高校生は塾・予備校に通うべきか

受験期に塾に通うべきかどうか、私の考えを書いておきます。

  1. 勉強習慣のある人
  2. 勉強習慣のない人
  3. 高校1・2年生
  4. 個別指導塾は原則ダメ

勉強習慣のある人

数学で独学が難しいという人以外は必要はありません。

市販されているテキストを使えば合格できます。

受験する大学のレベルに合った参考書を使って独学で合格を目指してください。

そもそも、予備校の授業は120分・150分の授業が半年で10~15回程度です。

たったそれだけの時間、予備校で勉強したところで合格ができるようになると思いますか?

それに、予備校の授業は市販されている参考書に書かれてあることをライブで聞くだけです。

それだけのために10万前後の授業料を払うのはもったいないです。

ちなみに私が現役の時は河合塾の瓜生先生の授業や日本史、古文の授業を受けましたし、代ゼミの冬期講習も受けました。

しかし、その授業の復習をすることはなく、家での勉強は参考書を利用するだけで、予備校の授業の復習など一切しませんでした。

それを考えると、単に授業を聞くだけで満足をしていただけで、予備校に通わずとも自分の力で合格できていたはずです。

なので、予備校に通わないと大学に合格ができないと思ってしまう気持ちも分かりますが、独学で十分合格ができます。

それでも、予備校や塾を利用したいという人は授業を有効活用してください。

復習をしなければ授業を受ける意味はほとんどないと思ってください。

参考:高校生の勉強

勉強習慣のない人

勉強のやり方を知らない人にとって大学受験勉強を自分の力でやることは難しいです。

勉強をサボってきたけれど「絶対に合格したい」と自主的に思ったのであれば塾・予備校を利用しても構いません。

ただし、中途半端な気持ちなら通わない方がいいです。

勉強習慣が全くなく、親に言われて仕方なく大学受験をしようとしている人は中堅以上の大学に合格することは不可能だと思ってください。

塾・予備校に通うだけお金の無駄になるので通う必要はないです。

強制的に勉強をさせられ、中堅レベルの高校に合格が出来た人もいるでしょう。

そういう人は大学受験でも強制的にでも勉強をすれば合格できると思うはずです。

残念ですが、強制的に勉強をさせられて合格できるほど大学入試は甘くありません。

本気で合格するために自分の意志で勉強をしなければ合格はできないと思ってください。

参考:中堅私立文系大学に合格できる人・できない人

私立高校に通っている場合

私立の進学校に通っている場合、塾に通う暇がないこともあるはずです。

また、高校によっては受験のフォローが手厚く、映像教材を無料で見られたり、分からない問題を個別に聞けるようなところもあるはずです。

そのような場合、無理に塾・予備校に行く必要性はありません。

大手予備校の現役生対象のトップレベルのクラスには偏差値の高い私立高校の生徒も多く見ますが、それを見て「自分もいかないと合格できない」と思う必要はないです。

ただ、学校の勉強では明らかに自分の志望校の入試対策にならない部分が多い場合は塾を利用することも考えるべきです。

ハイレベルな大学の英語は抽象的な問題が出されることも多く、文の構造が分かりそれなりに英語が訳せるというだけでは解けないものもあるので予備校で問題の解き方を習う価値はあります。

数学に関しては、分からない問題を個別に解説してもらうことで効率的に勉強ができるようになるはずです。

自分が本当に必要だと思ったときだけ利用してください。

高校1・2年生

大学進学を目標としている高校に在籍している場合、多くは学校の勉強に時間がとられ集団指導の塾や予備校に通う時間がないはずです。

にもかかわらず「成績が下がったから塾に通いたい」という人もいるはずです。

残念ですが、そのような人は塾に通ったところで成績は伸びません。

塾に通うだけ時間の無駄になる可能性のほうが高いです。

また、大学進学を目標としない高校に進学した人の中に大学を目指そうと考えている人が塾や予備校に通おうと考えることもあるはずです。

残念ながらその場合も塾に通う意味がないはずです。

なぜなら、大学進学を目標としない高校に進学する多くは中学レベルの内容が理解できていないからです。

そのような人が高校生対象の塾に通ったところで授業についていけるわけがありません。

低偏差値の高校に進学したものの、心機一転大学に進学したいと考えた場合、学校の定期テストで入試に必要な科目で満点をとれることから始める方がいいかもしれません。

参考:高校生の定期テストについて

個別指導塾は原則ダメ

高校で個別指導」に通うのは絶対にお金の無駄です。

個別指導塾を使うのであれば予備校で授業を受けるほうがましです。

旧帝国大や難関私大の理系学部を受けるのであれば個別を利用することに意味はありますが、私立文系大学を受験する人が個別指導塾に通うのは無駄です。

大学入試は英語も国語も選択科目(数学を除く)も知識偏重型です。

人から教えてもらうよりも暗記が重要になってきます。

わざわざ個別指導に高い授業料を払っても成績は伸びません。

「英語・古文が分からないから個別で聞いた方が良い」という人が多いと思いますが、おそらくその場でわかったような気になって終わりです。

もし、個別指導塾に通って成績が伸びているというのであればそれはその人が頑張っているからです。

個別指導塾を利用しているからではありません。

大学入試はとにかく個人の努力が合否を分けます。

合格するだけの努力ができる人が合格できるんです。

「いやいや、自分は公立高校入試のときに個別指導塾に通ったら急に成績が上がり志望校に合格したぞ、個別指導塾のおかげだ」と思っている人がいるかもしれません。

個別指導塾に通いうことで必然的に勉強時間が増えます。

お金を払っているのだからそれを無駄にしないために家での勉強時間も増えたはずです。

また、中学生で習う内容はものすごく簡単で量も少ないです。

それらが、成績が伸びた原因である可能性は考えられませんか?

中学でそのような形で成功体験をしてしまったことで、「個別指導塾に通えば大学受験でも成功する」と思い込み、決して正しいとは言い難い選択を正しいと思い込んでいるだけということはありませんか?

他に勉強のやり方があるか、自分で考えたことはありますか?

成績が伸びていない原因がどこにあるか考えましたか?

それでも個別指導が自分に必要だと思うのであれば利用してください。

ただ、断言しますが、大学入試は勉強量がものを言います。

「学校の勉強が分からない」といって個別指導塾に通っても、勉強量が足りなければ絶対に成績は伸びません。

参考:独学に最適な教材