勉強をしていると挫折しそうになることもあります。
挫折を避けるために、次のことを知っておきましょう。
目次
できないこともある
勉強をしても理解できないところがたくさん出てくるはずです。
理解ができずにいると、イライラしてすぐに挫折してしまいます。
頑張ろうと思った気持ちが1日で消えてしまう子もいるかもしれません。
そうならないために、
少し勉強したくらいで理解できるようにはならない
ということをあらかじめ知っておきましょう。
これを知っているだけで意外と気持ちは落ち着きます。
1回2回で覚えられなければ3回4回とやればいいだけなんですよ♪
簡単に成績は伸びない
定期テストであれば
20点・30点から
いきなり80点以上になることが普通に起こります。
暗記さえすれば理解していなくても答えられる問題が多いですし
範囲が短いからです。
しかし、実力テストの成績が一気に伸びることはあまり考えられません。
定期テストと異なり
暗記だけでは答えられない問題が多く
範囲も広いからです。
また、英語・数学は下の学年の内容を理解できていなければ上の学年の問題を解くことは難しいです。
国語に関しては、読解力が必要になるのでそれまでの勉強量がものを言います。
結果を出すには最低でも3カ月は必要
って感じでいれば、不安も減るはずです。
高校生はもっと伸びない
にも書いていますが、高校生はちょっとやそっとの勉強で成績が伸びることはありません。
少なくとも中学生の時と同じくらいの勉強しかしていなければ、成績は下がる一方だと思ったほうがいいです。
中学生の時は学校や塾の授業を聞いていればなんとなくわかったような気になっていたかもしれませんが
高校に入ってからはなんとなくわかったような気になることすらない
という子も多いはずです。
授業を聞いて一度で理解ができるなんてことは
高校では基本的に起こらないと思ってください。
授業を受けた後にしっかりと復習し、習った内容を自分のものにする努力が絶対に必要になります。
伸び悩む時期が来る
ある程度勉強を続けることができれば少しずつ成績が伸びてきます。
4月に偏差値45くらいだったとしても
本気で努力をすれば夏休みには偏差値55前後くらいにはなります(中学生の話です、高校では半年で45から55くらいになることは滅多なことではないと思います)。
しかし、それ以降は偏差値50台中盤を行ったり来たりすることが続き、伸び悩むこともあります。
12月ころになってもなかなか思うような結果を出せないかもしれません。
これは誰にでも起こりうることです。
伸び悩みの時期は「何をやっても意味がないのでは?」と不安になるかもしれませんが
ちゃんと勉強をしていれば成績は伸びます。
伸び悩みは
飛躍のための充電期間
くらいに思って
普段通りの勉強を続けましょう。
急に成績が下がった
単元別ミニテストはできるが定期ができない
ミニテストは出るところがピンポイントで分かりますし
問題自体が簡単ということも多いです。
なので、普通にやっておけば満点が取れて当たり前のものです。
一方
定期テストは範囲が限られているといっても、ミニテストと比べればかなりの広範囲になります。
1日2日の勉強でミニテストと同じように高得点を取ることは無理です。
ミニテストでは取れるのに定期テストでは取れないと悩んでいるのであれば
何が原因でそのような結果になっているか、考えてみてください。
原因が単なる勉強不足だけなら、勉強量を増やせばできるようになるはずです。