浪人に関連する内容を以下の順で書いています。

    浪人するべきか

    旧帝国大に合格できなかったり、早慶上智、MARCHへ合格を目標に浪人するのは仕方がないと思います。

    しかし、最終目標が地元の中堅私立大学(福岡で言うと西南・福大)であれば少し考えたほうがいいと思います。

    現役で地方の中堅私立大学に合格できなかったということは、高校3年でまともに受験勉強をしてこなかったかことを意味します。

    そのような人が浪人をしたところで、合格するために気持ちを入れ替えることは難しいと思います。

    もし浪人して中堅私立大学に再び不合格になり2浪になったらどうでしょう?

    東大や早稲田に2浪ならギリギリ許せますが、地方中堅私立大学に2浪になったら最悪です。

    そんなことをするくらいなら偏差値50以下の面倒見の良い大学に進学し、そこで努力をしたほうが将来を考えると確実に良い結果になります。

    大学名は就職をするときに多少影響しますが、低偏差値の大学でも本気で努力をすれば納得できる就職はできます。

    気持ちを入れ替え合格するために努力ができるという自信がないのであれば、浪人はやめたほうがいいです。

    参考:学歴フィルター

    浪人したら合格できるか

    人によります。

    合格したいという気持ちが強ければ合格できるはずです。

    ただし、偏差値55以下の高校に進学した人は注意してもらいたいことがあります。

    高校入試は入試本番の結果だけでなく、内申点が影響するので偏差値55以下の公立高校ならば、たとえ勉強が苦手でも、努力をすれば合格できる可能性があります。

    また、偏差値50前後の高校になると全く勉強をしない人も多く受けるので、倍率が1.3倍以下になると、勉強が苦手な人でも合格できてしまうことがあります。

    何が言いたいのかというと、努力をしても中堅大学以上に合格ができない人も中にはいるということです。

    中堅以上の大学になると勉強が苦手だと努力ではカバーすることは難しいです。

    現役時代、1日3時間以上の勉強を本気でやっていたのに合格の兆しがほとんど見られなかったのであれば(常にE判定、D判定は1・2度程度)、浪人をしても中堅大学に合格することは難しいかもしれません。

    ちなみに私の教え子に2浪(浪人時代は博多駅にある代ゼミに2年間通っていた)で法政大学に合格した人がいます。

    その子は勉強が苦手ではなく、勉強はしているけれど取り組む姿勢が受験生ではなかった(甘かった)からです。

    勉強が苦手だから成績が伸びないのか、やり方や取り組む姿勢に問題があるのか、その判断は素人の勝手な判断ではできません。

    参考:浪人すれば合格できるか

    トップレベル校から浪人する人はいるか

    中堅以下の高校よりも、トップレベル校から浪人する人のほうが多いです。

    このような疑問を持つ人の多くは、

    • 現役で全滅したから仕方なく浪人
    • 偏差値55くらいの中堅公立高校に進学した人が上位の大学に合格できずに浪人を選択する
    • トップレベル校出身者は頭がいいので大多数が現役で国立大学に合格できる

    というような考えを持っているはずです。

    この考えは、間違っているとはいえませんが正しいとも言えません。

    トップレベルの高校に在籍している人は勉強のやり方が分かっているので、旧帝国大に合格できる実力は十分ありますが、現役では遊んでしまい成績が急下降する人が多くいます。

    そのような人は、初めから現役合格を諦め浪人を選択するという人までいます。

    偏差値55程度の中堅公立高校に進学した人は現役で第一志望校に不合格になったとしても、地元にある低偏差値だがそれなりの知名度のある大学に落ち着くので浪人を選ぶ人は少ないです。

    なので、トップレベル校に進学した人のほうが浪人する割合は高くなるのが一般的です。

    同じ大学の別学科

    浪人をして同じ大学の別学科に合格したが、他の学科に進学をするために仮面浪人、というような検索がされたことがあります。

    医学部・薬学部なら分からなくもないですが、意味がないような気がします。

    もし、同じ大学の別学科に行きたいのであれば、転入を考えるべきです。

    仮面浪人をするくらいなら浪人をしたほうがいいと思います。

    地方と関東の大学の違い

    地方の大学だと浪人の割合がものすごく少ないです。

    私の地元の福岡だと「私浪人だから1年学年が違う」と言うと、同級生なのに敬語で話したり、現役で入った先輩とタメ語で話すというようなことが起こります。

    また、浪人して合格したことを隠そうとする人もいます。

    これは、少なくとも関東の上位に位置している大学では起こり得ない現象です。

    年齢が違っても同級生ならタメ語は当然です。現役生と1浪生どころか、4浪生とでもタメ語を使います。

    4浪で大学に入った場合、何歳か年下の先輩に敬語を使わなければならないのは言わずもがなです。

    多浪生でそれに耐えられない人は友達ができずに浮いた存在になることすらあります。

    宅浪で合格可能か

    予備校に通わず宅浪で早稲田・MARCH・関関同立など難関私立大学に合格できるのでしょうか?

    難関大学に合格するには予備校に通わなければだめだと思っている人がいまだに多くいますが、そんなことはありません。

    また、大学受験予備校や資格試験予備校は「予備校に通わなければ効率よい勉強ができない」「市販されている参考書では分からないことが分かる」みたいなことを言いますが、そんなことはありません。

    宅浪でも普通に合格できます。市販されている参考書で十分です。

    予備校に何十万も払う必要はありません。

    授業を受けないことが不安なら「進研ゼミ」「Z会」や「スタディサプリ高校講座・大学受験講座」を使えばいいだけです。

    精神力が必要

    しかし、浪人生の大半が予備校を使います。

    普通とは違うことをやっていることに不安を覚える人は予備校に通った方がいいです。

    孤独で大学入試に挑戦するのは生半可な精神力ではやっていけません。

    私のように勉強は予備校などに通わなくても自分でやった方が効率よく勉強ができると感じ、且つ、一人で勉強することに何の違和感も感じない人は宅浪でいいです。

    ただ、いずれを選んだとしても、現役時代に勉強をサボっていた人、難関大学を目指していたけれども合格できなかった人、どのような理由で浪人になろうとも医学部や東大・早稲田慶應を受験するなどでない限り、1浪で結果を出してください。

    参考:宅浪か予備校か仮面浪人か