嘉穂総合高校についての詳細情報をまとめています。
目次
偏差値・内申点
ここ2年、すべてのコースで倍率が1倍前後です。受験すれば全員合格できる状況です。
受験者の大半が偏差値30台です。
どうしても公立に合格したい人は中間発表を見て倍率が1倍以下のところを受験してください。
過去のデータを見る限り、嘉穂総合高校は前年度の倍率をみて受験する学科を決めている生徒が多いような気がします。
ボーダーラインは合ってないようなものだと思ってください。
参考:福岡県高校入試情報
参考:筑豊地区の公立高校偏差値
参考:偏差値は参考程度
参考:通知表・内申点の仕組み
参考:公立高校志願倍率の仕組み
参考:第12学区の過去の倍率
平成31年度の定員・実質倍率
平成31年度の志願状況は以下の通りです。
普通科(総合コース)
- 入学定員 :40人
- 合格内定 :3人
- 一般合格枠 :37人
- 一般受験者 :23人
- 一般実質倍率:0.62倍
- 難易度昨年比:同じ
定員40名に対し3名の内定者がいるので一般入試では37名が合格できます。
中間発表後も志願者数に変更はなく、志願者は26名になりました。
一般入試は志願者26名から内定者を引いた23名が受験予定なので、実質倍率は0.62倍(不合格になるのは0名)です。
農業食品科
- 入学定員 :80人
- 合格内定 :4人
- 一般合格枠 :76人
- 一般受験者 :54人
- 一般実質倍率:0.62倍
- 難易度昨年比:同じ
定員80名に対し4名の内定者がいるので一般入試では76名が合格できます。
中間発表後、志願者が1名減り58名になりました。
一般入試は志願者58名から内定者を引いた54名が受験予定なので、実質倍率は0.71倍(不合格になるのは0名)です。
工業科
- 入学定員 :40人
- 合格内定 :5人
- 一般合格枠 :35人
- 一般受験者 :19人
- 一般実質倍率:0.62倍
- 難易度昨年比:易化
定員40名に対し5名の内定者がいるので一般入試では35名が合格できます。
中間発表後も志願者数に変更はなく、志願者は24名になりました。
一般入試は志願者24名から内定者を引いた19名が受験予定なので、実質倍率は0.54倍(不合格になるのは0名)です。
農業食品科
- 入学定員 :40人
- 合格内定 :1人
- 一般合格枠 :39人
- 一般受験者 :26人
- 一般実質倍率:0.67倍
- 難易度昨年比:同じ
定員40名に対し1名の内定者がいるので一般入試では39名が合格できます。
中間発表後、志願者が1名減り27名になりました。
一般入試は志願者27名から内定者を引いた26名が受験予定なので、実質倍率は0.67倍(不合格になるのは0名)です。
合格最低点・ボーダー目安
2019年度は全ての学科で倍率が1倍を下回りました。
内申書に問題がなければ合格になる可能性が高いです。
学校情報
総合学科は大学受験のための勉強を強制的にさせられることがないですし、自分の興味関心に基づき学びたいことが学べるという利点があります。
「勉強をしなくて良いなら楽そうだ」という不純な動機ではなく(それでも悪くないが)、受験勉強に疑問を持っている人は進学を検討したほうがいいと思います。
もし私が現役の中学生であれば、志望校選択の1つに確実に入れると思います。
気になることがあれば高校のHPを見たり、高校見学に参加してください。
以下、高校のHPに掲載されている内容をまとめています。
普通科総合
普通科はオフィス・ファッション・アートの3系列に分かれて自分の興味関心にあった系列で学ぶことができるみたいです。
オフィスワーク系は、簿記・会計を中心にビジネスに関する情報管理・分析・活用する知識と技術を身につけることができるとあります。
ファッションデザイン系は色彩などの基礎的な学習を通し、ファッションデザインの発想と表現力を身につけることができるとあります。
アート系は造形的な創造活動の基礎を身につけ、デザインに必要な構成の能力や感性を高めるとあります。
農業食品科
1年次は専攻教科「農業」に関する基礎科目を学ぶとあります。
2年次から「園芸動物専攻」「食品科学専攻」の2つの専攻に分かれ、3年次まで継続して学ぶそうです。
園芸動物専攻では、農業における栽培部門(花の世話や土づくりなど)と飼育部門(動物の世話、鶏の解体実習など)を柱に、地球環境の保全や食の安全に配慮した農産物の生産・管理、家畜等の飼育などもしているみたいです。
食品科学専攻では、食品科学の基礎・基本を重視し、農・畜産物の加工・製造及び流通に関する知識・技術について学習するみたいです(製菓製パン、畜産加工実習、調理実習を重点的に習う)。
工業科
1年次は専攻教科「工業」に関する基礎科目を学び、2年次より「機械専攻」「電気専攻」の2コースに分かれます。
機械専攻では、機械技術の基礎的・基本的な知識と技術を習得し、各種ロボット競技大会などへの参加を通してロボットを設計・制作できる能力を育てるとあります。
電気専攻では、電気技術の知識と技術を習得し、ロボットを操作・制御できる能力を育てるとあります。
情報科
1年次は専門教科「情報」に関する基礎科目を学び、2年次より「プログラム専攻」「マルチメディア専攻」の2つに分かれて学ぶみたいです。
プログラム専攻では、システム設計やプログラミングに関する専門的学習を通して、コンピューターやネットワークを活用できる能力を身につけるとあります。
マルチメディア専攻では、マルチメディアに関する専門学習を通して、アプリケーションソフトを自在に活用できる能力を身につけることができるみたいです。
指定校推薦枠
九州産業大学・福岡工業大学・久留米大学の指定校推薦枠があります。西南・福大の枠はないみたいです。
専門学校の枠は数多くあり、専門学校への進学はよほどの問題を起こさない限りできると思われます。
部活
- バスケットボール
- バレーボール(男子)
- バドミントン
- 剣道
- 柔道(男子)
- 野球
- サッカー
- 陸上
- 硬式テニス
- 弓道
- ソフトボール同好会(女子)
- 美術
- 演劇
- 放送
- ものづくり
- 茶道
- 園芸動物科学
- コンピュータ
- 軽音楽同好会
- 農業クラブ
- 家庭クラブ
所在場所
「嘉穂総合高校」は福岡県嘉穂郡桂川町大字土師1117-1にあります。
在校生数
H29年5月現在の在籍生徒数(左男子・右女子)は以下の通りです。
平成30年は高校HPに掲載されていないので分かりません。
普通科
- 1年:25名・35名
- 2年:14名・25名
- 3年:24名・35名
- 合計:63名・95名
地球環境
- 1年:27名・19名
- 2年:31名・21名
- 3年:24名・19名
- 合計:82名・59名
ロボットシステム
- 1年:21名・0名
- 2年:22名・0名
- 3年:21名・0名
- 合計:64名・0名
ITシステム
- 1年:22名・1名
- 2年:27名・4名
- 3年:31名・5名
- 合計:80名・10名
進路実績
学校の公表によると、大学・短大等の上級学校への進学者が約4割、就職者が約6割だそうです。