香椎工業高校についての詳細情報をまとめています。

偏差値・内申点

すべての学科受験年度によって倍率が全く違うことが多いです。

しかし、倍率に関わらず一定の偏差値を取っている人は合格することが多いので以下の基準をクリアしていたら倍率に関係なく受験しても大丈夫だと思います。

電気科:偏差値43以上、内申点22以上。平成27年度入試(平成28年3月8日)は実質倍率が1倍を切ったので全入状態になりました。

電子機械科:偏差値43以上、内申点22以上

工業化学科:偏差値41以上、内申点21以上(一番不人気で一番入りやすい学科ですが、倍率が急落した翌年は急上昇することがあります)

機械科:偏差値45以上、内申点21以上

情報技術科:偏差値47以上、内申点25以上。香椎工業で一番難易度が高い科です。

参考:福岡県高校入試情報
参考:福岡地区の公立高校偏差値
参考:偏差値は参考程度
参考:通知表・内申点の仕組み
参考:公立高校志願倍率の仕組み
参考:福岡地区の工業・商業系公立高校の倍率

平成31年度の定員・実質倍率

平成31年度の志願状況は以下の通りです。カッコ内は昨年度。

電気科

  • 入学定員  :80(80)人
  • 合格内定  :20(20)人
  • 一般合格枠 :60(60)人
  • 一般受験者 :78(85)人
  • 一般実質倍率:1.30(1.42)倍
  • 難易度昨年比:若干易化

定員80名に対し20名の内定者がいるので一般入試では60名が合格できます。

中間発表後も志願者数に変更はなく、志願者が98名になりました。

一般入試は志願者98名から内定者を引いた78名が受験予定なので、実質倍率は1.30倍(不合格になるのは18名)です。

昨年度よりもさらに倍率が下がったので、安定して偏差値44以上を取れていたら合格の可能性が出てくると思います。

平均点が160点であれば135点前後が目安になると思います。

電子機械科

  • 入学定員  :40(40)人
  • 合格内定  :10(8)人
  • 一般合格枠 :30(32)人
  • 一般受験者 :50(37)人
  • 一般実質倍率:1.66(1.16)倍
  • 難易度昨年比:かなり難化

定員40名に対し8名の内定者がいるので一般入試では32名が合格できます。

中間発表後、志願者が2人減り60名になりました。

一般入試は志願者60名から内定者を引いた50名が受験予定なので、実質倍率は1.66倍(不合格になるのは20名)です。

久々に高倍率になりました。

例年よりは合格が難しくなると思われますが、受験者層が例年通り偏差値45以下であれば、安定して45以上を取れているのなら合格出来ると思います。

平均点が160点であれば140点前後が目安になると思います。

工業化学科

  • 入学定員  :40(40)人
  • 合格内定  :11(6)人
  • 一般合格枠 :29(34)人
  • 一般受験者 :40(25)人
  • 一般実質倍率:1.38(0.74)倍
  • 難易度前年比:かなり難化

定員40名に対し6名の内定者がいるので一般入試では34名が合格できます。

中間発表後、志願者が2人減り51名になりました。

一般入試は志願者51名から内定者を引いた40名が受験予定なので、実質倍率は1.38倍(不合格になるのは11名)です。

3年ぶりに1倍を超えました。

とはいっても、工業化学の受験者層を考えれば、偏差値45以上を安定して取れていたのであれば、かなりの確率で合格できるはずです。

平均点が160点であれば130点前後が目安になると思います。

機械科

  • 入学定員  :80(80)人
  • 合格内定  :20(20)人
  • 一般合格枠 :60(60)人
  • 一般受験者 :81(89)人
  • 一般実質倍率:1.35(1.48)倍
  • 難易度昨年比:同じ

定員80名に対し20名の内定者がいるので一般入試では60名が合格できます。

中間発表後、志願者が1人増え101名になりました。

一般入試は志願者101名から内定者を引いた81名が受験予定なので、実質倍率は1.35倍(不合格になるのは21名)です。

昨年度よりも実質倍率が若干減りましたが、昨年と同じくらいの合格難易度になると思います。

平均点が160点であれば140点前後が目安になると思います。

情報技術科

  • 入学定員  :40(40)人
  • 合格内定  :10(10)人
  • 一般合格枠 :30(30)人
  • 一般受験者 :60(40)人
  • 一般実質倍率:2.00(1.33)倍
  • 昨年実昨年比:かなり難化

定員40名に対し10名の内定者がいるので一般入試では30名が合格できます。

中間発表後も志願者数に変更はなく、志願者が70名になりました。

一般入試は志願者70名から内定者を引いた60名が受験予定なので、実質倍率は2.00倍(不合格になるのは30名)です。

偏差値48前後が合否の分かれ目になると思います。

平均点が160点であれば150点前後が目安になると思います。

対策

どの学科を受ける場合でも、確実に合格をするために145点を最低目標に努力をしていきましょう。

工業系の高校なので英語・数学(計算はできておいた方が良い)ができなくても進学後さほど困ることはないので、合計で150点を取れるように勉強計画を立ててください。

学校情報

電車内でちょっとカッコつけている人もちらほらと見かけますが、荒れていとまでは言えませんし、目立つような悪い噂は聞きません(県内の工業系高校の中では一番目立つかもしれませんが)。

中学の時に目立つタイプと、静かなタイプが半々くらいになることが多いみたいです。中学の時に目立っていなかった人でも、仲の良い友だちを見つけて楽しく学生生活を送っているみたいです。

発達障害でコミュニケーションが上手に取れない場合(一人で過ごすことに慣れていれば問題ないと思いますが、周りが見えない人は注意が必要だと思います)や、高校デビューをしてしまう人は学校にいづらくなるかもしれません。

9割近くが就職をするので、工業系で大学進学を考えている人は、覚悟を持って香椎工業に進学をしてください。

WRO国際大会(小中高生ロボットコンテスト)に2014年までは5年連続で出場していたみたいです。

「公立高校で頭が悪くても入れそうだから工業系にする」と安易に考えているなら、普通科に合格できるように勉強をしましょう。高卒で就職をして大人の社会に入り、厳しすぎてすぐに離職。そうなってしまったら再就職はバイト・パートになる可能性が高いです。

就職率100%と謳っていますが、正社員で100%なのかは体験入学の時に聞いてみてください。また、就職先が公表されているので、それらがどのような企業なのかインターネットを使って調べましょう。工業系に進学をするのであれば最低限、それくらいは自分で調べるくらいの気持ちが必要です。

校則はかなり緩いと聞きますし、実際にそうだと思います。

部活

  • 野球部
  • 陸上競技部
  • ラグビー部
  • サッカー部
  • テニス部
  • ソフトテニス部
  • バレーボール部
  • バスケットボール部
  • 卓球部
  • 剣道部
  • 柔道部
  • 空手道部
  • 山岳部
  • 写真部
  • 放送部
  • 科学部
  • 茶道部
  • ボランティア部
  • 管弦学部
  • 作品製作部
  • 溶接技術同好会
  • IT同好会
  • 電気研究同好会
  • 書道同好会
  • 将棋同好会

所在場所

香椎工業高校」は福岡市東区香椎駅東2丁目23番1号にあります。

JR香椎駅から徒歩7・8分です。自転車通学の人はもちろん、JRを利用する人も乗り換えをしなくて済むのでアクセスはそこまで悪くないと思います。

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在校生数

H30年5月現在の在籍生徒数(左男子・右女子)は以下の通りです。

電気

  • 1年:79名・2名
  • 2年:76名・3名
  • 3年:78名・1名
  • 合計:231名・7

平成29年は以下

  • 1年:77名・3名
  • 2年:78名・2名
  • 3年:80名・0名
  • 合計:235名・5

機械

  • 1年:80名・0名
  • 2年:78名・0名
  • 3年:78名・1名
  • 合計:236名・1

平成29年は以下

  • 1年:80名・0名
  • 2年:79名・1名
  • 3年:77名・1名
  • 合計:236名・2

工業化学

  • 1年:37名・3名
  • 2年:37名・3名
  • 3年:33名・4名
  • 合計:107名・10

平成29年は以下

  • 1年:37名・3名
  • 2年:35名・5名
  • 3年:38名・1名
  • 合計:110名・9

情報技術

  • 1年:37名・4名
  • 2年:38名・2名
  • 3年:35名・5名
  • 合計:109名・11

平成29年は以下

  • 1年:38名・2名
  • 2年:35名・5名
  • 3年:34名・5名
  • 合計:102名・12

電子機械

  • 1年:37名・3名
  • 2年:39名・1名
  • 3年:38名・0名
  • 合計:114名・4

平成29年は以下

  • 1年:39名・1名
  • 2年:39名・0名
  • 3年:40名・0名
  • 合計:118名・1

就職実績

就職内定率は100%です。

特定の会社とつながりがあるらしく、成績上位者は内定が取りやすいらしいです(これは工業・商業系の高校ではどこでも同じです)。