門司大翔館高校についての情報をまとめています。
目次
偏差値・内申点
偏差値50以上の人が受験する割合がものすごく少ないです。
偏差値41以上あればほぼ全員合格しています。
36以下になると極端に合格者が減ります。
39以上だと9割以上が合格をしています
内申点は受験者の半数くらいが25前後です。
これらを考えると偏差値41、内申24以上が受験の目安になります。
倍率は1.2~1.5倍に納まると思います。
私立併願先は豊国学園が目立っています。
偏差値40台前半でも大半が合格してしまっているので、何点取れば合格になるのかの検討がつきません。倍率が大きく影響するはずです。
参考:福岡県高校入試情報
参考:北九州地区の公立高校偏差値一覧
参考:偏差値は参考程度
参考:通知表・内申点の仕組み
参考:公立高校志願倍率の仕組み
参考:第2学区の過去の倍率
平成31年度の定員・実質倍率
平成31年度の志願状況は以下の通りです。カッコ内は昨年度。
- 入学定員 :200(200)人
- 合格内定 :76(62)人
- 一般合格枠 :124(138)人
- 一般受験者 :150(167)人
- 一般倍率 :1.21(1.37)倍
- 難易度 :かなり易化
定員200名に対し76名の内定者がいるので一般入試では124名が合格できます。
中間発表後、志願者が3人増え226名になりました。
一般入試は受験者226名から内定者を引いた150名が受験するので、実質倍率は1.21倍(不合格になるのは26名)です。
昨年度は偏差値40以上あればほぼ合格できる状況にありました。
本年度は昨年度よりも倍率が減っているので、30台後半あれば内申点に大きな問題がない限り不合格になる可能性は低いと思われます。
合格最低点・ボーダー目安
2019年度は
平均点が180点であれば130点前後
平均点が160点であれば110点前後
内申点は24
が目安になると思います。
110点と書きましたが、100点前後でも合格の可能性は十分あるはずです。
学校情報
福岡県立門司商業高等学校と福岡県立大里高等学校を統合再編し、2005年4月に開校した新しい高校です。
単位制高校です。普通科の単位制高校ということもあり、選択科目の幅は少ないですが他の普通科では学べないことが学べます。
どうせなら総合学科にすれば良かったと思うのですが、いろいろと問題があったのでしょう。
開講講座
アジア関連の講座が多くあります。中国語と韓国語も学ぶことができるみたいです。
簿記の講座もあるので商業系の高校に通う必要もないです(やる気があれば週に数回の授業でも2級までなら余裕で合格できるはずです)。
退学者数
過去数年分の卒業生数を見ましたが5%程度が退学をしているみたいです。
低偏差値でも合格できてしまう高校は10%の退学者がでてもおかしくはないので、5%以内にとどめているのはすごいと思います。
所在場所
「門司大翔館高校」は福岡県北九州市門司区藤松2丁目7-1にあります。JR「門司」駅からバスで15分、「小倉」駅からバスで20分かかるので、電車通学の人にとってはかなり不便な場所にあります。
在校生数
平成30年はHPでは全体の生徒数が把握できません。
多くの県立高校が1クラス40名だが、大翔館は1クラス33~34名ということだけが書かれています。
H29年5月現在の在籍生徒数(左男子・右女子)は以下の通りです。
- 1年:86名・114名
- 2年:92名・105名
- 3年:88名・102名
- 合計:266名・321名
進路状況
国公立大学に合格している人も毎年数名はでています。
西南・福大に合格する人がほとんどでていませんが、九産大、福岡工業、中村学園にはある程度合格者がでています。
4年制大学に進学する割合よりも短期大学・専門学校へ進学する人のほうがかなり多いです。
ここ2年は就職をする人が2割くらいいます。