【令和3年】推薦・一般入試の中間発表・志願倍率・定員増減

2022年3月入試は2月21日18時頃に発表されました。

2022年3月入試の中間発表は

「福岡県公立高校2022年3月入試中間発表」

で順次更新していきます。

昨年の一般選抜は2020年2月20日(木曜日)に発表されました。

今年は2月24日の17~23時に発表されると思います(夜遅くに後悔される可能性が高いと思います)。

今年は6時前に発表されました。

「志願状況」

令和3年『公立高校推薦入試志願者数』は2021年2月5日5時頃に発表されました

2021年2月22日に西南・福大の合格発表があったのでうちの塾の結果を【西南・福大合格発表】にUPしました。

高校・大学の受験勉強がどういうものなのかの参考になると思うので是非。

入試が終わってしまった子は「推薦・一般入試終了後にだらけるな」を読んでください。

※ 2021年度の推薦入試は2月5日か6日に発表されると思います。

参考：福岡県公立高校入試の合格最低点
参考：福岡県公立高校の偏差値一覧
対策：福岡県公立高校受験対策
一般：受験日程
情報：ボーダー・内申・偏差値

2020年度中間倍率について

中間発表は2月18日前後にされる可能性が高いと思っていましたが、本年度は例年と発表の日にちがずれる可能性があります(例年第3週の火曜日に県のHPに午後5時以降に公表されます。入試本番は3月の第2週の水曜日)。

予想通り発表が例年よりもズレました。1日だけずれると思っていましたが。2日ずれました。

火曜日に県のHPで発表、翌日水曜日の朝刊に掲載が、木曜発表に、これだと「変更期限切れ」と言われ、変えたくても変えられない子がでてきそうですね。

科やコースが複数ある場合転嫁合格の可能性もあります。

ですので、数字上は全員合格になっていても、不合格者が出る可能性もあります(「福岡県公立高校の倍率の仕組み」)。

自分が決めた学科は原則変えることはしないと思いますが、どうしても公立に合格しなければならない人は倍率を確認し場合によっては変更を考えてください。

2021年度入試中間倍率

以下、学区ごとに定員と倍率をまとめています。

昨年度の倍率と比べ数字上の合格難易度を簡易的に書いておきます。

急いで更新しているので、ミスがあるかもしれません。福岡県のHPを見ることで以下に書かれてあることを自分で確認することができるので、倍率をみて志望校変更を考えている人は必ず自分で確認するようにしてください。

本決まりした後は、各高校のページを確認してください。

※　表は横にスクロールします。

※ 工業・商業・農業系以外は更新完了しています。

北九州地区

北九州地区の定員・倍率です。

各高校の詳細情報を知りたい方は「第1・2・3学区の偏差値・内申点」から確認してください。

第1学区

第2学区

小倉高校は受験予定者が50人近く増えたので、昨年度よりは若干合格が厳しくなることが予想されます。

北九州市立高校はすべての学科で倍率が1倍を下回ったことがありますが、ここ数年は1倍を上回るので安定して偏差値40台後半を取れていなければ合格は難しいと思います。

第3学区

東筑は昨年度414名とくらべれば、受験者が減ったので多少合格しやすくなると思いますが、受験者層のレベルが高いので偏差値60台前半では合格は厳しいかもしれません。

八幡南は定員が40人減ったことで、昨年度よりも若干合格するのが難しくなるかもしれません。

中間高校は受験者数が30名増えたので、偏差値40台前半で受験する子にとって合格することが難しくなるかもしれません。

八幡中央高校は倍率が1倍を下回ったのでよほどのことがない限り不合格にはならないはずです。

北九州地区工業・商業高校等

定員に変動はありません。

小倉商業高校の一般入試はくくり募集

福岡地区

福岡地区のの定員・倍率です。

各高校の詳細情報を知りたい方は「福岡地区の偏差値・内申点」から確認してください。

第4学区

福岡高校・香住丘高校は例年通りの難易度。

新宮高校は受験者数は昨年度よりも減りましたが定員が40名減ったことが影響し若干合格が難しくなるかもしれません。

香椎高校は昨年度受験者が大幅に減り合格しやすくなっていましたが、本年度は例年通りの難易度になると思います。

光陵高校は倍率が1倍を下回ったので、偏差値40台中盤でも合格できる可能性が高いと思います。

須恵高校は定員が40人減ったにもかかわらず受験者が昨年度よりも増えました。偏差値50前後だと合格は厳しくなることが予想されます(須恵高校は難化傾向が続いています)。

魁誠高校は一時期倍率が高くなっていた時期がありますが、本年度は倍率が1倍を下回ってしまいました。例年よりも確実に合格しやすくなるはずです。

第5学区

春日高校は募集定員が令和2年どよりも受験者が大幅に減ったので昨年度よりは若干合格しやすくなると思います。

福岡中央高校は受験者が昨年度とほぼ変わっていません。比較的合格しやすい年度になると思います。

筑紫中央は昨年よりも受験者が100人以上増えたので、偏差値50台前半で合格するのは相当厳しくなることが予想されます。

福翔高校はここ2年倍率が高く、筑紫中央よりも合格するのが難しかったですが、今年は再び福翔のほうが合格しやすくなるはずです。おそらく、過去一番合格しやすくなると思われます。

武蔵台は特色化選抜ですでに270人ほど合格者が出ています。一般選抜の実質倍率が2倍を超えているので、どのくらいの受験者層が集まるか予想が出来ませんが、簡単には合格できないと思います。

第6学区

修猷館は定員が400名に減りましたが、受験者数も大幅に減ったので昨年度と同程度の倍率になりました。このレベルの高校になると合格者と不合格者の差はほとんどないと言ってもいいので、どれだけ本番でケアレスミスをなくすかにかかっていると思います。

城南高校は受験者全体で50名程度人数が減ったので昨年よりは若干合格しやすくなるかもしれませんが、修猷館同様このくらいのレベルの高校になると受験者が多少減ったところで合格が簡単になるという訳ではないので、受験生は安心せず、最後までしっかりと頑張ってください。

筑前高校は定員が40名減りましたが受験生も減ったので、例年通りの難易度になると思います。

糸島・講倫館に受験者数が大幅に減少していますが、おそらく私立に専願で合格した子が大量に増えたからだと思います。

福岡地区の工業・商業高校

定員に変動はありません。

※　糸島農業の「農業技術科(40名)」と「農業経済科(40名)」と、水産の「海洋」「食品流通」「アクアライフ」の推薦入試はくくり募集です。

筑後地区

筑後地区の定員・倍率です。

各高校の詳細情報を知りたい方は「筑後地区の偏差値・内申点」から確認してください。

第7学区

朝倉高校は倍率が低くなってしまったので、偏差値40台でも合格の可能性が出てくると思います。

第8学区

久留米高校は英語かの倍率が1倍を下回ってしまったので英語化に関しては合格しやすくなるはずです。

小郡は定員が減りましたが志願者数が大幅に減ったため、昨年度よりも倍率が下がりました。

南筑は昨年度より50名も受験予定者数が増えたため偏差値40台前半での合格は難しくなるはずです。

第9学区

八女は倍率がかなり低いので偏差値50台前半でも合格の可能性は十分あると思います。

第10学区

伝習館の倍率が大幅に下がりました。この倍率だと偏差値50台中盤でも合格の可能性が十分出てくると思います。

筑後地区の工業・商業系高校

八女農業の定員が減りました。

久留米商業は前年度と比べると若干簡単に

八女工業の情報技術はあり得ないくらいの倍率になっています。過去5年で一番高い倍率になっています。

八女農業は定員が減ったため倍率が急激に増えました。

筑豊地区

各高校の詳細情報を知りたい方は「筑豊地区の偏差値・内申点」から確認してください。

第11学区

どの高校もよほどのことがない限り不合格になる方が難しいと思います。

第12学区

倍率が1倍を下回っている高校ばかりなので嘉穂高校を除きよほどのことがないと不合格にはならないと思います。

嘉穂高校は倍率が1倍を下回っていますが、偏差値50くらいなければ合格できないかもしれません。

第13学区

例年通り、どの高校を受けてもよほどのことがない限り不合格になることはないと思います。

筑豊高校の総合ビジネス科(定員40名)とビジネス情報科(定員80名)はくくり募集です。

2021年入学定員の増減

2018年9月28日に県のHPで定員が公開されました。

平成31年の中学校卒業見込み者数は約4万5千5百人で、30年度の4万6千5百人から、千人ほど減少します。

これを考慮し、平成30年よりも合計600人(15学級)が減少することが決まりました。

減少するのは

第1学区は「築上西」「育徳館」

第2学区は「門司大翔館」

第3学区は「八幡南」

第4学区は「新宮」「須恵」

第5学区は「柏陵」「武蔵台」「筑紫」

第6学区は「修猷館」「玄洋」「筑前」

第8学区は「小郡」

その他「大川樟風」「折尾」「朝倉東」「久留米筑水」

※ 大牟田北と西田川が定時制単位制高校に改変される

ここ数年高校のクラスがどんどん減ってきています。

北海道・東北などの地域では学校の統廃合が少しずつ進み始めているみたいですが、福岡も地域によっては統廃合が実施される日が近いかもしれません。

表の表記について

分かりにくい表記があると思います。下記を参考にしてください。

内定者

「推薦合格者」と捉えてもらってかまいません。

推薦で合格した人はほぼ確実に進学が決まっていますが、まだ合格が確定しているわけではないので「内定者」となっています。

一般合格枠　

「入学定員　ー　内定者　＝　一般合格枠」

一般入試で合格できる残りの人数です。

一般入試を受ける人はこの数字がものすごく重要になります。

推薦入試でたくさん合格者が出ると一般入試で合格するのが難しくなります。

一般受験予定者数

「中間発表の志願者　－　一般合格枠　＝　一般受験予定者数」

中間発表の志願者がそのまま受験した時の一般入試の受験者数です。

一般不合格予想数

「一般受験予定者数　－　一般合格枠　＝　一般不合格予想数」

中間発表の志願者がそのまま受験したら一般入試で不合格になる人の人数です。

中間時点倍率

中間発表時点の合格内定者を除いた実質倍率です。

推薦志願率

「推薦入試の志願者数　÷　推薦入試募集人員　＝　推薦志願率」

推薦入試の予定募集人員通りの合格者数しか出さなかった場合の倍率です(結果が出てからは完全に不要になる数字です)。

推薦合格倍率

「推薦入試の志願者数÷推薦入試合格者数＝推薦合格率」

実際に推薦入試で合格した人の倍率です。どの高校がどれくらいの合格者を実際に出すかが分かります。

ほとんどの場合推薦志願率よりも低くなります。

カッコ内の数字を見れば推薦入試の志願者のうち何%が合格できたかが分かります。