福大に合格するなんて夢のまた夢・・・
そんなふうに思っている人は考え直してください。
私立大学は難化傾向が続いていますが、本気で頑張ればどうにかなります。
目次
基礎単語を完璧にする
福大英語で5割前後(それ以下含め)しか取れないのであれば、まずは、ターゲット1400を完璧に暗記してください。
これは必須です。
1400を完璧にすれば福大の英文読解で単語の意味が分からずに問題が解けないということは99%なくなります。
他の科目は「コロナ禍」に一から勉強を始める人にお勧めな参考書を紹介しているので、そちらを参考にしてください。
自分の実力や志望校の入試レベルに合わない参考書で勉強をするのはやめましょう。
ターゲット1900は使うな
ターゲット1900を改めてチェックましたが、共通テスト対策であれを使うのはやめたほうがいいと思います。
偏差値60以上を安定してとれ、難関私立も目指すというのであれば1900のほうがいいかもしれませんが、
共通テスト・西南・福大レベルの英語ができればいいなら間違いなく1400
進研模試で偏差値50にも達していないのであれば、ほぼ間違いなく基本語彙が足りていないので、1900なんかやるよりも1400です。
「学校で1900を使っているから」
「定期テストで点数が取れなくなるから」
というような理由で1900を使っている人は危ないと思います。
大学受験に本気で取り組んでいる人は改めて自分がやるべきことを考えないと…
難しい単語を覚えたら合格できるという分けではないので…
センターなら1400を完璧にしておけば、少なくとも単語がわからないから問題が解けないということはほぼ起こりえません。
1400を完璧にしたのにセンターで160点未満というなら、それは単語の問題ではなく文法・読解に問題があるだけです。
何度も強調しますが、難しい単語をたくさん覚えたからといってセンターで高得点が取れるようになるというわけではありません。
「勉強しているのに成績が伸びません」って言っている高校生はこういう部分に気づいていないんだと思います。
中学の時のように、塾が言うことに従っていればそこそこの高校に合格できてしまうのとはわけが違うんです。
学校で利用しているか、ただそれだけの理由で何も考えずに言われた通りのことをやってはいけません(もちろん、学校の教材がダメだと言っているのではなく、自分に合わないものを使ってはダメという意味です)。
何をすればいいか、自分で考えるんです。
これは、今中学生で、大学受験を考えている人にも言っています。
中学生のうちから勉強のやり方を身に着けてください。
福大の英語の問題を解くために必要な時間
あの問題なら
かなりできる人なら20分
そこそこ英語ができるなら40分
普通の人でも60分
英語がすごく苦手な人は20分(分からないから早く終わってしまう)
くらいで終わると思います。
ものすごくゆっくりと丁寧に文章を読むことが出来るので、共通テストのような時間との闘いにはなりません。
なので、ゆっくりと時間を掛ければなんとか問題がとけるなら、模試で5割に届かない人でも7割以上は狙える可能性があります(基礎が出来ていなければ簡単な福大の問題でも5割以下になります)。
あとは、福大の問題は難易度の差が意外と激しいです、ある問題では8割取れたのに、別の問題では5割しか取れないということもあるはずです(ただ、実力があれば点数は安定します。差が激しいのは実力がない証拠です。実力がある人は安定して9割以上取れます)。
一般選抜で受験する場合、合格の可能性を少しでも高めるためにあの日は受験しておいた方がいいことは言うまでもありません。
さらにあとは、まじめに勉強してきたのになかなか成績が伸びない子も最後まで必死に努力をしてください。
入試直前1か月前まで(12月初旬)、過去問で合格点を取るどころか50点以下しか取れていなかった子が福大だけでなく西南にも合格した子がいます。
ただ、この子は点数は伸びていなかったのですが、講師の立場から見れば実力がUPしているのは明らかでした。
入試直前に「今まで全く分からなかった英文が、急に分かる、分かる、分かるんです」と、このように言っていませんでしたが、すごくうれしそうに言っていたのを覚えています。
大げさではなく、つい1週間前までは全く分からなかった英文が急に見えてくる、というようなことはたぶん起こります(私も似たような経験をしたことがありますし、耳にすることもある)。
ダラダラ適当にやってきた子が、急にできるようになるということはありませんが(これも、講師から見れば実力が変わっていないこと、成績が伸びないであろうことは分かる。当然、かなりの偶然がない限り合格は無理だということもわかる)
本当に頑張っている子は入試直前ぎりぎりになって急にできるようになることもあるんだ、ってことは覚えておいてください。