推薦入試に不合格になってしまった人に向けて以下の順で書いています。

    気持ちの切り替え

    推薦入試を受けた後、「受験は終わった」という気になりダラダラと過ごしてしまった人もいるはずです。

    合格していれば、「あ~、合格した。よかった、よかった」で終わりますが、不合格になってしまった場合はそうもいきません。

    推薦入試を受けた後も一般入試のことを考え普段通りの勉強を続けていた人も、不合格になったことで勉強が手につかなくなるかもしれません。

    「仮に推薦で不合格になったとしても一般があるから大丈夫」と思っていた人も、実際に不合格と先生に伝えられると「一般入試でも落ちたらどうしよう」と急に不安になり、何をすべきか迷い、混乱してしまうかもしれません。

    いずれの状況でも、すぐに気持ちを切り替えなければ、一般入試でも推薦入試と同じ結果になりかねません。

    一般入試まで残り1ヶ月、自分が今やるべきことが何なのか、今一度考えてください。

    悔いが残らないよう、気合を入れなおして最後まで必死で努力をしてください。

    推薦入試で高校に合格するリスク

    受験校の決定

    推薦の合否が決まってから志望校を選ぶことができる都道府県もあると思います。

    推薦の合否が決まってから志望校を選べる地域に住んでいる場合、内申書と自分の実力を確認し自分が受験する高校をし考え直してもいいと思います。

    特に、実力以上の高校を推薦入試で受けてしまっている場合、受験校変更を視野に入れてください。

    内申点が良く、推薦入試なら合格の可能性が高かったとしても、一般入試では到底合格できないのであれば単なる記念受験になってしまいます。

    記念受験と分かっていても、少しの可能性にかけて本気で努力ができるなら良いです。

    しかし、「どうせ不合格になるから私立でいいや」と思ってしまうようであれば、受験という滅多にできない貴重な経験を無駄にしてしまうことになります。

    そうなるくらいなら、志望校のレベルを一つ下げて合格の可能性のある高校を受けたほうが絶対に良いと思います。

    福岡県

    福岡県の場合、推薦で受験した高校を一般でも受けなければなりません(学校の先生が同じところ以外を受けることを許さないはずです)。

    しかし、福岡県は中間発表が出されてから志望校変更が可能です。

    「一般で受けても受かりそうにないし、合格するための努力もできない」

    もし、そのような気持ちになっているのであれば、上に書いた通り、せっかくの受験の機会が無駄になってしまいます。

    志望校を変えることで気持ちを変えられるのであれば、中学の担任先生に迷惑をかけるかもしれませんが、中間発表後に志望校の変更をする旨を事前に伝えても良いと思います。

    あなたが、それで受験に本気になれるのであれば、中学校の先生も応援してくれるはずです。

    なお、推薦入試を受けたからといって一般入試で合格しやすくなったり不合格になりやすくなることは考えられません。

    推薦入試の対策が生きる

    推薦入試を受ける前に、「志望理由の作成」「作文・小論文の対策」で相当な時間を費やしたと思います。

    中には、あれだけの時間を費やしたのに無駄だったと、推薦を受けたことを後悔している子がいるかもしれません。

    しかし、推薦入試のための対策は無駄になるどころかプラスに働きます。

    多くの受験生は文を書く経験はほとんどなく、論理的に文を書くことができないはずです(私も人の子とは言えませんが)。

    推薦の対策をするとなれば、嫌でも文の書き方を学ばなくてはならなくなります。

    そして、自分の文章が読みやすいか読みにくいか、繰り返しチェックをしたはずです。

    それらが、気づかないうちに文章を読む訓練になっているはずなので、推薦対策前と比べ文を読むことが苦にならなくなっているはずです。

    福岡県

    特に、福岡県の公立高校入試では作文の配点が4分の1もあります。

    他の都道府県と比べると異常と思えるくらいの配点です。

    推薦で文章の書き方をしっかりと身につけていれば、よほどのことがない限り低得点になることはないはずです。

    「推薦の対策が時間の無駄になった」ということには絶対にならないので、対策をしていたことをラッキーだと思いましょう。

    参考:福岡県公立高校推薦入試