九州共立大学に関連する情報を以下の順で簡単にまとめています。

福岡県内にあるその他の大学については「福岡県内の大学情報」を参考にしてください。

学生数・充足率

各学科の学生数(在籍数/定員)・充足率をまとめています。

  • 経済  :1,280/1,600(80.0%)
  • スポーツ:1,142/1,000(114.2%)
  • 全体  :2,422/2,600(93.2%)

経済学部は全学生のうち約1割を留学生が占めています。

所在場所

福岡県北九州市八幡西区自由ヶ丘1-8にあります。

なお、「九州女子大学・九州女子短期大学」と「自由ヶ丘高校」は関連校です。

[map address="福岡県北九州市八幡西区自由ヶ丘1-8" width="100%" height="300px" theme="九州共立大学" class="dp-light-border-map dp-map-centered" zoom="15" draggable="true" controls="true"]

授業料(平成29年度)

初年度に必要になる費用です。カッコ内は2・3年次

  • 経済学部  :1,093,660円(871,500円)
  • スポーツ学部:1,343,660円(1,101,500円)

偏差値・合格最低点

入学者の7割以上がAO・推薦の合格者です。

経済学部の一般入試は、よほどひどい成績でない限り合格できるでしょう。

進研の偏差値は以下の通りです(カッコ内は河合の数字。%はセンター得点率)。

なお、合格最低点は非公開です。

経済学部

  • 一般入試:偏差値43(BF)
  • センター:偏差値41(44%)

推薦入学は合格者213名(213名受験)、入学者209名

一般入試は合格者56名(57名受験)、入学者31名

センター利用は合格者64名(70名受験)、入学者16名

AO入試は合格者32名(32名受験)、入学者31名

スポーツ

  • 一般学力:偏差値44(35.0)
  • 一般体力:偏差値45(35.0)
  • センター:偏差値45(45%)

推薦入学は合格者139名(151名受験)、入学者133名

一般入試は合格者125名(157名受験)、入学者76名

センター利用は合格者82名(118名受験)、入学者36名

AO入試は合格者49名(107名受験)、入学者49名

 入学状況は平成29年度のものです。

学力特待制度

福岡県内で一番充実した特待制度があります。

SA学力特待生に選ばれれば入学及び授業料・教育充実費・施設費全て全額免除されます。

授業料免除は多くの大学にありますが、すべてが免除の大学は私の知る限り福岡県内では九州共立大学だけです。

選抜条件は以下のいずれかを満たす必要があります。

  1. 中学・高校の先生を目指す
  2. アスレティックトレーナーを目指す
  3. 優良企業(公務員含む)への就職を目指す。

また、「ワークショップ・ボランティア活動・地域連携活動・学友会活動」への参加も必要です。

学友会活動は就職に有利になると(誰かに騙され?)勘違いしてなろうとする人がたまにいますが、通常はなりたがらない人が多い面倒なものです。

ただ、ほぼ無料で大学を卒業できることと比較衡量すればなんら苦にならないはずです。

ワークショップ・地域連携活動は自分のためになるはずなので逆に参加させてもらえて感謝してもいいくらいだと思います。

九州共立大学は低偏差値なことがネックになると思いますが、大学名にこだわらないのであれば、西南・福大で中途半端なが学生生活をするよりも自分の可能性を高められ良い大学だと思います。

入試制度

入試制度について簡単に書いておきます。

受験を考えている人は必ず細心の願書を自分で確認してください。

AO・推薦入学

経済学部(学年定員400名)、スポーツ学部(250名)の定員の半数がAO・推薦入試の枠です。

以下、一般推薦について書いています。

AOは内容がよくわからない、特別推薦枠は内々に話が進められているはずなので書いていません。

なお、指定校推薦で九州共立大学を狙う人も多いと思います。

そして、指定校推薦の場合、大学よりも校内で選ばれるかどうかのほうが気になるところだと思います。

厳しいことを言いますが、「定校推薦で選ばれるかどうかを悩むくらいなら一般で受験しろ」と言いたくなります。

名前を書けば合格できてしまうような大学に、指定校推薦で楽して合格しても何の価値もありません。

スポーツ学部を選ぶならまだしも、経済学部なら、勉強が極端に苦手である場合を除き、せめて福大くらいは目指してください。

楽な選択をすればするほどその後の自分の選択肢が狭まるだけです。

スポーツ

実技方式と学力方式があります。

実技方式は野球・ソフトボール・体操・ラグビーなど、大学が指定している競技と面接・調査書。

学力方式は、英語・国語(古文・漢文除く)・数学Ⅰから1科目と、面接・調査書。

経済

面接方式のみで、学力テストは行われません。

学力特待生入試Ⅰ期

一般入試は、経済学部もスポーツ学部も国語(古文・漢文除く)、数学(Ⅰ・A)、英語の3科目で受験します。

センター利用は、国語・英語が必須で、地歴・公民・数学・理科の中から1科目、計3科目で受験します。

国語は古文・漢文、英語はリスニングを含みます。

経済部

実践的経済学を幅広く学び、資格・就職に強い経済・経営センスを養うとHPにありました。

経済学部は「職業忍容性教育大学」として大きく生まれ変わるとして次の3つのポイントを上げています。

  1. 1年次は、経済学・経営学の基礎知識および職業人として不可欠な、基礎学力や一般常識などを習得
  2. 2年次からは、学生一人ひとりの進路目標や、資格取得を目指して、6つの領域から体系的に科目を選択
  3. 人格形成を重視した教育を行い、学業と部活動等課外活動の両立が可能となるよう、学生一人ひとりをサポート

スポーツ学部

スポーツを多角的に捉え、身体や技能に関わることはもちろん社会の中におけるスポーツの意義と活かし方を学ぶとHPにあります。

人間力に重点を置いた教育と、充実した施設での体験重視の教育により、リーダーシップを発揮できる人材を育成することに特色があるみたいです。