九州女子高校から2010年から「福岡大学付属若葉高校」になったときも

福大コースの偏差値も40台で

受験すればよほどのことがない限り合格できていました。

しかし

男女共学&複数のコースを高大一貫に統一し

福岡大学に校内推薦で合格できることを全面に出し始めた

2019年4月入学の入試から急に合格するのが難しくなりました。

現在は

受験すればだれでも合格できる高校

ではありません。

しっかりと対策を取る必要があります。

高校受験対策

 

高大一貫コースに絶対に合格したいなら専願

2021年現在、高大一貫コースはFスコア(偏差値)53が合格判定基準Cです。

おそらく、ここ2年の入試結果を見る限り、偏差値40台前半の子が一般前期入試で受験をしても合格は無理だと思います。

40台後半であってもかなり厳しく、50台前半でも安心はできません。

一般で確実に合格をしたいというのであれば

フクトで安定して偏差値55以上を取れるくらいの実力になり

かつ

過去問を使って対策をする

必要があります。

 

ただし

偏差値50前後でも合格ができないわけではありません。

専願入試

です。

専願で受験することで

偏差値50前後であっても合格の可能性がでてきます

さすがに偏差値40台前半になると専願でも厳しくなるみたいですが

50前後であれば可能性は十分でてきているみたいです。

 

ここで注意しなければならないのは

専願は英語・数学・国語の3教科だということです。

理科・社会は偏差値50台中盤で、英語・数学・国語が40前後

という場合

総合偏差値が50前後になることもあります。

しかし、3教科で受ける専願入試は英語・数学・国語の3教科だけなので

その3教科が偏差値40前後しかないとなると

合格するのはかなり厳しいです。

なので

偏差値は理科・社会を除いた3教科で判断するようにしてください。

 

一般よりも専願の方が受験生の平均偏差値が低いみたいです。それを考えると、受験者数にもよりますが、一般で合格するにはFスコア53でも厳しいと思われます。

不合格者がたくさん出る福岡・筑紫地区の私立高校

過去問

私立高校入試の現実」に書いた通り

多くのの私立高校は学科を選びさえしなければ偏差値30台でも合格できてしまいます。

しかし、若葉高校は違います。

普通に不合格者がでます。

合格したいのであれば、専願・一般問わず過去問を解いて対策をしておくことを勧めます。

専願を受ける子は一般の過去問を解いても意味あるのかな?

一般を受ける子は専願の過去問を解いても意味あるのかな?

と考えるかもしれませんが

傾向は若干違うように思えますが、そこまで大きく異なるわけではありませんし

専願・一般では一般の方が若干難しいかもしれませんが、そこまで難易度は変わりがないのでどちらも解いて大丈夫です。

 

問題の難易度

普段受けている実力テスト(フクト)とは問題傾向が全く異なります。

フクトで偏差値50台中盤だったとしても

英語・数学・古文は

対策なしでは思うように問題が解けないはずです。

とはいっても

正答率が10%以下になるような難問が出題される可能性は低そうなので

標準的な問題が解けるる実力があるならちゃんと対策をすることで7~8割は比較的簡単に取れるようになるはずです。

 

 

勉強をあまりせずに中学3年の夏休み頃から本格的に受験勉強を始めた子は

まずは定期テストレベルの簡単な問題を確実に解けるようにしてください。

それから標準的な問題をある程度とけるように対策を取るようにしましょう。

合格することだけを考えるなら

難しい問題が解けるようになる必要は一切ないので

標準問題(正答率が5割以上の問題)を確実に解けるようになっておくことを勧めます。

 

なお

正答率が5割前後の問題は偏差値40台前半の子には、まず解くことはできません。

普通に勉強をしていれば若葉の問題で6割くらいは取れて当たり前なのですが

 

勉強をさぼってしまい偏差値が30台~40台前半くらいの子が1・2か月で解けるようになるのは難しいです。

なので

勉強をさぼってきた子が直前期になってから本気で勉強を始めたとしても

たとえそれが専願入試であったとしても

合格は厳しいと思います。

英語

読解問題はかなり簡単なので

公立高校入試の問題が普通に解けているのなら、特に対策をしなくても満点も狙えると思います。

ただし、2021年の専願入試の問題を見ると

「faraway」「thirsty」「dirty」「dig」といった単語が本文で

「receive」「treat」が設問中に

注釈なしででてきていたりしているので

用いられる単語そのものは公立高校入試よりも難しいです。

とはいっても、このような単語を知っていなくても(難関私立の対策をしている子以外は知らないはず)

問題を解くときに大した影響はありません。

本文に出てきた「faraway places」という単語

設問4で空欄④に入るもので適切でないものをア~エから選べ

という問題の選択肢にも出てきたのですが

仮にこの単語を知らなかったとしても

本文で「from faraway places」

選択肢でも「from faraway places」

まったく同じ形で書かれていたので

意味を知らなくても答えるときにまったく影響はありませんでした。

この問題の選択肢ウは

「Dr. Nakamura received no support from Japan」

これでした

「receive」が分からないと、どうしていいか分からなくなるかもしれませんが

本文は

「The Peshawar-kai association in Japan supported his work.」

とあり、

公立高校の問題を難なく解ける子であれば、日本からサポートがあったことは一目瞭然なので

「no support」と書いてある選択肢は本文とは異なることがすぐに分かるようになっています。

 

「thirsty」という単語は本文で

「hungry and thirsty」

という形で出ていたのですが、

等位接続詞「and」が

文法的に同じものを結ぶ(意味的にも同じものを結ぶことが多い)ということが分かっていれば

この文脈上

「お腹が空いていた、そして、○○」

の○○の部分には、マイナスな意味の言葉が入ることが推測できるので、単語の意味が分からなくても全く問題ありません。

しかもこの部分は訳ができなくても問題を解くときに影響はありませんでした。

 

「dirty」は

「They had to drink dirty water to live, so many people became sick, and some people died.」

という文の中で出てきました。

「彼らは生きるために○○の水を飲まなければならなかった。だから多くの人は病気になり、死んだ人もいた」

○○の意味が分からなくても、他の個所を訳してしまえば

病気になって死んだ人がいるなら○○には「危険な・毒が入った」などよくわからないけど「やばい水」を飲んだんだな

という推測ができます。

こんな感じで、読解をしていけば、単語の意味が分からないから問題が解けない

なんてことはなくなります。

そもそも、難しい単語など覚えてなくても、問題を解くときに影響しないことが大半なんです。

だから

過去問を解いて分からない単語がたくさん出てきたからといって

「やばいもっと単語を覚えなくては」

なんて思う必要はありません

難しい単語を覚えるよりも基本的な単語をちゃんと覚えているかどうか確認するべきです。

 

一方、文法問題は公立高校入試問題よりも若干難しいです。

とはいっても、塾に通っている子であればまず間違いなく一度は解いたことがあるような問題ばかりでてくるはずです。

塾でちゃんと勉強をしていれば8~9割くらい簡単に取れるようになるはずです。

塾に通っていない子は塾に通っている友達が使っているテキストを借りるか

他の私立高校の過去問(文法問題)を学校の先生から用意してもらい解いてみてください。

 

ただ

「solve」が解答になる問題が出ていましたし

「形容詞+enough+to ~」を書かせる問題がでていました。

昨年度の受験生でこの問題に正解できるのはハイレベルな勉強をしている子だけだったと思います。

数学

全体的に標準的な問題ばかりで難問らしい難問は出ないと思っていいですが

文章を読み設問の意味を理解し自分で考えることが出来なければ解けない問題も出てきます。

塾に通っておらず、フクトでしか自分の実力が分かっていない子は

過去問を解いて

どれくらいの難易度の問題が出るか必ず確認しておきましょう。

 

問題傾向

以下の内容を参考にするかどうかは自己責任でお願いします。

過去問を見る限り

立体図形の難しい問題が出されることはほぼないと思われます。

数学が苦手な子は

立体図形は中学1年で習う体積の公式を覚え

基本的な図形の体積を求められるようになるくらいに留め(球の体積の公式は結構忘れている子が多いと思うので試験日までに必ず確認しておきましょう)

図形問題の対策をするときは平面図形を中心にしたほうがいいかもしれません。

 

良く出題されるのは

1次関数と2次関数が合わさったグラフ問題

相似比

なんじゃないかと思います。

 

ただ、立体図形があまり出ないということを除き

これといった出題傾向があるわけではないみたいなので

すべての単元を満遍なくやる必要があります。

 

また、若葉高校を専願で受験する子は

大濠や西南を専願で受験すること異なり

勉強にそこまで自信がない子も相当数いると思います。

数学の問題を解いて

やばいかも

と思った場合は(問題が難しいだけでなく、時間も足りないという子がかなり出てくるんじゃないかと思います)

捨て問を作っても大丈夫だと思います。

確実に押さえておきたい大問1・2にある程度時間がかかってもいいから満点を狙う

それ以外は、解けそうだと思った問題から解いていく

こんな感じで解くことをお勧めします。

そんなふうに解いても結局は5割くらいしか取れないんじゃないか

と思うかもしれませんが

過去の入試結果を見る限り、

専願であれば

数学で5割くらい取れれば、他の科目がそれ以上に悪かったら話は変わってきますが、合格の可能性は十分でてくるはずです(専願の合格最低点は、受験者数によって変わってくるかもしれませんが、過去の結果を見る限りそこまで高くないと思われます)。

私立高校の過去問を解いたら難しくて心配に

国語

作文が出るかどうか気になる子もいるみたいですが、

作文は採点作業が煩わしいので、今後も出されることはないはずです。

 

個人的に公立高校入試よりも解きやすいですが

古文は公立高校の何倍も難しいです(そもそも福岡県の公立高校の古文は古文ではなくほぼ現代文ですからね)。

現代文がある程度得意な子であれば

なんとなく文章を推測することはできるかもしれませんが

そうでない子は何が書いてあるのかほとんどわからないはずです。

どうしても合格したい子は

超基本の古文単語・文法の勉強はしておいたほうがいいと思います。