福岡中央・筑紫・福翔・筑紫中央など偏差値50台の受験生の多くが狙う高校について
大体の目安なので受験年度によって変わることもあります。
目次
福岡中央高校
「福岡中央高校」で判定Aになるには偏差値64・65くらい必要だと思います。
とはいっても
偏差値55くらいでも一定数が合格しているので
絶対に福岡中央に合格したいと思っている偏差値50台前半の子は最後まであきらめる必要はないと思います。
筑紫
「筑紫高校」でA評価は62・63くらい必要だと思います。
福岡中央高校と比べると全体的に受験者の偏差値は高いです。
しかし、倍率を考えると筑紫高校の方が福岡中央高校よりも合格しやすい可能性が考えられます。
一昨年と昨年(平成31年と令和元年)
福岡中央は定員360名に対し志願者数がそれぞれ612人と516人、数字上は平成31年は252人、令和2年が156人が不合格になった
一方
筑紫は定員400名に対し志願者数がそれぞれ463人と457人、数字上は平成31年は63人、令和2年が57名しか不合格になっていません。
1割と少ししか不合格者が出ないので、実際は偏差値55以上あればかなりの確率(福岡中央は55で合格するのは厳しかった可能性が高い)で合格が出来ていたみたいです。
※ 令和3年の筑紫の定員が360名に減ったので注意が必要です。
福翔
「福翔高校」でA判定は偏差値59・60くらい必要だと思います。
制服が変わったことが原因なのか、最近の合格実績の良さが影響しているのかはわかりませんが、
2019年・2020年と急激に倍率がUPし、合格するのが急に難しくなりました。
しかも、推薦入試で100名くらいの合格者をだしているので、一般で合格するのは見た目以上に難しくなっていると思われます。
事実、A判定の偏差値が60前後であれば、偏差値56くらいあれば普通は合格できるのですが、福翔は偏差値55前後の子でもかなり不合格者がでています。
この2年の結果だけをみれば筑紫や筑紫中央に合格するよりも難しくなっていることが推測できます。
筑紫中央
「筑紫中央高校」は、ここ最近、比較的合格しやすい高校になってきました(20年くらい前の柏陵合格者と同じくらいの難易度です。私立専願が増えたせいでもうこの流れは止まらないかもしれません)。
A判定は福翔と同じ偏差値59・60くらい必要だと思います。
最近は偏差値53以上を安定して取れていれば合格の可能性があるみたいですし
偏差値50くらいの実力しかなかったとしても、
倍率にもよりますが、最後の頑張りでもしかするともしかするかもしれません。最近は比較的合格しやすい高校になっています。
中堅校は直前期に挽回可能
中堅校は偏差値55くらいあれば合格の可能性がでてきます。
偏差値50未満のこからすれば偏差値55は「すごく頭がいい」と思うかもしれませんが、しっかりと努力をすれば大半の子が55くらいなら取れてしまいます。
大学受験と比べ覚える量もそこまで多くないので、2・3か月あればなんとかなります。
理科と社会のように暗記量が点数にそのままつながりやすい科目は知識ゼロの状況からでもかなり成績を伸ばすことができます(努力は必要)。
仮に自分が苦手にしているのが理科・社会なら5教科合計偏差値を3か月で5UPさせることもできます。
12月下旬の偏差値が50くらいなら入試直前2月末までには55くらいにはなるはずです(そのときは模試は終わってしまっているので自分がどれくらいの偏差値にいるかはわかりませんが)。
英語・数学の勉強を先行させておくと直前期に焦ることがなくなるので、来年受験をする子はしっかりと英語数学の勉強をしておきましょう。
塾のHPでもそれについてふれているので「英数を得意にしておくことが合格への近道」参考にしてください。