福岡県公立高校国語の作文対策|最新傾向は直近の過去問で確認

1年半以上前に書いた国語の作文について書いた記事があまりにも長かったので(国語の作文)、今回「傾向」の部分だけ切り抜いてUPしました。

 

福岡県公立高校入試の国語の作文の傾向が変わりました。

もし、作文で満点が取れるようになれば、合計で30点以上はとれるようになるはずです。

国語が苦手な人は最低限の対策をしておきましょう。

  1. 傾向が変わった
  2. 傾向把握
  3. 対策

傾向が変わった

今までは文科省の「国語に関する世論調査」をもとに「言葉」に関連する問題が作られる傾向にありました。

ですので、世論調査の質問項目を利用して「自分ならどう思うか」という事を考えるだけで効果的な対策ができていました。

しかし、2020年以降の新大学入試制度を考えたのでしょう。

去年( 2016年3月入試)から傾向が変わりました

配点も今まで14点だったが15点になりました。

今後は世論調査の質問項目をみても対策にはならないかもしれませんが、不安な人は念のため以下の内容(すべて世論調査の質問項目)を押さえておきましょう。

  • 毎日使っている日本語を大切にしているか,していない
  • 「美しい日本語」があると思うか,そうは思わないか
  • 敬語はどうあるべきだと思うか
  • 毎日の生活に必要な情報を何から得ているか
  • 言葉や言葉の使い方に大きな影響を与えるのは何だと思う
  • 相手とどのような方法を用いてやり取りをするか
  • 次の各場面での携帯電話(スマートフォン含む)の使用についてどう感じるか
  • どのようにインターネットを利用するか
  • 情報機器の普及によって,言葉や言葉の使い方が影響を受けると思うか
  • 「ら抜き」,「さ入れ」,「やる/あげる」どちらの言い方を普通使う
  • 慣用句等の意味・言い方

※ 平成27年度以前の過去問を照らし合わせれば、今までの入試がどれだけ世論調査をもとに作られていたのかが分かるはずです。

傾向把握

その年に何が出題される可能性が高いかを予想することはあまり意味がないです(最終手段としてはあり)。

何が出題されるかなど誰にもわからないからです。

しかし、国語の作文は例外です。

何が題材に取り上げられるかは予想が難しいですが(下で簡単予想しています)、

どのような形式で作文を要求されるかをあらかじめ知っておくだけで結果が大きく変わります(特に国語が苦手な子)。

「どうすれば知ることができるの?」と思う子がいるかもしれませんが、

2つを対比自分の意見それに対する反論反論を覆す自分の意見を書く」

「2つを対比し自分の考えを述べる

過去問を見れば、このような形で問われる可能性が高いことがすぐに分かります。

すでに過去問を解き終わっているとは思いますが(2月下旬時点)、改めて「こういうふうに問われるのか~」と確認することを勧めます。

どのような題材が問われるかの予想は難しいですが、そういうことも気になる子も一定数いると思うので一応触れておきます。

予想を信じるか信じないかは自分で判断してください。外れても責任は持てません。

  • 言葉の使い方(ら抜き言葉をどう思うかなど)
  • 読書の大切さ
  • 必要な情報の得かた(新聞・ネット・スマホ何を使うか)
  • スマホの使用(スマホを使う時間などマイナスとプラス面)
  • 18歳成人に賛成か反対か
  • 環境問題(ゴミ・温暖化など)
  • 外国人が増えてきたことに関連すること
  • エネルギー問題(原発・バイオ燃料など)

英語の早期教育(教科化)もよい題材になるとは思ったのですが、国語の作文で英語教育について触れる可能性はないと思い予想から外しました。

作文がスピーディー書けるようになれば、それだけ時間が浮くのでゆっくり時間を解くことができるようになり、点数が伸びる可能性が高くなります。

対策までは時間が取れないかもしれませんが、傾向だけは把握するようにしましょう。

対策

具体的な対策をしたいという子に向けて書いています。

事前に表現を決めておく

普段何も考えずに作文を書いている人が多いですが、事前に決まり事を作ってください。それだけで、時間が短縮できます。

予め自分の表現パターンを決めておき、常にそれを使うのです。表現はたくさんありますが、混乱を避けるためここでは一つの例だけを挙げます。

例に挙げたもの以外にも覚えておいたほうがいい表現はありますが、福岡県の公立高校入試で利用しやすいものだけをまとめています。

接続詞

  • 順接:したがって~(原因・理由を書いた後、結果を書く)
  • 逆説:しかし(前に書いたことと反対のことを書く)
  • 例示:例えば(例を挙げる)

呼応

ある語を使ったら決まった語を使わなければならないものがいくつかあります。以下は特に重要なもなので覚えてください。

  • きっと~だろう
  • 少しも~ない
  • まるで~ようだ
  • もし~なら

文末表現

  • 自分の意見を言うとき:~と考えている。
  • 理由を書くとき   :なぜなら~だからだ。
  • 事実を書くとき   :~である。

形式主語

形式主語で特に気をつけておくのは次の3つです。

  • 「思った通り」ではなく「思ったとおり
  • 「友達に会った時」ではなく「ともだちに会ったとき
  • 「Aの方が」ではなく「Aのほうが」

資料解析問題

グラフなどの資料を解析する問題が出た時は次のことを意識してください。

  1. 何についての資料なのかを一番に確認
  2. 明らかに他と違う極端な特徴・変化・差に着目
  3. 自分の体験・考えと関連付ける

当たり前のことですが、何についてのグラフなのかを絶対に見落としてはいけません。

設問にも資料の中にも何についての資料なのかが書いてあります。

当たり前のように書いてあるので、意外と確認を怠っている人がいます。

余裕をかましていると資料を無視した勝手な作文書いてしまい大幅な減点を食らうかもしれません。

当たり前すぎることでも絶対に絶対に確認して下さい。

それができれば、必然的に他と違う特徴も見えてくるはずです。

社会的なテーマを扱った問題

今までの傾向では社会的なテーマは出題される可能性は低かったです。

しかし、平成28年~30年度の入試を見る限り、社会的なテーマと結びつけて自分の考えを書かせる問題が続いています。

おそらくこの傾向は続くと思います。

福岡県新傾向国語の作文」で平成28年の過去問を基に作文手順を書いています。

作文で何をすればいいのか分からないという子は参考にしてください。