英語は数学と同じように積み上げ型の科目です。

勉強をさぼってきた子は相当の苦労をすると思いますが

中学で習う英語はそこまで量が多くないのでいくらでも挽回はできます。

諦めることなく最後まで頑張ってください。

公立高校受験対策

 

英語が苦手な子

1・2年の時に勉強をさぼってしまい

まったく英語ができない子が最初にやるべきことは

単語の暗記

です。

中学3年に進級する前にできる限り単語を覚えてください。

 

どの単語を覚えればいいかわからない子も多いはずなので

とりあえず覚えておいてもらいたい単語をPDFにまとめたので利用してください。

英語をさぼってきた高校受験生最初の英単語

まずはこれらを完璧に覚えてから文法の勉強に入ってください。

中学英語が得意になる勉強法

市販の単語帳

  • 中学版システム英単語
  • ランク順中学英単語1850
  • 短文で覚える英単語1900
  • でる順ターゲット1800

などの単語帳がありますが

公立高校が第一志望の子には不要です。

中学生の英語」に書いていることを普段からしているなら

実力テストで分からない単語が出てくることはあまりないはずですし

知らない単語が出てきたとしても

それを知らなくても問題に影響するような単語ではないはずです。

仮に単語帳が必要とする場合があるとするなら

勉強をさぼってきた子がイッキに単語を覚えたいというときくらいです。

ただ、そんな子も単語帳を使うのではなく

教科書の後ろにある単語の索引を利用し

知らない単語を辞書で調べて覚えていく方がいいんじゃないかと思います。

繰り返し言います。

単語帳は

お勧めしません

単語帳を使うくらいなら上のPDFを利用したほうが手っ取り早いです。

 

市販の単語帳は不要ですが

模試や塾の授業の長文で出てきて分からなかった単語をまとめる

自作の単語帳

は作っておくことを勧めます。

1学期は定期テストの勉強が中心

部活をやっている子は時間に余裕がないはずなので

1学期は「中学生の英語」に書いてあるやり方で

定期テストに向けた勉強をするだけで十分だと思います。

無理をするのではなく、学校の授業を完全に理解するように心がけてください。

 

部活やクラブに入ってなく

時間に余裕がある子は

夏休み以降にやっておくべき内容を前倒しで勉強しても構いません。

夏休み~年末

塾に通っている子は塾のカリキュラムに従って勉強をすればいいので

何を勉強すればいいか迷うことはないと思いますが

通っていない子は迷いまくると思うので以下を参考にしてください。

 

夏休み期間中は

最低でも1・2年と3年の1学期までの復習を完璧にしてください。

いくつかお勧めの参考書があるのですが

ここでは

きちんとこれだけ公立高校入試対策問題集

を紹介しておきます。

高校進学後のことを考えしっかりと文法を身に付けておきたい

という子は

『スーパーステップ中学英文法1~3年』

これ↓

も使ってください。

1996年に出版されてからずっと改定がされていなかった参考書ですが

2021年2月8日に改訂版ではなく新しく作り直したものが出版されるみたいです。

今までのでは

難しくなる中学英語

に対応できなくなったからなんでしょうかね?

 

『スーパーステップ』の使い方ですが

『きちんとこれだけ』とうまくリンクさせて勉強ができないので

本の最初の方に書いてある

「この本の特徴と使い方」

をしっかり読んでから使い方を把握し

1日6~8ページくらいのペースで

最初から読んでいってください。

これをしっかりと読んで文法を理解し必要事項を暗記すれば

公立高校入試の英語で分からないことはなくなりますし、

中学生の内から「品詞・文型」を意識した勉強ができるのでかなりお勧めです。

 

以上の内容が終わったら

高校入試「解き方」が身につく問題集

に移ってください。

少し難しい問題集かもしれませんが

『スーパーステップ』をしっかりとやっている子が挑戦するにはちょうどいいと思います。

 

定期テストの勉強にも時間を使わなくてはならないので計画的に勉強をし

12月末までにこれらをしっかりと終わらせましょう。

 

 

『スーパーステップ』を使って勉強するのはちょっと…

という子は

上で紹介した参考書を使わず

完全攻略高校入試中1・2の総復習

完全攻略高校入試3年間の総仕上げ

の2冊を使ってください。

この2冊をやっておけば偏差値50台中くらいの高校までなら何とかなるはずです。

リスニング対策

リスニング対策は過去問を解く程度で大丈夫です。

解くときに注意する点は

 

質問があらかじめ問題に書かれている問題

それが英文で書かれているなら問題が始まる前に日本語に訳しておく

 

質問が問題に書かれていない問題は

クエスチョンの最初をしっかりと聞き

何を問われているかを把握する

 

この2点です。

 

後は

問題を聴いているときにいちいちメモを取らず

取らず

ですよ

ネットで検索すると

メモを取れ

という分けの分からないことを推奨するものが多いです。

 

リスニングは

集中して英文を聴き

内容を覚えようとする

メモなんか書いていたら途中で内容が捉えられなくなりますよ!!

 

まったく英語ができない子は内容を覚えることもメモをすることもできませんが

しっかりと勉強をしてきた子は

メモをするのではなく内容を覚えるようにしてください。

そっちの方が確実に正答率が上がります。

 

英文は2回読まれると思うので

1回目の質問で何が問われているかをしっかりと抑え

2回目で答えを書く

 

 

こんな感じです。

 

リスニングは

単語をちゃんと覚え

英文を後ろから訳すのではなく前から訳す癖をつけていれば

上記のことに注意しながら過去問を5~7年分解けば簡単に解けるようになるはずです。

 

それでも不安という子は

同じ音源の英文が過去問に載っているはずなので

それを見ながら真似してください(シャドーイングは難しくてできないはずなのでスクリプトを見ながら真似をしてみてください)

 

こうやればいきなり聞けるようになる

とういような魔法の勉強法はありません。

普段から継続して努力してください。

リスニングの解き方

過去問

年が明けてからは理科・社会に勉強時間の多くを割いていきます。

だから、英語はこの時点でほぼ仕上げていなくてはいけませんよ。

英語は自分が住んでいる地域の過去問を5~7年分くらいを解いて

分からない単語・熟語が出てきたらそれらはすべて覚える。

塾に通っていない子は学校の先生にお願いして英作文などの添削をしてもらう。

くらいにしておきましょう。

それだけだと少し不安という子は

『全国高校入試問題正解 分野別過去問』

を使ってください。

ただし、『問題正解』すべてを解いている時間はないので

自分が必要だと思うところだけ解くようにしてください。

公立高校入試の過去問