高校受験を控えた子を持つ親の悩み

高校受験を控えた子を持つ親が悩みそうな内容を以下の順で書いています。

  1. 模試の点数が下がってきている
  2. 直前3か月前でe判定でも合格可能か
  3. 私立は公立とは別に対策をとるべきか
  4. 高校受験で偏差値45の子の勉強時間
  5. 直前期なのに勉強をしない
  6. 子どもがイライラして対応の仕方が分からない

模試の点数が下がってきている

模試を受けて自己採点をさせたら、いつもよりも出来が悪い。点数が下がった。といって、怒る親がいます。

点数だけで成績を見ている典型です。

平均点が160点の時に180点とるのと、平均点が140点の時に180点をとるのでは、どちらが難しいか誰にでもわかると思います。

仮に受験した模試がいつもより難しく平均点が大幅に下がっていたのなら、点数が下がったとしても偏差値は変わりません。

点数だけを見るのではなく、その問題の難易度もみてください。

そもそも、模試の結果など参考程度にしかなりません。

苦手な個所を把握し、そこを重点的に勉強するというように模試を利用するほうがいいです。

子どもがとってきた点数に「なんでこんな点数なの勉強しなさい」などといっても、勉強するわけがありません。

親がしっかりとその結果を把握して、具体的に何をすべきかを考えてあげたほうがいいと思います。

直前3か月前でe判定でも合格可能か

大学受験と比べると高校受験は覚えることが少ないです。

必死になってやれば極端に勉強が苦手な人でない限り、偏差値55くらいまでの公立高校なら何とかなる可能性はあります。

それまで全く勉強をしてこなかった人は勉強のやり方が分からずに苦労すると思いますが、参考書などを使って単純暗記をすれば問題が解けるようになるはずです。

ただし、内申点との兼ね合いもあるので、内申点が受験する高校に見合っていなければ合格は難しいです。

また、難関私立高校を受験する場合はE判定だと厳しいかもしれません。仮に合格できたとしても、入学してからのことを考えると少し不安になります。

参考:中堅・トップ公立高校受験直前対策

私立は公立とは別に対策をとるべきか

私立高校受験と公立高校受験は全く別物と考えるべきです。

難関私立高校(九州でいえば久留米附設、ラサール、早稲田佐賀、弘学館など)を受験する場合は、対策なしで合格は不可能と思ってください。

また、偏差値55よりも上の私立高校は全体的に公立高校で出題されるよりも難しい問題が出されます。

学校ごとに出題形式が異なるので、公立の対策だけでは高得点を取ることは難しいです。

なので、学力特待を目指している人は難関私立高校ではなくても対策を取る必要があります。

ただ、「私立高校入試の現実」として、名前を書けば合格してしまうことのほうが多いです。

偏差値30台で、テストの点数が一桁の人でも、地域で下の方の高校を受験すれば普通に合格していしまいます。

受験生の大多数は私立対策は取らず、公立高校の対策を徹底すればよいのかもしれません。

高校受験で偏差値45の子の勉強時間

地元で行われている模試で自分の子供が偏差値45を取ってきて、「偏差値45の子ってどれくらい勉強量なの?」と思う親もいると思います。

どれくらい勉強しているかは分かりませんが、ほとんど勉強をしていないと思います。

地元で行われる模試は、1日1時間でも勉強をしているなら偏差値50以下になることはないはずです。

仮に1時間以上勉強をしているのに偏差値50以下の場合、間違った勉強をしているから、集中して勉強をしていないか、もしくは、学習に何らかの困難を抱えているはずです。

直前期なのに勉強をしない

勉強をするかしないか、ほぼ確実に家庭環境が影響すると私は思っています。

なので、勉強をしないのは、子供のせいではありません。

小学校を卒業するまでに勉強習慣をつけられなかった、中学になってからもその状況を改善することができなかった親のせいです。

「子どもが勉強しない」と言っている親は、自分の責任を子供に転嫁しているような気も私はしています。

もちろん、このブログを読んでいる人が子供の教育に無関心ということはないと思いますが、子供が「勉強をするのは当たり前」と思えるような何か具体的な対策は取ってこなかったのかもしれません。

  • 「勉強しなさい」とだけ言って自分はテレビを見ている
  • 「塾に任せておけば勉強するようになるでしょう」と考えている

このような方はいるはずです。

中には、言われるがままに勉強をしていたけれど、「学校や塾の友達が勉強をしているから勉強はしなくてはいけないんだろう」と、勉強をするようになる子もいるでしょう。

しかし、勉強をしているフリをしているだけの子も多いはずです。

「受験直前期なのに子どもが勉強をしなくて困っている」と悩んでいるのであれば、こどずーっと勉強をしているフリをしていたのでしょう。

この時期に勉強をしない子に本当に勉強をさせようと思っているなら、子どもが受けた模試を実際に自分で解いてみてください。

そして、どのようなことを子供が勉強しているのかを知ってください。

さらに、子供に何が足りていないのかを把握し、一緒に勉強をしてください。

忙しくて子供の勉強は見れない、というのであれば、こどもが勝手に勉強をするようになる奇跡を待つしかありません。

1日30分でも構わないから、子供と勉強について本気で考えてみてください。

例外

勉強をしても思うように成績が伸びず、不安を抱えている子が勉強をわざとしなくなるということは起こりえます。

「不合格になったのは自分の実力がなかったのではなく、最後にだらだらして勉強をしなかったから」と、意識しないうちに不合格になったときの言い訳を探しているのです。

「もともとは偏差値60の高校を目指していたけれど、模試で偏差値60をとったことはあるけど、56のときもあった。これからみんな勉強をし始めるから成績は下がり続けるはず。このまま勉強をしても合格できないのでは?だとするなら勉強をしても無駄なのではないだろうか」とマイナスにマイナスに考えてしまう子は要注意です。

これは、親がしっかりと目標を作ってあげて、勉強すれば合格の可能性があるということを伝えれば、やる気が元に戻るはずです。

参考:子どもに対する間違った対応

子どもがイライラして対応の仕方が分からない

イライラを抱えてしまっている子は「絶対に合格しなければならない」「なんで自分だけがこんなに苦しい思いをするんだ」と自分を必要以上に追い込み不安と闘っているのでしょう。

このイライラへの対処の仕方は難しいです。

「合格できなかったとしても大丈夫だよ。今頑張っている姿を見れることが親としてはものすごくうれしいんだから」というようなことを、子どもが落ち着いている状況の時にそれとなく伝えてあげるとよいかもしれません。

やってはいけないのは、理不尽な要求やわがままを受け入れることです。

必要以上に子供を恐れず、頑張っている姿を見守ってあげるようにしてください。

親が「合格しなければダメ」という考えを持っていたら対処の仕方は見つからないと思います。

参考:受験を控えている子の親がやってはダメなこと