私は会社に勤め、採用担当になったことがないので
勝手な思い込みでしか書くことはできませんが
大量の人が募集をしてくる企業にかんしては「学歴フィルター」はあると思いますが
大半の企業は大学名などみていないはずです。
目次
大学名は関係ない
九大・西南・福大・九産・久留米
どの大学だろうが企業は個人の能力を見るはずです。
個人の能力を見るっていったって
大学名で先入観が入り込みものすごく能力が高いのに低く見られることがあるんじゃないか?
だとすれば、偏差値50未満で、周りからすごいとまったく思われていない大学に在籍しているほうが絶対に不利になるんじゃない?
だって、実際に九大のほうが九産・久留米よりも確実にいいところに就職できてるし
と思いたくなることも分かりますが
結果的に九大生の方が世間的にいいと思われている会社に就職できているだけで
九大に在籍しているという理由が影響していいところに就職ができているわけではありません(縦のつながりが少なからずあると思うので、九大に関しては多少就職で有利になるかもしれませんが、西南・福大と九産・久留米ならほぼ就職に影響はないはずです)。
なので、「どの大学からどの企業に就職した」
みたいなデータなどみても何も参考にならないと思ったほうがいいです。
そもそも、大学によって学生数も違いますし。
個人の能力
当然ですが、うちの塾で塾講師を採用するときに面談をします。
塾を始めたばかりのとき個人塾ということで採用されやすいと思ったのか
専門学校生が「数学は得意なので教えられます」と面談に来てくれたことがあります。
得意だというので高校入試レベルの問題を解いてもらったら見事に解けない・・・・
結局うちの塾で採用するのは、九大生や筑紫丘を卒業して福大の薬学部に通っていた子
このくらいのレベルになるんです。
私が通っていた3回目の大学のときに(当時は進研模試で偏差値50以上の学科は私が通った学科を除きなかった、受験すれば不合格になるほうが難しい大学でした。九産です)
就職支援の一環としてSPIの模擬試験みたいなものを受けたら
その大学で一番偏差値的に上だった私がいた学科の子たちでさえ、ボロボロ、
なんでそんなにできないの?
そんな点数を取るほうが難しくない?
と心の中で思うくらいです。
全国の平均とうちの大学の平均をくらべたら、とんでもなく低い
今はどうか分かりませんが入学直後にすべての学生がTOEICbridgeを受けるのですが
私は2・3問ミスで170点台だったと記憶していますが(bridgeは今は100点満点になっているみたいですが、当時は180点満点)
周りは100点以上取っている人がほぼおらず
120点の人が凄いと言われるくらいです。
一番上の英語クラスに入ったのにそこでもTOEIC300点台が当たり前(というより200点台のほうが多かったような記憶が)で800点台後半しか取れなかった私が学校で一番になるくらいです。
1回目の大学である明治大学の学生と比べ勉強に関する能力はあまりにも差がありすぎました。
ある程度の大学に通っている人は勉強に関しては能力が高い人の割合が多く
そうでない大学に通っている人はその能力が高い人の割合がものすごく少ない
それが就職に関係しているだけで、どの大学に通っているかなどほぼほぼ関係ないはずです。
勉強以外の能力
就職では学校の勉強ができるかどうかだけでなく、コミュニケーション能力も重要になってきると思いますが
学校の勉強ができてコミュニケーション能力もある人
学校の勉強ができないけどコミュニケーション能力はある人
企業が採用するのはどちらでしょうか?
採用側に回ればだれもが前者を選ぶにきまっています。
採用側が見るのは大学名ではなく個人の能力なはずです。
もし、自分が通っている大学が低偏差値だから就職に不利だと思っている子は
その考えを捨ててください。
自分の能力を高めれば九大生とも互角に戦えます。
大学名は関係ないが
学歴フィルターは書類審査の時点で行われるだけなはずなので
そこを通過したのなら
選考に影響力のある人が自分の出身大学の子を有利にすることがもしかするとあるかもしれませんが
大学名などほぼ関係ないはずです。
なので
書類でふるいにかけるなくてはならないくらい大量の就職希望者が現れる企業を望まないのであれば
偏差値の高い大学
世間からそこそこと思われている大学
に行けなかったとしても
就職に関しては気にする必要はありません。
採用されるかどうかは
自分次第
自分の能力の高さを示せるかどうか
で決まるはずです。
能力がないから採用されないだけなのに「フィルターのせいで採用できない」とか言っている人は恥ずかしすぎます。
低偏差値の大学から自分が望む企業に就職をしたければ
大学に入ってから自分の能力を高めるために必死に努力をしてください。
学歴が・・・
と悩むくらいなら最初から自分が納得できる大学に合格できる努力をしましょう。