくなり(親に恐怖を感じている子や自分の意志を出せない子はするかもしれません)

    「勉強しなさい」と言っても暖簾に腕押し。

    聞く耳を持たなくなった子がそのまま中学生になってしまったらと思うと・・・不安ですよね。

    そんな不安を持たなくても済むよう、小学生のころからしっかりと勉強習慣をつけておくことが大切になります。

    小学生の時に勉強習慣をつけることができれば、思春期の一時期を除き、勉強を全くしないという状況にはまずなりません。

    そこで

    「勉強しろ」

    と言う代わりに

    なぜ子供が勉強をしないのか?

    を考えてみることを勧めます。

    勉強をしない原因がどこにあるのか?

    それを探せば親が子供にしてあげられることが見つかるはずです。

     

    注意点が一つあります。

    受け身で勉強をさせていては高校進学後に苦労します。

    最初は強制的にならざるを得ないとは思いますが

    自分の意志で勉強をする

    ところまでもっていくことを目標にしてください。

    勉強習慣がついていない中学生に向けたものですが

    勉強習慣を身につけることが第一」を勉強習慣をつけるための一つの方法として参考にしてみてください。