進研ゼミに関連したことを以下の順で書いています。

中学講座

私の塾に来る生徒の中に中学2年までは進研ゼミだったけれど、3年からは塾に入るという子が、過去、何人かいました。

その生徒から教材を見せてもらったことがあるので「進研ゼミ中学講座」の教材が良いことは分かります。

しかし、市販されている参考書にも進研ゼミと同じくらいわかりやすいものがあります。

市販の参考書の方が価格も安いので、定期テスト対策のために進研ゼミを利用する必要はないのにな~と思ってしまいます。

通信教材を利用している人の多くが、市販されている参考書のことに関心がない場合が多く、自分が普段目にする教材を絶対的に良いものだと思い込んでしまう節があります。

ですので、どの教材を使うかを事前に調べ、そのときそのときで自分に合ったものを選ぶようにしましょう。

高校受験のことを考えると市販の参考書では対応が難しいこともあるので、もし塾を利用するつもりがないのであれば進研ゼミなどの通信教材を使ったほうがいいと思います。

中学講座は平均点以下には無理か?

「使いこなすことができるかどうか」と聞かれれば、使いこなせます。

ただし、進研ゼミは勉強をしない子がやっても絶対に続きません。

平均点以下の子は勉強をしていないはずいので、おそらく進研ゼミを始めても2ヵ月もしないうちに届いた本が積みあがることになると思います。

平均以下かどうかを悩んでいるということは、利用目的は定期テストで点数を取るということだと思います。

そうであるならば、進研ゼミを使うよりも学校で使っているテキスト・プリントを覚えることを優先させるべきです。

高校講座(英語)が分からない

高校に入ってから進研ゼミの「進研ゼミ高校講座」を始めた人は「難しい」と思うはずです。

中学レベルの英語が分かっている人でも、進研ゼミの高校講座は難しいんです。

まして、中学レベルの英語が分かっていない人は、読んでも何も理解できないはずです。

というよりも、高校生を対象にした英語の参考書で「簡単」だと思えるものはありません。

中学の授業は1回聞いたらなんとなく理解できたのに、高校では???の連続。

当然なんです。高校英語と中学英語はそれくらいの差があるんです。

高校の授業は1回聞いたくらいで理解ができるなどと思ってはいけません。

特にSVOCの理解など1週間やそこいらでできるわけがありません。

普通の人なら本気でやっても理解するのに3ヶ月はかかるはずです。

それくらい難しいんです。

「1回で覚えることはできない」という気持ちでいることが高校英語を嫌いにならない秘訣です。

参考:高校(大学受験)英語が難しく感じる原因

継続できない

勉強習慣のない子には無理に決まっています。

毎月送られてくるから、それに合わせて勉強習慣がつくかもしれないと親は期待するかもしれませんが、全く続かないでしょう。

勉強のやる気がないのであれば、いくら良い教材を与えたとしても勉強はしません。

まずは、勉強習慣をつけるように方向づけてください。

進研ゼミで合格できるか

高校だろうが大学だろうができます。

進研ゼミは教材としてはかなり優れているので、まじめにこつこつと勉強ができる人は塾に通うよりも割安で成績を伸ばすことができます。

「周りのほとんどが塾に通っているから進研ゼミでは不安」という気持ちになることもあると思いますが、自分が納得できる結果が出せているなら進研ゼミを信じて続ければよいです。

浪人で使えるか

予備校に入らずに「進研ゼミ高校講座」で宅浪をすることが可能かどうかという疑問を持っている人もいるみたいです。

不可能ではないです。高校3年生を対象にしている講座を利用して下しさい。

東大・京大を目指さないのであれば進研ゼミの講座をしっかりと受けることで国立大学にも合格できるはずです。

科目数にもよりますが、費用は予備校に通う10分の1以下に収めることができるので費用的には絶対によいです。

ただし、宅浪をするマイナス点をしっかりと分かったうえで進研ゼミで浪人をしてください。

参考:宅浪か予備校か仮面浪人か

小学講座

添削・映像授業を受けられる小学生向けの教材で一番良いのは「進研ゼミ小学生講座(チャレンジ)」だと思います。

利用者が多く教材作成にお金をかけることができる会社の教材が必然的に良いものに仕上がります。

小学生のうちは子供を塾に通わせないと決めている家庭が利用してください。

こどもチャレンジ

進研ゼミは1歳から6歳までの子を対象にした「こどもチャレンジ」も制作しています。

勉強をさせるという意味合いではなく、いろいろなことに興味を向けさせるという意味合いで使うには最適だと思います。

チャレンジイングリッシュ

小学生の英語が教科化されることに、英語に関連する通信教育が目立つ容易なりました。

当然のようにチャレンジも力を入れています。

それが小学生だけでなく中学・高校生を対象にした「チャレンジイングリッシュ」です。