フクト

フクトを中心に模試について以下の順で書いています。

  1. フクト偏差値
  2. どれが信用できる(質が良いの模試は?)
  3. フクト+過去問
  4. 何年生から受けるべきか
  5. 会員になるべきか
  6. フクトの対策をするべきか
  7. 塾に入ってもフクトの点が上がらない
  8. 志望校選択
  9. フクト直前模試

2018年福岡県私立高校入試情報」と「2018年福岡県公立高校入試情報」も参考にしてください。

また、2018年に「福岡県入試そっくり模試」が行われます。申し込みをするのが若干面倒ですが、貴重な模試です。時間的に余裕があれば、できるだけ受験することを勧めます。

フクト偏差値

フクトが終わった直後によくされる検索は「フクト〇〇点 偏差値」です。何点取れば偏差値がどれくらいになるのかを知りたいのでしょう。

しかし、何点取ったら偏差値が〇〇ということは絶対に分かりません。

平均点が170点の時に200点を取っていれば、偏差値は57くらいになります。

200点の時に200点を取れば偏差値は50になります。このように平均点によって偏差値は変わるので結果が返ってくるまで偏差値は分かりません。

受験生が偏差値を意識するのは仕方がありません。

しかし、偏差値はあまり気にする必要はありませんし、判定も気にする必要はありません。

私の塾生も去年の2月のフクトでD判定の生徒が普通に合格しました。

例年はE判定で合格する生徒もいます。なので、自分が合格できるかどうかは過去問を利用してください。

偏差値1アップは何点必要か

「ふくと偏差値2アップとは」という検索がされていました。「フクトで偏差値を1上げるには何点取る必要があるのか」ということを知りたかったのだと思います。

5教科合計だと5点ごとに偏差値が1UPすると思ってくれればいいです。

平均点が160点の時、160点を取れば偏差値50、170点を取れば52になることが多いです。

難易度は

数年前までは入試本番よりもフクトのほうが明らかに難しかったです。

今は、少なくとも平均点においては、本番とあまり変わらなくなってきています。

どれが信用できる(質が良いの模試は?)

フクト・県模試・ブロッサム、その他大手塾で行っている独自の模試どれを受ければいいのか悩んでいる人がいると思います。

公立高校入試と難易度・出題形式が異なる塾独自の模試(そっくり模試は除く)の合格判定はほとんどあてにならないので、フクト・県模試・ブロッサムのいずれかで自分の位置がどの程度かを判断する必要があります。

母数を考えたらフクト、問題の質(採点の質)を考えたら県模試・ブロッサム一斉模試を受ければよいと思います。

「母数が少なくても過去のデータをもとに計算しているから母数は関係ない。だから県模試の方が良い」という人もいますが、私はそうは思っていません。

塾に通っていない人は誰でも気軽に受けられるフクトを受ければいいと思います。

県模試を受けるためだけにわざわざ塾に入る必要などありません。

指導者の中には模試から全く同じ問題が出る可能性もあるからできるだけ多く受けるべき、という人もいると思います。

100%確実に模試から出題されるのなら全てを受けたほうがいいかもしれませんが、同じ問題が出題されるかどうかなど全く分かりません。

そもそも、真面目に勉強をしていれば同じ問題が出題されなかったとしても普通に点数は取れます。

「もしかしたら出題されるかもしれない」と、確率が低いことを気にしてすべての模試を受けたいと思う精神的弱さを持った人は合格が難しいと思います。

模試によって偏差値が違う

受験する生徒が違うし、問題が違うので偏差値が違うのは当然です。

本当に実力のある人ならどちらを受けてもA・B判定を取れると思います。

中途半端な実力しかない場合はB~D判定で波が出ると思います。全く勉強をしない人はどちらでもDかE判定でしょう。

いずれにしろ偏差値や判定は参考程度にする数値です。

試験に慣れたり、自分が苦手なところを捜すことなどに模試は利用してください。

フクト+過去問

上でも書きましたが、「フクトと県模試のどっちが信用できるか?」と悩む必要はありません。

どちらも所詮は模試です。

本番と全く同じ問題が100%出るというのであれば話は変わりますが、模試と入試で同じ問題が出ることなどほとんどありません。

「いやいや、今年は模試と同じ問題が出たよ」などといっても今年はたまたま出ただけかもしれません。

来年も再来年も模試から同じ問題が出るなどかは分かりません。

仮に特定の模試から毎年必ず本番と同じ問題が出題されるというようなことがあれば、何らかの不正が裏で行われているはずです。

公立高校受験の模試はあくまでも自分が他の生徒と比べてどのくらいの位置にいるのか、どの高校なら合格の可能性があるのかを客観的に知るためのものです。

合格するために大切なのは模試ではなく過去問です。

過去問を解いて自分が取った点数とその年の平均点を比べたほうが、合否の可能性が分かります。

平均点が180点だったときの過去問を解いて、170点だったら偏差値が48前後の学校が目安に、200点だったら偏差値が54前後の学校が目安になります。

このような判断もできます。模試の偏差値で合格の可能性を判断するよりもよっぽど信憑性が高いです。

模試を受けるなとは言いませんが、模試の結果ばかりを気にしすぎている人が多すぎです。

偏差値が少し下がったくらいで子供を叱ったりする親もいるようですが、そんなことで怒ることよりも、どうして偏差値が下がってしまったのかの原因を考えるべきです。

単純なミスで点を下げてしまったのか。理解ができない箇所があったから点が下がってしまったのか。時間配分を間違えたから問題が最後まで解けなかったからなのか。

こういうところを調べ、次のテストまでに同じミスをしないように修正するのです。

それが模試の使い方だと私は思います。

フクトのやり直しをするだけでトップ公立高校行けるか

いけなくはないですが、少なくとも直近3年くらいの過去問をこなしてからにしてください。

フクトは可能な限り福岡県の公立高校入試に合わせて作成していますが、完全にそっくりというわけではありません。

どうせ復習をするなら県模試の過去問を復習したほうがよいと思います。

参考:過去問の利用法 

何年生から受けるべきか

「フクトは何年生から受けるべき」という疑問を持たれている方も多いと思います。

私は、勉強を本気で頑張っているなら1年生からでも受けて良いと思っています。

逆に、定期テストで平均点以下を取ってしまうくらいの勉強しかしていない人は、受けても意味がないと思います。

会員になるべきか

中学1・2年生は年に5回、中学3年生は年に10回あります。

会員になれば割引される(年間で申し込みをすればかなり)されるので申し込もうか迷っている人もいるはずです。

塾によっては生徒に年間申し込みをさせるところもあるみたいです。

しかし、私は、毎回受ける必要は無いと思います。

私の塾では中学1・2年生は5教科受験をする8月・12月・3月(第2・4・5回)。中学3年生は8月(第4回)と12月以降に行われる第8・9・10回を受けています。

この時期に受ければ定期テストとかぶることがないので、子どもの心理的負担が減ります(2学期制を採用している中学ではどの時期に被るかは分かりません)。

また、受験の意識が少ないときに受けてもただ受けるだけで終わってしまう可能性が高いので、中学1・2年生は第5回だけを受験してもいいと思います。

フクトの対策はすべきか

受けると決めたのであればすべきです。

ただし、中学1・2年生の場合は、フクトで点数を取るために対策をするというよりも、学校で習ってきたことを復習するという意味合いが強いです。

中学生は勉強のやり方を知らないので復習の重要性に気付いていません。

「定期テストが終わったらもう勉強しても意味がないから復習をしない」という子が大半です。

しかし、定期テストが終わってから、全く復習をせずに中学3年に進級するとほぼすべてを忘れてしまっています。

そこで、フクトを定期的に受験することが重要になります。

フクトの対策をすることが復習になるので忘れる量を減らすことができます。

中学1・2年で覚えたことを3年の時にも覚えておけば、受験期の負担を減らすことができるので合格の可能性も上がります。

1・2年で勉強をさぼってきた人は、真面目にしてきた人に比べ暗記をするのに時間がかかる原因の一つがここにあります。

塾に入ってもフクトの点が上がらない

(中学3年になってから)塾に入ったのにフクトの点数が全く上がらないという悩みを持っている親もいると思います。

私が実際にその子を見ていないので、成績が上がらない原因は分かりません。

考えられうる原因をいくつか挙げておきます。

  • 子のやる気がないのに無理やり塾に入れただけ
  • 塾が勉強をさせきれていない
  • 勉強が極端に苦手

何が原因で点数が上がらないのかは分かりませんが、塾に通って3~6か月で成績に変化がなければその塾に通い続けても、受験直前期に急にやる気が沸き起こってきたりしないかぎり、成績が伸びることは考えにくいです。

参考:学習障害(LD)

志望校選択

トップ校一本に絞っている人や特定の高校に行くことを昔から決めている人を除き、志望校を選択するのはいつがいいのか迷うと思います。

8月はまだ早い

8月のフクトの時点で思うような成績が出せず、やる気がなくなり志望校を下げたり、「私立高校でもいいや」と思い受験を半ば放棄する人もいます。

しかし、夏休みに頑張ったのであればまだまだ諦めるのは早いです。特にそれまで努力をせずにだらだらとしていた人が夏休みになってから急に頑張りだした場合は絶対にあきらめるのは早すぎます。

勉強を始めてから成績が伸びるまでは1か月では無理な場合が多いです。少なくとも3ヶ月は様子を見てください。

8月に偏差値が40台前半でも、努力をし続ければ公立高校入試本番の2月には偏差値50台後半くらいにはなることが多いです。

人によっては偏差値60台後半になることもあります。

何が言いたいのかというと、志望校を決めるのはまだまだ早いということです。

8月の偏差値が低かった人は成績を伸ばすために何をすればいいのかをテストの結果から確認してください。全く勉強をしてこなかったことで基礎ができていないのであれば、英語・数学は1年生の初めからやり直す必要があるかもしれません。

社会・理科は特定の単元が苦手だということが分かれば、その分野を中心に勉強をすれば効率的に成績が伸ばせるはずです。

逆に成績が良かった人も注意してください。

8月に偏差値60台だったにもかかわらず12月頃になると55以下になってしまうことが良くあります。周りの人が努力をし始めるので今までの努力では成績が伸びるどころか下がってしまうのです。

8月の成績が良いことで調子に乗ってしまうことの内容に気を引き締めてください。

1月末で十分

もし、行きたい高校があって、8~12月のフクトの結果がD・E判定だったことで仕方なく志望校をワンランク下げようとしている人は少しだけ待ってください。

その高校に本当に行きたいという気持ちがあるなら、まだまだ合格の可能性があるかもしれません。中学生は受験まで残り1・2か月で劇的に成績が伸びます。

努力が結果に現れていない原因を探り、何をすれば残りの期間で合格に達することができるかを考えてください。

E判定でも合格の可能性のあるE判定、合格の可能性がほぼゼロのE判定があります。もし、あなたが塾に通っているなら塾の先生に聞いてください。生徒が残りの期間でどれくらい伸びるかの把握は塾講師ならできているはずです。

私の塾では12月・1月のフクトでD・E判定をとったとしても、合格の可能性が高いと思った生徒には「受験しないことで後悔するなら、仮に不合格になったとしても自分が受験したい高校を受けなさい。それに、合格の可能性は十分ある。」というようなことを言います。実際にD・E判定で受験して不合格になった塾生はほとんどいません。

※ 入学後、授業進度についていけなくなっては元も子もありません。英語・数学が苦手でD・E判定を取っている人はワンランク下げる方がいいかもしれません。

参考:中学生が受験校を決める時期