高校に入ってからまったく勉強をしなかった高校3年生が今から西南・福大を目指せるか
ということですが
目次
不可能ではない
不可能ではありません
ただ、受験まで残り8カ月
中学レベルの英語しかできない状況から西南・福大の英語が解けるようになるには相当の努力が必要になります(中学レベルの英語すら分かっていないのなら2・3週間で中学内容をある程度理解できる実力になれないのなら、その程度の努力しかできないのならば、合格は不可能と思ったほうがいいです)。
国語・選択科目の勉強もしなくてはならないのだから
今までに経験したことがないくらいの努力が必要になります。
学校がある日でも1日5時間
学校がない日は1日10時間
そのくらいの努力は必要だと思ってください(それも集中且つ無駄なことを極力しないで)。
もし1日2時間程度の勉強時間しかできないなら受験する前から不合格は確定しています。
その程度の勉強では九産・久留米・福岡工業大学にもおそらく合格できません。
大学受験はそこまで甘くないので
本気で合格したいと思っているのなら、本気で勉強をしてください。
中学レベルから西南を目指せるか
目指したいというならうちの塾に来ても構いません。
西南に合格するためにやるべきことは決まっています。
残り8カ月で合格するのは相当厳しいですが不可能ではありません。
3カ月は勉強をしても頭に何も入らずイライラする時期が続くと思いますが
本気で3か月勉強をすれば、勉強のコツは多少ついてくるはずです。
そうなれば残った5か月で死に物狂いで頑張るだけです。
勉強をさぼってきた子が大学に合格できない大きな原因は
継続して努力が出来ないことです。
継続して努力ができるなら8カ月という短い時間でも可能性はでてきます。
もし、中学レベルから8カ月で西南に合格できてしまえば
小学生の時から何年も何年も勉強ばかりの生活をして東大や九大に合格した子よりも
合格したときの喜びは大きいはずですし
私がそうなったように
やれば何でもできるかもしれない
という自信を持てるようにもなるはずです。
たとえ合格するのが厳しいとしても
ここで頑張れるかどうかがあなたの人生を大きく変えます。
頑張ってください。
ただ、下に書いた通り、中途半端な気持ちでは絶対に途中であきらめてしまいます。
本気で合格したいのなら絶対にあきらめずに継続してください。
中学で勉強をしなかった高校生の大学受験
「私の偏差値推移」
私のような経験をしている人は例外中の例外です。
中学で勉強をしなかった子は高校に入ってからも勉強をしません
なぜなら
勉強をしようと心機一転思ったとしても
勉強のやり方が分からないので高校レベルの勉強ができないからです。
中学からやり直せばいいですが、独力でそれができるなら中学のときに勉強をしているはずですし
高校で中学のやり直しから学ぶクラスに入ったとしても
その高校で学ぶ内容では中堅以上の私立大学にも合格できません。
そもそも継続して勉強をする力が欠けているので
よほど刺激を受ける何らかの体験をし
人が変わってしまうくらいの出来事がなければ
三日坊主で終わるはずです。
高校になってから勉強をしようと思った子がいるとしたら
中学で勉強をしなかったツケは自分が思っている以上のものだと思ってください。
逆に中学でそれなりに勉強をしておけば高校に入ってからは人並みに勉強すればある程度の大学には合格できます。
もちろん、中学で偏差値60台中盤くらいだった子が高校に入ってから勉強をしなくなり
結果として九産・久留米・福岡工業大学にしか合格できなかった
なんてことも普通にあるので
結局は継続して勉強することが大切という訳です。
偏差値30台高校1年次中学1年の内容も分からない私が明治に現役合格、中学時代学年上位で周りから頭がいいと言われていた友人が九産、どちらの方が結果的にいいか誰にでもわかると思います。学歴は最終学歴しか見られないので中学のときに勉強が出来ても高校でやらなければ本当にもったいないです。
話はズレますが
うちの塾では昨年度高校3年生が4人いて(このうち3人は中学のときにうちの塾に通っていた子)
元塾生の3人は
高校3年の最初の模試で偏差値30台から福大2名、40台から佐賀大、50台から西南・福大
という結果になりました。
彼らが合格できたのは、もともと持っていた能力プラスやるべきことをやったからです。
大学受験も高校受験も
やるべきことをしっかりと示してくれる人のもとにいて、努力さえすれば誰でも目標とする学校には合格できるんです。
本当にやるかやらないか
ただそれだけです。