大学受験は本当に甘くありません。

 

福岡工業大学・九産大・久留米大学も以前ほど簡単に合格できなくなっています(とはいっても、決してバカにしているわけではありませんが、まともに勉強をしていたら不合格になるような大学ではありません)。

 

当然、やるべきことをしっかりとすれば西南・福大合格はそこまで難しくはありませんが(英検準2級の筆記に合格ギリギリ合格できるくらいの力があれば1年間ちゃんとやれば不合格になることは考えにくい)

 

舐めている子は到底合格できないはずです。

 

私立大学難化」に書いた通り、大学入試は難化しています。

 

今年はさらに入試改革の一環としてセンター試験が最後の年になり、混乱に拍車をかけました。

 

この混乱は少なくともあと2年は続くはずです(3・4年は続くとみておいた方がいいです)。

 

 

数年前までなら福大にぎりぎり合格できるくらいの実力であったとしても、今は九産に合格できなくなっているくらい、難化していると思ったほうがいいです。

 

中途半端な勉強をして国立大学を目指し、「国立は無理でも九産・福工大はセンター利用で合格できるだろう」

 

なんて甘い考えをしていたら全滅の可能性も出てきます。

一般選抜で受験する人は必要十分な参考書をしっかりとやり込みましょう。

西南学院大学・福岡大学に合格するために必要な勉強時間の目安」に参考書も紹介しているので参考にしてください。

 

今年の5月以降に少しずつ公立高校が大学合格実績を公表し始めると思いますが(公表が遅いところもある)、その実績を見て入試の現状を見てください(ここ数年間の合否状況を複数の高校で比較すると面白い結果がみられるかもしれません)。

 

つい数年前までは「九産不合格」と聞いたら「落ちるなんて信じられない、どれだけ勉強してないの?」と誰もが思っていたはずですが

 

今(特に今年)は「九産不合格」と聞いてもだれも驚きません。

 

勉強を中途半端にしかしていない子は九産に合格できません。

 

 

 

 

今の私立大学難化傾向を考えると、私だったら初めから私大に絞った勉強はしません。

新高校1・2年生なら国語・英語・数学の3教科を中心に勉強(理科・社会はとりあえず定期テストの勉強だけはしておく程度に留める)。

進研模試で3科目とも偏差値60を最低目標にして国立大学を目指す。

この3教科をしっかりと勉強しておけば、センター(共通テスト)利用・併用で私立を受けられるので、一般で受験するよりも合格しやすくなる(最近の私大は明らかに国立を目指して5教科をしっかりと勉強した子が合格しやすいようにしてきている)。

ただし、新3年や浪人生が1年で一発逆転を狙う場合、共通テスト併用で5教科をまんべんなくする時間はないはずなので受験に必要な3教科に的を絞った勉強をしたほうが合格の可能性は高くなると思います。

そのような場合を除き、まんべんなく勉強をしておくことを勧めます。

高校生の定期テストで点が取れない