小学生の子供|漢字・英単語を覚えることや算数(計算)が苦手

小学生のお子さんがいる方に向けて書いています。

勉強が少し苦手で不安

2018年末に、学研プラスから発達障害に関心がある人にぜひ読んでもらいたい本が2冊出版されました。

「算数障害の理解と指導法」

「LD(学習障害)のある子を理解して育てる本」

の2冊です。

掛け算九九をすぐには覚えられない、計算ミスをよくする、漢字があまり書けない。

こういうことは誰にでも起こります。

しかし、

繰り返し覚えようとしているのに、3年が終わるころになっても九九を言えなかったり(九九を普段から言わなくなったら、5・6年生、大人でも8の段9の段は結構言えなくなるのでそれは仕方がない)

学年に見合う漢字が十分に書けなかったり、字があまりにも汚く読めなかったり、マスから字が大きくはみ出したり

周りの子と比べて明らかに漢字を覚えるスピード遅かったり(英単語がなかなか覚えられない、一度覚えたと思ってもすぐに忘れたり綴りミスが目立つ)

そういった場合

「あれ?大丈夫なんだろうか?」と不安に思うはずです。

このような場合、勝手な判断はしてはいけませんが、発達に何らかの原因がある可能性も考えておくべきだと思います。

もし、発達に何らかの原因があるのにそれに気づかず、「勉強しなさい」「なんで点数が取れないの」と言い続けてしまえば

何も変わらないどころか

「あれだけ勉強をしているのに何でできないの?」「このまま怒られ続けるの?」「勉強をしてもできないのになんで勉強をしなくてはいけないの?」

と、

勉強をすることにストレスを感じ、不満が募り、何にもやる気をなくしてしまうかもしれないからです。

計算問題をよく間違える、漢字を覚えるのが苦手(英語の綴りをよく間違える)などがみられる場合、

「勉強しなさい」と言うだけでは逆効果になることはほぼ間違いないので

感情的にならず、子供の状況を見て親が対応できるようにするべきだと思います(専門家に相談することも考える)。

学校のテストで思うような点数が取れていないのであれば

  • 単なる勉強不足なのではないか
  • 勉強をしている気になっているだけで実はしていないのではないか
  • 問題が難しく平均点が低かったのではないか
  • 暗記ができてないのか
  • 計算ミスが目立っていないか
  • 設問の意味を理解できているのか

など、点数を見るだけでなく、問題と解答を丁寧に確認し、結果を出せていない原因を把握する必要ことが大切になります。

そういったこともせずに、「なんでこんな点数しか取れないんだ」と言っては子供がかわいそうです。

勉強不足が原因でなければ、子供にはどうしようもありません。

子供が苦手としている部分を少しでもできるように何をすべきかを親が考えてあげるべきなのに

「勉強しなさい」「勉強しなさい」「勉強しなさい」「点数を取りなさい」「点数がなぜ取れない」

自分が同じ立場にいたとして、そんな言葉を浴びせられたらどういう気持ちになるか、

特に

これから中学生になるお子さんがいる方は、定期テストの点数(結果)だけを見るだけでなく、なぜその結果になったのかを把握するようにしてあげてください。

※ 小学生のテストで80点・90点を取れていても、中学になってから急に点数が悪くなることは普通にあります。

※ 他の子比べてはだめだと言っても、それは口に出して本人にいうべきではないだけで、社会で生活していれば他人と比べないことなど普通はできない。

参考:学習障害
参考:中学1年生(小学5・6年生)の英語
参考:発達障害に関連する記事

「算数の天才なのに計算ができない男の子のはなし」は量的にすぐに読めてしまうので立ち読みで済ませましたが、

学習障害について名前だけしか知らない人が「こういうこともあるんだ」ということを知ることができると思います。

他に2冊

「その子、発達障害ではありません」

「発達障害グレーゾーン」

発達障害の中でも勉強が苦手かどうかはテストがあることで比較的気づきやすいとかもしれません(それでも、自分の子供しか見ることができない親には、一定の点数が取れてしまう場合は気づくのが難しいかもしれない)。

ADD・ADHDに関しては素人判断は絶対にダメだと思います。

私には知り合いに福祉専門職がいるので耳にすることがあるのですが

「精神障害」「発達障害」の知識があまりないのに適当に診断をしてしまう医者も中にはいるようです。

信用できる医者に診てもらうには時間がかかるはずなので

発達が気になる場合は、まずは、学校にいるスクールカウンセラーや発達障害者支援センターなどに相談をしてみてください。

 

最後に

少し勉強が苦手だからといって、勝手な判断をするのではなく、できる限りの対応をする必要があります。

視覚・聴覚認知、記憶の弱さは変わりにくい部分と言われていますが、個に応じた対応をすることで変化がみられることもあるはずです。

また、本人のやる気、親・教師の教え方、家庭・学校環境、発達進度が勉強に影響しているだけで、場所が変わったり時間が経過することでできるようになることもあるはずです。

※ 大学入試の場合、学習障害などの診断を受けていることで合理的配慮(時間を伸ばしてくれたり)をしてくれるところもあるはずです。