大学受験と公立高校受験を同じ次元で考えている子があまりにも多いので

大学へ進学する予定の中学生は高校進学後を見据えてある程度勉強をしておくことを勧めます。

中堅以上の大学に進学する予定の中学生

英語が不要な大学はあまりありません。

英語が得意であればそれだけで大学入試で有利になります。

高校進学後英語ができるようになりたいのなら

中学のうちに

品詞・5文型の理解を最低限しておくことを勧めます。

品詞・5文型をまともに教える塾は少数派と思いますが

簡単なものから少しずつ教えれば、たいていの子が理解してくれます。

大学に進学する予定なら

目先の結果だけを気にして、高校進学後のことを考えない勉強はお勧めしません。

品詞・5文型の理解ははっきり言って苦痛ですし

なぜそれをやる意味があるのか、訳が分からないかもしれませんが

この理解があるかないかで英語ができるようになるかどうかが決まると言っても過言ではありません。

英文を見た瞬間にある程度意味が捉えられるようになるには

具体的数字でいうと

進研模試で偏差値60以上を安定して取れるようになるには

品詞・5文型の理解が役立ちます。

闇雲に勉強をしていて偏差値60以上になることももちろんありますが

そういう人が品詞・5文型の理解をしていればもっと早く偏差値60以上になっていたはずです。

面倒かもしれませんが、品詞・5文型の理解は中学のうちにやっておきましょう。

中学時代の成績は忘れる

定期テストなんて、普通に勉強をしていれば400点前後を取れるのは当たり前です。

そんな結果は大学入試にまったく意味を持ちません。

「フクトで偏差値60以上取ってたし」なんてのも同じです。

私からすれば

だから何?

それ、たいしたことないよ

です。

 

福翔・筑紫・筑紫中央・福岡中央くらいまでの高校に進学した子は自分は勉強は苦手ではない

と思っていると思いますが

高校1・2年の時にさぼってしまえば取り返しがつかない結果になります。

 

中学時代勉強をしてこなかった子(フクトで偏差値50以下の子)の大半が西南・福大レベルの大学を受験しません。

仮にあなたが中学時代偏差値50だったとしたら、

中堅以上の大学進学を考えている高校生の中で一番できないグループに入っていることを意味するんですよ。

中学時代の偏差値50は高校時代では偏差値30台後半~40台前半なんです(高校進学後勉強をしなければ確実に)。

中学のときに偏差値60前後だった子でも西南・福大レベルの大学にわんさか落ちるわけです(勉強をしないから)。

中途半端に勉強ができるなんて勘違いしている場合ではないので

最低でも福大に合格したいのであれば、英語だけは最低限の努力をしておくことを勧めます(定期テストの勉強だけではダメ)。

進研・河合・駿台模試

中学のときに偏差値30台だった子が大学に合格できる?

まず、中学のときに偏差値30台だった子が中堅以上の大学、例えば福大、に合格することはほぼないと思います。

中学のときに偏差値が30台だった子が高校になってから急に勉強を始めるなんてことはほぼほぼないからです。

仮に勉強を始めようとしても

気合は最初だけで、何を勉強していいか分からず、すぐに挫折してしまうでしょう。

勉強習慣のない子が急に勉強を始めると挫折する?

 

それに

自分自身福大に合格できるなんてできるわけがない

合格出来たら奇跡

と思っているはずです。

私がそうでしたから・・・

私の偏差値推移

現実に中学のときに偏差値30台から福大レベルの大学に合格するのは奇跡に近いですからそう思う気持ちも分かりませんが・・・・

 

自分自身で合格したら奇跡

なんて思う実力から勉強を始めるとなると先がまったく見えず、挫折してしまうんです(私の場合は底辺校に通ったことが幸いし、定期テストで結果を出すことが出来たので継続して勉強ができた)。

 

 

ただ、私がそうだったように

あり得ないくらいの努力が必要になりますが

可能性はゼロではないので頑張ってください。

努力の結果が目に見える形にすることが勉強を継続してやれるコツです。

勉強するのは、「自由」になるため!

苫野一徳先生がついさっきツイートで

「勉強するのは、「自由」になるため!」

とつぶやいていましたが

本当にその通り

 

自分の意志で勉強をしなければ、自分で何をしたいのかも見つからず

ただ人から与えられたことしかできない(それすらできないということもありうる)

そんなつまらない生活を送るなんて・・・

勉強をしなければ、何もしたいことが見つからず与えられたものしかしないことが当たり前になって、それがつまらない生活だと思うこともないかもしれませんが

少なくとも私にはそのような生活は無理です。

自分が生きたいように生きるためには学び続けることが重要な手段になる

もちろん

ここでいう「学び」は学校の勉強だけないことは言うまでもありません。

 

※ 小中学生が自分の意志で学ぶということはあまり起こらないので、一定の強制が子供に必要になる場合が多いとは思います。

勉強をする意味