福岡県公立高校の偏差値

偏差値はその高校レベルを数値化したもので、多くの人が受験をするときの一つの指標にしているはずです。

ですが、塾独自の試験、フクトや県模試、全国規模のテスト、いずれも受験者数やレベルが異なるので比較できません。

偏差値は母集団(受験する人)が違えば大幅に変わるからです。

受けた模試により偏差値が全く異なるので「どの偏差値を信じればいいのか分からない」と悩んでいる人も多いでしょう。

しかし、多くの受験生が知りたいのは偏差値そのものではなく、自分に合格の可能性があるかどうかなはずです。

そうであるなら、偏差値からは見えない部分が合否に大きな影響を与えている福岡県の入試制度では「どの偏差値を信じればいいか分からない」という悩み自体が意味のないものになります。

ここでは、通常、受験校選びの判断材料になる偏差値・内申点という視点を無視し、倍率・受験者層の2点から合格の可能性があるかどうかの判断の仕方を書いています。

  1. 偏差値
  2. 難易度
  3. 倍率が大きく影響する
  4. 受験情報局の偏差値

偏差値

各高校歴史があり、どのくらいのレベルの人ならどの高校を受験するというのがある程度決まっています。

筑紫丘・修悠館・明善・東筑高校などのトップ校の受験者層がいきなり偏差値50台前半ばかりになるということはありません。

つまり、去年偏差値65だった高校が今年は54になるということは、受験制度が変わらない限り99.99%起こりえないということです。

これは倍率が1.4倍から1.2倍に下がったとしても、合格難易度はそこまで変わらないということも意味します。

トップ校だけでなく福岡中央・筑紫中央・筑前・西陵・香椎高校など普通レベルの高校でも同じことが言えます。

受験者層に大きな変化は起こらないので偏差値が極端に上下することは起こりません。

私立高校について

なお、私立高校は学校により試験問題が異なるので公立入試にあわせて模試の偏差値はほぼ当てになりません。

難関私立高校は過去問を解いて合格できるかどうかの判断をしてください。

私立高校入試の現実

難易度

偏差値は変わりません。

しかし、普通レベルの高校は倍率により合格難易度は大きく変わります。

偏差値58の高校に偏差値50くらいの人が合格してしまうということも起こりえます。

トップ校と異なり普通レベルの高校は受験者層に幅があるからです。

偏差値58くらいの高校になると、上位受験者層は偏差値60台にもかかわらず、下位受験者の1割(地域によってはそれ以上)が偏差値40台ということもあります。

具体例

偏差値60とされている高校に、130人が受験したとします(定員100名)。

130人のうち、偏差値65以上の受験生が20名、64~60が40名、59~55が40名、54~50が20名、50以下が10名だったとします。

偏差値60以上の受験生全員が合格したとしても60名で、残り40名は偏差値60未満になります。

つまり、偏差値60とされている高校に、偏差値59~55で合格できる人が何人も出てくるのです。

中には入試本番の結果が振るわず、偏差値59~55の受験生が不合格になることもあります。

そうなると、偏差値50台前半の人にも合格の可能性がでてきます。

福岡県の普通レベルの高校の受験者層を見ると、実際にこのような感じになっているところがいくつもあります。

トップレベル校のように受験生の大半がハイレベルというわけではないのです。

倍率が大きく影響する

倍率が高くなれば、偏差値が高い受験者が増えるので、低偏差値の受験生が合格できる可能性が減ります。

逆に倍率が低くなれば、偏差値の高い受験生が減るので低偏差値の受験生でも合格できる可能性が高まります。

なので、見た目の偏差値は変わらないのに、受験年度によって難易度が大きく変わるのです。

昨年度に受験していたらほぼ確実に合格できていたのに、本年度だったから運悪く不合格になった。

そういうことが毎年起こっています。

合格実績との関連

公立高校の大学合格実績はこれに関連があるはずです。

相関関係を調べれば、合格しやすい年度の卒業生の合格実績は低くなり、合格が難しかった時は高くなるという結果が出る可能性が十分考えられます。

公立高校は学校の先生が定期的に変わるので、学校の指導力が云々というよりも、そこに合格した人のもともとの能力が高いか低いかが実績に影響するということなのかもしれません。

そう考えると、指導力のある先生がいる私立高校に特待で合格するほうが金銭的にも、大学受験においても有利になるかもしれません。

推薦・一般入試の志願倍率・定員増減・中間発表

受験情報局の偏差値

中間発表後の倍率と過去のその高校の受験者の学力レベルを参考に、サイト運営者が合格の可能性が十分ある(2回受験すれば1回は合格できる)と思った偏差値を、できる限り早く更新します。

その年の倍率と受験者層をもとに偏差値を出しているので、受験年度によって大幅に変わることがあります。

当然、本年度のデータをもとに作成しているので、来年度(31年度)の入試にはまったく参考にならない場合もあります。

とはいっても、ここに書いてある点数を取ることができれば合格の可能性がゼロではないことを意味します。

なので、このサイトに書いてある点数を最低目標に、それ以上の点数を取れるように努力をすればいいと思います。

なお、目標点は平均点が170点だったときを想定しています。平均点が大幅に下がったときは、表記の点数以下でも合格の可能性は十分あると思ってください。

また、偏差値・目標点ともに、それ以下でも合格する人はいますし不合格になる人もいます。

偏差値や合格最低点は自分が合格できるかどうかを判断するために参考にするだけのものだということを忘れてはいけません。

福岡県公立高校入試情報